究進塾

インタビュー

INTERVIEW

保坂様 合格インタビュー

お名前

保坂様

合格した高校

東京都立大江戸高等学校

受験した年度

2025年度入試

 

過ごしやすい授業環境、授業の中で身についた知識

尾川:東京都立大江戸高等学校に見事合格された保坂さんにお越しいただきました。改めて合格おめでとうございます。

保坂:ありがとうございます。

尾川:最初の質問ですが、どこで究進塾を知りましたか。

保坂:母がインターネットで調べてくれて、究進塾に出会うことができました。

尾川:実際に体験授業を受けたときの感想を教えてください。

保坂:体験授業で教室に入ったときの第一印象は生活感があるような親しみやすい空間だと感じました。適度に緊張がほぐれるけど、気を抜きすぎず、適度な緊張感を保っていられるなと思いました。それから尾川先生がとても優しい方だったので、変に緊張せずにリラックスして授業を受けられたのがとても良かったです。

尾川:授業が始まってから、ご自身のどんなところがどういうふうに変わりましたか。

保坂:僕は小論文と面接を受講しましたが、小論文については「ら抜き言葉」や「です・ます調」「だ・である調」などの表現について、改めて知識をつけることができました。面接については、僕が早口なので、それに対する対策や声の張り方、入退室時の姿勢などについて教えてもらいました。授業中は分からないことや苦手なところを積極的に質問することができました。高校生活での目標の一つに「その日のうちに苦手をなくす」ということがあるので、積極的に質問できたことはその目標を達成するための第一歩になったと思います。

尾川:文章は最初から非常によく書けていました。具体的には「てにをは」のミスをはじめとする 表現表記上のミスや漢字のミスが少なかったので、作文が苦手な生徒さんより少し先の段階から始めることができました。ご本人がおっしゃっていたように、「ら抜き言葉」や文末表現の常体と敬体が混同しているところが少しあったので、しっかりと直していきました。そして、段落構成ですね。

保坂:そうですね。受講する前は1つのお題に対して段落数が5つぐらいあったりとめちゃくちゃな構成でした。受講してからは自分の伝えたいことをしっかり伝えるために、意味のある段落に分けることができるようになりました。

尾川:ここは一番成長したところじゃないかなと思います。都立大江戸高校は600字指定の小論文でしたが、受講されるまではあまり考えずに段落構成をしていたところがありました。授業の中で3段落に分けようと決めてからは徹底して練習することができたと思います。

 

私立高校の面接について

保坂:面接対策は手に何も持ってない状態での入室時の練習から始まりました。僕が都立の前に受験した私立高校ではバッグを持ちながらの入室で、面接の教室に入るときに声をかけると「入っていいよ」みたいな、ちょっと気楽な感じだったのが想定外でびっくりしました。面接の受け答えでは練習したことを活かして、その場しのぎで回答するのではなく、自分に正直に答えることができました。

尾川:どんなことを聞かれましたか?

保坂:まず私立高校では「何に一番力を入れたいか」と聞かれたので、「学校行事」と答えて、その中でも特に力を入れたいものについては「修学旅行」と答えることができました。

粕川:本命の都立大江戸高校の小論文と面接試験はどうでしたか。

保坂:小論文については、過去問に似たテーマが出題されたので、ペース配分や表現方法、段落分けについても細部まで練習したことをちゃんと活かせるように取り組めたと思います。 面接では、私立高校と同じで、バッグを持ちながらの入室であったため、究進塾でもその点を想定してさらに練習をしました。その経験を活かして、入退室や受け答えについても全て自分の中では完璧と言えるぐらいできたと思います。

尾川:面接ではどんなことを聞かれましたか?

保坂:志望理由や高校でどんなことに力を入れていきたいかなど、基本的な質問をされました。特に印象に残っているのは誰にも負けないものや感動したことなどについて聞かれたことです。感動したことについては聞かれるとは思っていなかったので、多少戸惑いましたが、自分の気持ちに素直になって答えることができました。

尾川:何について感動したとお話しされたのですか。

保坂:僕が小学生の頃、弟が入院して、叔母と2人きりになったことがあったのですが、そのときに家で飼っていた愛犬が私のことを頼りにしてくれて、犬に家族として認められていたんだなと思って感動した話をしました。

尾川:それを聞いた高校の先生方の反応はどうでしたか。

保坂:皆さんすごく笑ってくれて、究進塾で受けた体験授業のときと同じように緊張をほぐすことができました。

 

