究進塾

インタビュー

INTERVIEW

上園様合格インタビュー1

お名前

上園様

合格した大学

一橋大学経済学部、慶應大学商学部、早稲田大学商学部、中央大学法学部、明治大学法学部

出身高校

広尾学園高等学校

受験した年度

2024年度入試

インタビューQ&A

並木:合格おめでとうございます。

上園:ありがとうございます。

🔵究進塾を受講したきっかけと、最初の印象

並木:究進塾の受講を検討した理由を教えてください。

上園:数学ができなかったことがあります。最初は大手予備校の集団授業を受けていましたが、あまり合わないかなと感じて、個別に行こうと思いました。それで親が究進塾を見つけてくれて、体験に来てみたらそれがすごく良かったので、通ってみようと、受講を始めました。

並木:体験授業を受けてみて、どの辺りがよかったと感じましたか。

上園:体験授業のときは、確率漸化式を教えてもらったんですけど、学校の先生や、集団の塾の先生よりもすごくわかりやすくて「これだったら数学できるようになるのかな」と思いました。

並木:先生も覚えていますか。

金田:はい。授業の用意をしたのを、覚えています。

並木:金田先生から見て、一番最初に担当したときの印象はどうでしたか。

金田:「基礎が抜けまくってるな」って、正直感じました。「あれ、これ知らないの?」みたいな感じがあったんですよね。

並木:確率漸化式の範囲にしてもですか。

金田:何というか、受験で使うべき“道具”を知らないんですよね。受験のテクニックは全く知らないまま、ここまで来たという印象でした。だから、私が話す内容が毎回毎回新鮮で、新しい内容で、という感じでした。

 

🔵受講後に感じた変化と、授業のスタイル

並木金田の授業を受け始めてから、変化はありましたか。

上園:すごくありました。模試の成績も上がってきて、数学の問題が解けるようになった実感もあって。

並木金田先生の授業スタイルはどんな感じだったんですか。

上園:授業前テストでは、前回の復習が中心でした。授業では、一般に売っている参考書を自分で解いてきて、その解説をしてもらったり、金田先生が作成したプリントをやったりしました。

並木:その頃は、どの参考書をメインにしていましたか。

金田:最初は『FocusGold(フォーカスゴールド)』です。それを終えてから、『理系数学の良問プラチカ』に入りました。いきなり文系だと解けないので。

並木:理系の方が易しいんですか。

金田:はい。ⅠA、ⅡBのプラチカは、理系の方が圧倒的に易しいので、まず理系をやりました。実際、それは1〜2ヶ月で終わっちゃったので、それからいよいよ『文系数学の良問プラチカ』の方に入った、という形です。レベル的に、その時その時にちょうどいいところでやっていって、だんだんと積み上げていく形ですね。

並木:『フォーカスゴールド』は学校で使っていたんですか。

上園:そうです。元々、学校で『フォーカスゴールド』を配られて。

金田:せっかく配られてるにも関わらず、使いこなしてなかった状態で。携帯でもいつでも見れる状態だけど、ただ持っているだけで「全然見てません」という話になって。「いやいや、これやらないとまずいでしょ」みたいな話になって。
それで授業前テストで、その内容の復習を延々やったんですよね。で、忘れる頃にまたその問題を正確に入れて。それが満点を取れるようになるといいねっていうところだったんですけど、なかなかね。

上園:そうですね。

 

🔵授業内で感じた効果

並木:授業は、どういうところが効果があったと実感しますか。

上園:授業前テストもすごく復習になって良かったんですけど、やっぱり先生が作ってくれたプリントが、演習にもなるし、よかったなって思ってます。

金田:プリントは全部、各生徒専用に、苦手分野などを集めて作っています。プリントによっては生徒さんの名前を入れて、専用の特訓プリントみたいな形にしています。中には「名前を入れるのはやめて」っていう人もいるので、そこは配慮して作っています。

並木:上園さん専用のプリントを、オリジナルで作ったんですね。

金田:それで苦手な分野などをやりつつ、抜けている内容を復習できるようにして、何回もやっていきました。どうしても新たな“道具”を入れていくと、前にやったものを忘れてきてしまうので。うまい感じで「これ1ヶ月前にやりましたよね」って思うところを授業前テストでどーんと出して「ここができなかったね」という確認の話を、結構しましたね。

並木:では、授業前テストの内容は予告せずに。

金田:そうです。

上園:予め内容はわかってない状態で受ける形でした。

金田:ただ、前にやった授業内容はそのままテストに出しますけど、それ以外のは一応、もっと前にやった範囲からも出るかもよ、という感じですね。4題あったら3題ぐらいは、指定した範囲の中から出て、あと1題は指定範囲外のところから出題していました。

並木:じゃあその辺りは、結構抜けている可能性がある箇所なんですね。

上園:そうですね。自分が苦手なところで出題されていました。

金田:そこを入れてたので、苦手な問題は3回も4回もテストをやる、ということが出てきていました。

並木:それは効果がありそうですね。

 

🔵合格のためにした工夫

並木:上園さんを指導する上で、金田先生が特に工夫した点はありますか。

金田:もう、一橋大学にしぼろうと思って。例えば「全ての分野を網羅して、東大等にも対応できるような力を…」とやってしまうと、そこまでは間に合わないだろうと思ったんです。ただ、一橋にフォーカスを当てて、一橋の内容を集中的にやるんだったら何とかいけるかな、と思ったので。だから、一橋に出る分野に関しては、もうめちゃくちゃやりました。

並木:それはいつごろからですか。

金田:3年生になった頃には、大体パターンも見えてきたので「あ、これは一橋に絞った方がいい」ということがわかってきて。それで高3の4月からはもうそれをだいぶ意識してやっていました。

並木:一橋で出やすいところを、重点的にやっていったんですね。

金田:そうですね。言葉では言わないけど、一通りの内容を、僕から持っていった感じですね。直前期には「これを抽出してやってほしい」と言っていましたが、それを言ってしまうとそれしか勉強しなくなってしまうと思うので。高3の4~5月ぐらいは言わないでいるけど、一橋によく出る分野だけは補足プリントを出していました。

並木:じゃあ、学校の進度はあまり気にせずに進めていた感じですか。

上園:学校はあんまり意識してないです。

並木:そうですか。金田先生が中心に、次に何やるかを決めていったんですね。

 

🔵印象に残っている、講師の言葉

並木:金田先生の言葉で、何か印象に残っている言葉はありますか。

上園:問題のキーポイントみたいなのがいろいろあって、それはよく覚えています。入試のときも役立ちました。

金田:問題を解くときの、格言みたいなのがあるんです。

並木:例えばどんな格言があるんですか。

金田:例えば一番簡単な格言としては、「文字を置いたら定義域」とか。
あとは「Nで出てきたら具体化しよう」、これは「具体化してとりあえず答えが出なくても、Nが1、2、3ぐらいまで書いたら何すべきか見えるから、それで部分点をもらいましょう」みたいな作戦で。
それから、ちょっとかっこいい言葉で言って、「具体と抽象のキャッチボール」とか、言ってました。
あと場合の数・確率では「重複度で割れ」というのありました。重複度とは、つまりダブり具合ですね。「ダブり具合で割りなさい」という意味で。

並木:そういうのは、実際解くときに、かなり役に立ちましたか。

上園:そうですね。演習のときもそうですけど、意識してやってたって感じです。