インタビュー
INTERVIEW
目黒様合格インタビュー3
浜松医科大学医学部ほかに合格された目黒さんと、担当講師の永島行平講師に究進塾代表の並木がインタビューしました。
客観的に分析ができた物理
並木:ちなみに物理はどんな感じだったんですか?
目黒:物理も最初は分野別で、重要な問題をやって、あとから化学と同じように過去問演習をやりました。
並木:同じような時期?
目黒:ちょっと物理のほうが遅かったです。
永島:物理は、どうしても覚えたくないみたいな分野があったので、それでもネチネチやってました。
並木:どの辺の分野ですか?
永島:原子分野ですね。
並木:あんまり好きじゃない?
目黒:好きじゃなかったですね。でもあんまり出ないから。
永島:でも出たけどね。
目黒:結局そのまんま出たんですけど。
並木:そっか。結局浜松にはそのまま出たのか。
目黒:そうですね。
並木:じゃあやっぱりよかったですね。そこでやっていたことが。
目黒:よかったです。
並木:物理もプリント中心ですか?
永島・目黒:プリント中心ですね
目黒:やっぱりちょっと難しめの問題を選んで?
永島:化学より難しいやつを選んでました。
目黒:化学より難しかったですね
並木:で、10月くらいから志望校の過去問に入りだした?
永島:そうです。意外と大学によっては満点近くとってたりもしてたので、効果が出ているところはあります。物理は難しいんですよね。かといって、慶応大学とか30点しか取れない、みたいな。
目黒:そうですね。最初やった時は結構…。
永島:あ、ダメか。みたいな感じ。
目黒:3割くらいの時もありましたね。
並木:それは今振り返ると何が原因だったんですか?
永島:物理って、大学ごとに出方が全く違うんですよね。慶応受けたいんだったらもっと前から慶応の物理を浜松医科みたいにやっておかないと無理ですね。
並木:でも本番は、慶応もわりと手ごたえあったんですか?
目黒:そうですね。本番は早稲田より慶応のほうが手ごたえがありました。
永島:それは初めて聞きました。それは良かったです。結局一番大きいのは、センターでこけちゃったからいろいろ受けなきゃというのが、うまく踏み台になったんでしょうね。
並木:ステップアップできた。
目黒:そうですね。
永島:最後2ヶ月、本当にうまく階段を登れたんだと思います。
並木:センター後がすごくいい流れができていますよね。
永島:溜め込めてたんでしょうね、そこまで。それが一気に集約されていた時期なんでしょう。おそらく上智とか私立受けている時に、その試験問題で勉強になったことも結構あったんじゃない?
目黒:結構ありましたね。追い詰められてたので。その時期。
永島:その時にやったことが潜在的にも集約されてたんだと思います。
目黒:そうですね。あと3日で入試、みたいなそういう日程がずっと続いてたんで。
永島:でも問題をぱって見たときに、予測通りの問題だったから。慶応は熱でとか早稲田は波動で、とか。
並木:それは永島先生も予想されていたんですか?
目黒:予想されていましたね。
永島:早慶の物理はみんな予想してます。
並木:それはすごい結果でしたね。
目黒:流れがよかったですね。
並木:永島先生の物理の授業で何が一番良かったと思いますか?
目黒:永島先生の授業でよかったことは、過去問をやって自分の各大問の得点率を出して、もっとここ取れたよとか、そういうのを客観的に分析できたりすることだと思いますね。
並木:それは授業内で?
目黒:授業内でやって、指摘を受ける、みたいな。僕は授業前に過去問を解いていましたね。
並木:なるほど。それを永島先生が採点をして、その結果について分析してくれる?
目黒:そんな感じですね。
永島:9月くらいだったか、実力がここまであるはずなのに、落としちゃダメでしょみたいなことが毎回必ずあったので、そこをチクチク言っていました。
並木:なるほど。それはちょっとずつ修正をしていった感じですか?
永島:そうですね。焦ると問題集をやらなきゃとかいろいろ思い出して、やることが散らかっちゃうと思うんですけど、一番わかりやすい方法だと思うんですよね。実際の過去問をやって、取れるはずの問題がこれだけあるんだよ、って。だから新しく力を身に着けるんじゃなくて、今だったらここが解けなきゃいけないのに解けなかったっていうところだけを集中してすれば取れるようになるし、すぐ効果が出るんですよ。
並木:なるほど。それは試験の制限時間と同じ分量同じ時間でやっていたんですか?
永島・目黒:過去問はそうですね。そのまま制限時間通りに。
並木:なるほど。そうすると、もうわかりますもんね。合格点までの距離が、今回はいってたとか、今回は足りなかったとか。
目黒:そうですね。
永島:結構一番焦っている子が安心するんですよね。自分はちゃんと解けていたら合格ライン持ってたんだって。安心感があればそこを重点的に勉強に集中できますし、そこだけやればいいとか、そこだけ意識を変えればいいとか。
並木:なるほど。
永島:普通現役生ってそういう修正ができないまま突っ込んじゃうんですよね。浪人生は特にそうで、知識が足りない実力が足りないとかじゃなくて、心の持ち方とか、解けなきゃいけない問題はここなんだとか、っていう認識ですかね。そこをちょっとずつ修正していく。
並木:そういうのは安心感は授業受けると毎回見えてくる?
目黒:はい。距離が測れるというか。
並木:それはいいですよね。
目黒:そうですね。
並木:わかりました。あとは目黒君から物理、化学についてなにか感想で言ってないこととかあります?
目黒:言ってないこと…。特にないです。
永島:じゃあ僕から。もうちょっと早く言うことを聞きましょう。
目黒:(笑)
永島:原子分野絶対出るよってうるさく言ったのに。
目黒:一応やりましたけどね。試験12時間前に。
永島:やらないと絶対落ちるよぐらい言ってたんですよ。
並木:でもそこは後回しっていう感じになってたんですか?
目黒:まぁそうですね…。
永島:たぶん単に好きじゃなかったんだと思います。好き嫌いはっきりしてましたね。
並木:なるほど。じゃあそこは永島先生がいて良かったですよね。
永島:まぁそうですね。医学部に入ったら教授の言うことはちゃんと聞くように。
目黒:はい(笑)。
- Part.1 自信のなかった化学を伸ばすことができた!
- Part.2 正誤問題のプリントの束をお正月の宿題に
- Part.3 客観的に分析ができた物理