究進塾

インタビュー

INTERVIEW

若林様合格インタビュー3

崇城大学工学部宇宙航空システム工学科航空操縦学専攻に合格された若林さんに究進塾代表の並木がインタビューしました。

尾川先生の面接対策について

並木:尾川先生の面接指導は何回受けたんですか?

若林:3,4回くらい受けました。

並木:数としては少ないとは思うけど、効果はありましたか?

若林:はい。本番さながらでやってもらいました。結構厳しめにやってもらったので、本番は和やかな雰囲気でした。

並木:なるほど。

若林:就職試験の面接並みに厳しくやってもらいました。

並木:流れとしてはどんな感じでした?最初に志望動機とかを見てもらいました?それともいきなりまずやってみるという感じだったんですか?

若林:僕の場合は、話すネタを自分で考えてきました。学校に配られるベネッセの面接資料があるので、学校でそれを入手して、この大学で過去に聞かれたことをピックアップした紙を尾川先生に渡しておいて、一緒に考えていくというスタイルでした。

並木:じゃあ最初は一緒に「これはなにを答えようか」みたいなのを相談に乗ってもらっていたという感じ?

若林:はい。最初の1時間はそれで終わりました。 それで次の授業で模擬をやるという流れでした。

並木:それで次の授業で実際にやってみたら、ダメ出しはされました?

若林:そうですね。例えば声が小さいとか、もうちょっとはっきり喋るとか。あと面接室の入り方とかですね。教室の入り方とかも分からなかったので。例えば、どっち周りから入るとか。荷物を左右どっちに置くとかがあるというのは聞いていたので、そういうことも教えてもらいました。

並木:答える内容については、なにか修正がありました?

若林:ありました。例えば言い方ですね。おばあちゃんじゃなくて「祖母」、母親じゃなくて「母」とか。日常的にはポロっと言っちゃいそうな言い方を直してもらったりしました。尾川先生は元アナウンサーなので、言語的なことは厳しく見てもらいました。

並木:それで実際「じゃあやってみましょう」という形で、何回も練習したんですね。

若林:はい。

並木:本番で聞かれた内容は近い内容でした?

若林:基本的なことしか聞かれませんでした。「なんでパイロットになりたいのか」とか「なんでうちの大学に来るの?」とか。ただ「なんで来るの?」に対しては、崇城独特の空港キャンパスがあるから、とか、国内で全てのライセンスが取れる、というのは強調して伝えました。

並木:そこは事前に想定していた通りでしたね。ちなみに、どうしてパイロットになろうと思ったの?

若林:小学生の時に見たドラマに憧れてなりたいというのと、裏方の力も合わせて、みんなの力で一台の飛行機が飛ぶっていうのがすごく感動的だったので。

並木:なるほど。それはじゃあ一番大事なところだから、事前に尾川先生にも伝えていたと。この部分に対しては尾川先生から手直しはなかった?

若林:言い回しだけですね。

並木:それで直接本番の入試での反応はいかがでしたか?

若林:そうですね。結構好印象でした。あとから聞いた話だと、面接の印象は「東京の中で一番良かったかもしれない」と言われて。

並木:それはよかったね。

若林:はい。東京では二人しか受かっていないので。

並木:全員で5人?

若林:4人です。あとは大阪と熊本で一人ずつ、東京二人ですね。

並木:そっか。それは結構大変だったね。

若林:そうですね。予想していたよりも厳しかったです。

並木:じゃあ結構尾川先生の指導で、だいぶ本番はそこまで緊張せずに?

若林:そうですね。当日の試験は、数学も面接も適性試験も全く緊張しませんでした。

並木:じゃあやっぱりそこはやっておいて良かったんだね。

若林:良かったですね。あとパイロットとかだと咄嗟の判断というのがかなり大事なので、不意打ち質問はくるな、とは思ってました。医学部とかでもあると思うんですけど、不意打ちの質問を考えるために、面接のノートは作ってましたね。

並木:例えばどんな内容?

若林:最初は東海大学が第一志望だったので、志望していた別の学部の面接で聞かれた内容を書いてました。例えば医学部、看護学部、あと航空宇宙学のほうの質問も全部想定して書いていました。

並木:なるほど。実際は想定外の質問はきた?

若林:予想していたようなことはこなかったですね。

並木:でも実際はかなり入念に面接対策をやっていたんですね。

若林:はい。あと友達で東京歯科大学を受験した人がいたので、東京歯科で聞かれた問題もノートに書きました。

並木:どんな質問?

若林:「なぜあなたは物理を選んだんですか?」という質問でした。友達が理科を一科目選んでいたので「なぜ歯科なのに生物じゃないの?化学を履修しているから化学でしょ?」っていう質問に合わせて(自分は)「なんで数学なの?」とか、あと9月にパイロット特別入試があるんですけど「なんでこれ受けなかったの?」とか。まぁそれは実際聞かれたんですけど。

並木:なんて答えたんですか?

若林:数学が得意で、小論文はあまり得意じゃないから時間をかけたくなかったから、と答えました。あと東海の医学部推薦とか聖マリアンナの推薦とかを受ける予定の友達がメディカルラボに通っていて、その面接対策で聞いた情報をもらったり、一緒に面接の練習は結構していました。夜に電話で面接の練習もしたりしていました。

並木:それだけの熱意があったってことですね。

若林:そうですね。あとは話すのは好きだったんですけど、話を盛り上げることができていなかったので、どういう風に盛り上げているのかを知るために、ラジオは結構聴きました。

並木:面白い対策ですね。

若林:はい、話のつなげ方とか、愛想よく喋るとか。笑顔をつくる練習も結構しました。

並木:尾川先生の授業にも通じるところですね。

若林:はい。あと適性試験のことも聞かれてもおかしくなかったので、もしかしたら飛行機関係の適性試験が来るかもしれないと思って、崇城大学が持っているフライトシミュレーターを実際に置いているお店があって、そこに行って計器の見方とかも全部教えてもらいました。

並木:それは東京にあるんですか?

若林:錦糸町にあります。

並木:じゃあそれも予習として行ったんですか?

若林:はい。どういう適性試験が来てもいいようにしておきました。

並木:しっかり準備ができていたんですね。確かに話を聞いていて、そこまで十分に準備していたのが勝因でしょうね。