究進塾

インタビュー

INTERVIEW

M様 合格者インタビュー

お名前

M様

合格した大学・学部

千葉大学法政経学部

出身高校

淑徳高校

受験した年度

2024年度入試

インタビューQ&A

🔵受講を考えたきっかけ

並木:まず最初に、究進塾の受講を検討した理由を教えていただけますか。

M:母がインターネットで見つけて、究進塾の理念に共感したらしくて、勧められたっていうのが、まず1つあります。それで自分も受験するにあたって「1人じゃちょっと心もとないな」と思ったので、「一応、試しに体験授業だけでも受けてみようかな」という軽い気持ちで、体験授業を受けました。

並木:実際に、体験授業を受けたときの感想は、いかがでしたか。

M:正直に話すと「合わなかったら、体験授業だけでやめよう」と自分の中では思っていたんです。けど、上田先生の体験授業を受けたときに「この人は本物だ」と思って。すごく実力がある人なんだというのがすぐにわかったので。最初は受講時間数も90分でいいと思ったんですが、120分に増やして、「もうこの先生についていこう」って思ったのが自分の感想です。

並木:何か感じるものがあったんですね。

M:そうですね。解説を聞いてるだけで、多分すごく実力がある人なんだなっていうのがわかって。

並木:ちなみに上田先生の解説って、特徴的ですよね。オリジナルモニターを使っていますが、あれはモニターに何が出てくるんですか。「見せてください」って言っても、僕はあんまり見れないので。あれは何か、その場で打ち込んでるんですか。

M:そうです。その場で解いて、その場で打ち込んで。しかも先生のiPadとも接続されてるらしくて、ペンで図も書けて、って感じです。

並木:図もモニターに出てくるんですか。

M:そうです。もう何でも映し出せるスクリーンです。

並木:それが衝撃的だったんですかね。モニターに映されるのが。

M:そこも衝撃的だったんですけど、やっぱりその教え方だったり内容だったり。

並木:深みがあるというか?

M:そうですね。ひと通りの説明をされてわからなかったときに、違う側面から説明してくださったりして、「あ、そういうことか」っていうふうになって。

並木:その辺りの、言葉のチョイスとかが絶妙だったんですね。

M:そうですね。

並木:なるほど。何か感じるところがあったんですね。

 

🔵授業を受けて変化は

並木:上田先生の授業を受け始めてから何か変化はありましたか。

M:そうですね。僕は今まで、数学は結構勉強してきたんですけど「この問題はこう解く」というような“一問一答”的になってしまっていたので、上田先生の授業を受けるようになってから、公式の適用範囲や「問題から学べたことは何か」というのを結構意識しながら、数学の勉強を進めていきましたね。そういう勉強をしていくと、やっぱり応用がちょっとずつ利くようになってきました。

並木:先程も少し聞きましたが、宿題などは、問題集の番号を指示されるんですか。

M:アプリで自分の宿題をチェックできて、解けたら解けたところにチェックを入れ、解けなかったら、クエスチョンマークにチェックを入れる、というようにします。4段階くらいに分けてチェックを入れることができるようになっています。

並木:いわゆる“上田アプリ”を駆使するっていうことですね。

M:そうですね。“上田アプリ”です(笑)。

並木:そこで申告していくんですね。その問題番号は、全部上田先生が書いているんですか。

M:そうですね。先生が打ち込んでいます。

並木:それは市販の問題集でしょうか。

M:そうですね。市販の問題だったり、過去問だったり。

並木:じゃあ、もう混ざってるんですね。

M:多分、先生のデータの中には、問題の分野のキーワードとかを入れただけで、それに関連する問題が一覧でずらっと出てくるように整理されていて。

並木:独自のデータベースを持っているんですか。それはすごいですね。

M:はい。そこもすごいなと思います。

 

