究進塾

インタビュー

INTERVIEW

望月様インタビュー2~浪人生活について~

🔵現役受験と浪人

並木:現役のときは、惜しくも行きたい大学には合格できなかったんですけれども、そのときを振り返って、反省点はありましたか?

望月:家とかでの、勉強と休憩とかのメリハリがついていなくて。「ちょっと一休み」って思ったときとかに結構時間が経ってたりして、勉強できないなと。

並木:確か部活もされていて、しかも結構忙しい…野球部でしたっけ?だから、そういうのも影響はあったんですか?

望月:そうですね。やっぱり部活やってるときは、もう帰ってきたら眠くなっちゃって、家ではあんまり勉強できなくて。部活が終わってからも、結局ダラダラする時間が増えただけで、そんなに変わらなくて、メリハリがつけられなかったですね。

並木:なるほど。それで、結果1浪することになったんですけど、そのときは当塾と大手予備校の掛け持ちで通われてましたよね。その時は、どういう判断でその形にされたんでしょうか?

望月:大手予備校で、ある程度全体を勉強しながら、こちらの個別塾で特にわからなかったところなどを詳しく質問しに来るという感じで、その2つを並行でしていました。

 

🔵浪人生活のモチベーションの保ち方

並木:浪人生活は、モチベーションを保つのに苦労される方が多いんですけど、その辺はどうやって工夫していましたか?

望月:僕はとある事情で一人暮らしをしていたんですが、そこから本当に結構しんどくて。メンタル的な面もそうなんですけど「勉強しよう」という気になかなかなれなかったんです。それで「本当にもう塾だけはサボらず行こう、勉強は家ではやらなくてもいいから」と思って、とにかく行ってたら、自然と「ここ復習しとかなきゃ」とか、「次の授業で何聞こうか」というふうに考えられるようになって。自然と勉強するサイクルになりました。

並木:なるほど。家を出る、みたいな感じで、そこは決めてたんですね。

望月:そうです。

並木:そのときは予備校の授業はあったんですか?朝から。

望月:そうですね。あったんですけど、正直ちょっともう、一人暮らししてからは予備校の方はさぼっていて。

並木:じゃあ予備校の授業には出ないけど、でも家は何とか出るっていう。

望月:そうですね、無理矢理出る、みたいな。それで、自分がどうしても受けたい授業だけ出て、とか。

並木:そうだったんですか。

 

🔵浪人生活でのスランプと対策

並木:浪人生活でスランプを感じたことはありますか?

望月:模試の成績が全然上がらなくて、横ばいになっていて。そのときに結構つらくて、ちょっと…そうですね。その辺はスランプだったかな。

並木:こうやって乗り切った、みたいなのはありますか?

望月:現役のときに、本当にメリハリがつけられなくて駄目だったので、浪人では結構メリハリをつけることを意識していました。本当に、自分で勉強を「駄目だな」って思ったときは、友達とご飯に行って切り替えて、その日の夜は勉強しないとかにしました。

並木:それは大事なことですよね。

望月:それで次の日の朝からは、しっかりやるっていう。

並木:それはいいですね。

 

🔵印象に残っている先生の言葉

並木:上田先生の言葉で、何か印象に残ってるものはありますか?

望月:受験直前に「きみならできると信じています」って言われた言葉が、すごく心に残っています。

並木:なるほど、普段クールなので、あんまりそういうことを言うタイプじゃないですもんね。

望月:そうですね。あんまり言うタイプじゃないから。

並木:そうですよね。口下手って言うとあれですけど。

望月:それも込みで、余計にちょっと、心に刺さりました。

並木:確かに、それはいいですね。他に、上田先生との会話で「この話は面白かったな」とか、印象に残ってるものってありますか?

望月:宿題の設定とかしてるときに、ちょっと雑談とかするんですけど、本当にもう関係ないことなんですけど、プログラミングとか、あと僕が行きたい経営とかの方の、おすすめの本とかも教えてくれたり。

並木:その辺、知識がすごいですね。

 

🔵究進塾で印象に残っている出来事

並木:授業以外のことでもいいんですけど、究進塾で何か印象に残っていることはありますか?