どんな高校生になりたいか

保坂:先ほども話した通り、究進塾では小論文や面接の練習はもちろん、質問を積極的にすることで、学習に対する意欲の大切さに関しても学ぶことができたと思います。高校生になったら、究進塾での授業と同じように、分からないことは積極的に質問をして、分からないことや苦手なことについても、その日のうちに解決していけるような高校生になりたいと思っています。

尾川:中学生時代もしっかり頑張ったと思いますけれども、高校生になると教科書の内容も一段と難しくなります。今おっしゃったような気持ちでしっかりと臨んでください。高校生になると視野も広がって出かけていく場所も広がるので、色々な経験をして、高校卒業後は大学生、あるいは専門学校生になってもらえればと思います。

保坂:尾川先生は本当に優しくて、緊張せずに授業を受けることができました。かといって、甘やかすような優しさではなく、適度な緊張感を持つこともできる、とってもいい先生なので、皆さんぜひ入塾してください。

尾川:ありがとうございます(笑)。

 

クラスの半数は都立の推薦入試

尾川:高校の入学手続きなどは終わりましたか。

保坂:母と一緒にしました。

お母さん:合格発表の日に手続きと制服の寸法までありました。

尾川:早いですね!制服業者の方も来ていたということですか。

お母さん:そうです。

尾川:仮入学などはありますか。

お母さん:入学前説明会が近々あります。

尾川:高校からは宿題などは指示がありましたか。

保坂:特に学校からの課題は出ていないですね。入学を待つだけなのかなと思っています。

尾川:保坂さんの周りでは都立高校に行く方が多いですか。

保坂:そうですね。ほぼ都立で、私立に行く人はクラスに2、3人ぐらいです。推薦の人が本当に多いです。

尾川:私立の推薦ですか。

保坂:いえ、都立の推薦です。クラスの半分以上が都立の推薦だったので、すごく多くてびっくりしました。

尾川:保坂さんと同じ高校に行く友達もいますか。

お母さん:大江戸は推薦がないので、あまりいません。

保坂:そうですね。大江戸高校は一般受験のみなので怖いという人が多かったです。中学には僕と同じく受験する友達が2人いたので、一緒に頑張りました。

 

桜色の画面で合格を確信

お母さん:今どきは合否がネットに載るじゃないですか。場合によっては自分のタイミングではなく、勝手に切り替わって結果の画面になるので、それが嫌でした。それで発表当日の掲示板を見に行こうと思っていたら、中学校の先生から「早く見ないとダメ」と言われ、ネットで確認しました。

保坂:掲示での発表は9時半でしたが、それよりも前に合否の発表を中学校に伝えなきゃいけなかったんです。それで母とスマホを手で隠しながらちょっとずつ見ていったら、合格できていました。

お母さん:画面が桜色だったんだよね。

保坂:はい。それで合格を確信したんですけれども、希望している1部(午前部)かどうかが分からないので、一気に下までスクロールして確認したら見事1部に合格していました。

尾川:掲示板の前で撮った写真を塾に送ってくださいましたが、ネットで確認した後に見に行かれたのですか。


―保坂さんの笑顔がとっても素敵な写真を送ってくださいました。(背景は個人情報保護のためイメージでお届けします。)

お母さん:そうですね。ネットで確認した後に改めて見に行きました。

尾川:そうでしたか。あの写真、本当にいい写真でしたよね!

お母さん:「1部だー!」って泣いて喜んで、思わずスキップしてしまいました。

保坂:すごく嬉しかったです。母と究進塾に感謝しかないです。

尾川:いやいや、私たちは結構です(笑)。お母さんにしっかり感謝してください。中学校の先生も喜んでくれましたか。

保坂:めっちゃ喜んでました!担任の先生は泣きそうになっていました。都立大江戸高校はチャレンジスクールということもあって、ほかの学校よりも倍率が高かったので不安でした。

★チャレンジスクールについての補足、2025年新設 立川緑高校についても触れる

チャレンジスクール
東京都が設置した新しいタイプの公立高校で、昼間・夜間・単位制など柔軟に学べる仕組みがあります。
入試では学力検査だけでなく、作文や面接も重視されます。
(東京都教育委員会「チャレンジスクール・エンカレッジスクール」より引用、編集。)

 

尾川:ちなみに、今年の倍率は何倍でしたか?

保坂:速報では1.27倍でした。去年より低かったですが、受験者が定員よりオーバーしていたので、不安な気持ちはありました。

尾川:都立も少しずつチャレンジスクールが増えてきています。これからの高校生活が楽しみですね。

保坂:とても楽しみです。

粕川:本日は貴重なお話をありがとうございました。改めまして、合格おめでとうございます!

尾川:おめでとうございます。

保坂:ありがとうございます。