望月:今まで何個かの塾とかへ行っていて感じたのが、究進塾の授業前テストが他よりもすごくためになったな、と思いました。そもそも授業前テストがないところもいっぱいありますし、あるところと比べても、ここは特にためになったなと思って。宿題でできたところでも類題が出たり、そこでわからなかったら「まだ定着してない」とわかるので、またもう1回宿題を出してもらったりして。そして復習して、定着するって感じで。

並木:1人1人のために作るから、やっぱり望月さんの今、一番必要なところを、上田先生が聞くっていう形ですよね。

望月:そうです。単元ごとの決まったテストじゃなくて、個人別々のテストなので、すごくよかったです。

並木:オーダーメイドで作っていくっていうところですよね。

 

🔵部活動について

並木:ちょっと脱線した質問なんですけど、野球部は、ずっと中学からやってきたんですか?

望月:はい。

並木:それが受験で役に立ってるなって思うことはありましたか?

望月:多分。浪人の時に、メンタル面では、本当にきつかったというのはあるんですけど、そこを乗り越えられたのは、やっぱり運動部で鍛えられたメンタルがあってこそ、っていう感じはしますね。

並木:野球部ではメンタルは鍛えられました?

望月:そうですね。中学のときは結構ガッチガチの野球部で、きつかったです。

並木:それは、どの辺りが役に立ったんでしょうか?やっぱり練習のきつさなのか、試合中の集中力とかなのか。両方かもしれないですけど。

望月:メンタル面で言うと、やっぱり練習の方で鍛えられて、テストとかでの集中力は本当に、試合中の打席での集中力とかに近い感じです。

並木:そうですか。本番で緊張して上がることがないとか、そういうところは近いですか?

望月:そうですね。僕は結構、本番はうまくいった方です。

並木:本番でなかなかうまく結果が出せない受験生の方がいっぱいいるので、本番に強いタイプですよね。

望月:そうですね。

並木:模試の結果からして、D判定だったところを合格したっていう話を聞くと、本番にすごく強いですもんね。

望月:過去問とかよりも、全然手応えがあって。

並木:そうですか。それは確かに、野球部の鍛えられた部分ってあるのかもしれないですよね。

 

🔵友だちについて

並木:ちなみに、大手予備校では、お友だちはできましたか?それとも最初から一緒ですか?

望月:そうですね。僕の場合は、高校の友だちが10人ぐらいいて。

並木:そんなにいたんですね。

望月:そうですね。高校のときから池袋が通過駅で、友だちもみんなそうで。

並木:それはプラスに作用しましたか。

望月:そうですね。新たな友達はできなかったですけど。

並木:その中で仲良くしていた、という感じだったんですね。それじゃあ、予備校に行くときには、寂しいっていうことはなかったんですね。

望月:そうですね。予備校には、地方から来る人とかもいたので、新たに友達を作ってる人もいた、という感じでした。

並木:大手予備校は、1クラス何人ぐらいだったんですか?

望月:授業によってみんな違うんです。でもホームクラスみたいなのがいっぱいあって、僕のクラスは、20人ぐらいなんですけど。

並木:結構、少ないですね。

望月:少なかったので、その代わり合同でホームルームとかをやっていました。

並木:なるほど。だから両方を、適材適所で。予備校の良さも享受しつつ、究進塾の個別で、より細かくオーダーメイドなところをカバーした、という感じですね。

 

🔵大学生活への意気込み

並木:大学は、1年生は北海道ということでちょっと大変だとは思いますけど、どうですか、意気込みは。

望月:本当にホームページとか見てる感じは楽しそうなので、ちょっと楽しもうかなと。

並木:それはいいですね。理科大は本当に素晴らしい大学だと聞いています。その中でも望月さんが進学する経営学部では、プログラミングもやるし、英語もやるし、経営理論とかもあるみたいですね。それに、“アイルランド国立メイヌース大学での海外研修”もあると聞いています。デザイン系もあればデジタル系もあるし、国際系もあって、経営学系もあるんだ…4つあるんですね。今のところ、どれも興味ある感じですか。

望月:多分、経営系とかプログラミング系とか、そっち系に行こうかと。

並木:なるほど。楽しみですね。今だったらそれこそ本当、起業する人とかもいるでしょうしね。

望月:そうですね。

並木:夢が広がりますね。本当に、おめでとうございます。

望月:ありがとうございます。

 

🔵後輩に向けてメッセージ

並木:最後に、望月さんから、これから後輩に向けて何か伝えるメッセージがあれば、言っていただければと思います。いかがでしょうか。

望月:本当に、僕は模試とかが全然駄目で、でも受かってたので。模試で悪い判定だったとしても、本当に「最後の追い込みを頑張れば受かるんだ」っていうのを信じて、頑張ってほしいです。

並木:最後に素敵な言葉をありがとうございました。