🔵印象に残っている先生の言葉

並木:上田先生の言葉で、印象に残っているものはありますか。

M:そうですね。「単なる文章を方程式に直す、っていう取り組みこそが、数学の真髄」と言っていて。

並木:「単なる言葉を、方程式に直す」ですか。

M:「問題文を、方程式に直すことが重要だよ」っていう言葉を言っていて。

並木:かっこいい言葉ですね。

M:すごくかっこよかったです。

並木:すごくインパクトのある言葉ですね。

 

🔵印象に残っている塾での出来事

並木:授業以外のことでもいいんですけど、その他で、究進塾で何か印象に残ってることはありますか。

M:そうですね。自分は普段、主に自習室を使わせてもらっていて。自習してると、究進塾の英語の松本先生とか結構、頃合いを見計らって話しかけてくれたので、それが結構よかったです。気分転換にもなったし、英語の勉強のアドバイスとか、過去問の取り組み方とかについて教えてもらったので、助かりました。あと、並木先生にも適宜、勉強法のアドバイスをいただいたり、共通テストの直前とかは地理の勉強を一緒に見てもらったので、すごく有意義でした。

並木:それは良かったです。僕はただ聞いただけではありますけども。

M:けど、人に教えるっていうことができて、なんか楽しかったです。個人的に。

並木:人に説明すると、理解が深まりますよね。

M:そうですね。

 

🔵先生から受けた影響

並木:このほかにまだお話ししていないことでお話ししたいことはありますか。

M:そうですね。これも上田先生のことなんですけど、上田先生は「受験数学において解けない問題はない」っておっしゃっていたので。

並木:すごいですね。

M:そうですね。解説予定じゃなかった問題について聞いたとしても、瞬時に解答を作成して、そのポイントを提示してくれて。もうどんな問題でも対応してくださるので。

並木:それはすごいですね。他の生徒さんからも聞きましたけど、事前に申告しなくても、その場で答えちゃうらしいですね。

M:そうですね。

並木:すごいですよね。ある種の特殊能力と言ってもいいですね。ここ最近では、化学とか物理も教えるようになったので、もしかすると化学と物理もそれに近いのかもしれないですね。

M:たまに先生の受験生時代の話とか聞いたりしてたんですけど、全国模試3位とか言ってたりしました。入試本番も、物理とか数学とか、満点に近かったみたいなことを言ってたので、多分すごい実力のある人なんだと思います。

並木:そうですよね。だから教えることは天職というか。それがちゃんとM様に響いたみたいで、良かったです。

M:すごく良かったです。

並木:「プレイヤーとしてもすごい」タイプですもんね、どっちかっていうと。「名選手が名コーチになる」的な、そして「未だに現役でも全然戦える」タイプですもんね。

M:上田先生は、言語化することもすごく上手なので。数学の定理とか公式とかに、先生独自の命名とかをしてたりするので、解き方とかも忘れないですし、すごく抽象化のセンスがある人だなって思いました。

並木:「抽象化の大事さ」については、よく言っていますよね。「数学はいかに抽象化できるかが大事。そっくりな問題だったら解けるけど、全然違う問題に見えてしまうのは、それができてないからだ」って、よく言ってますもんね。

M:先生が抽象化してくれたおかげで、同じ問題が2週間後ぐらいの模試に出てきて解けた、みたいなことがあったので、そのときは嬉しかったです。

並木:そうですか。

M:見た目は全然違ったんですけど、問題文を読み取って、習った形に帰着できたので、そのときは自分がすごく成長できたなっていうのは、ものすごく実感しました。今までの自分じゃできなかったので。

並木:大学に入ったら法律を中心に学んでいくと思うんですけど、数学は本当に、興味さえあれば一生できるというか、大人でもやりたくなる科目ですよね。一番と言ってもいいぐらい。大人になって、文系だった人は「数学やっときゃよかったな」と思って、また数学やりだしたりするので。興味さえあれば続けられるものなので。そこは上田先生に教わった、そのエッセンスを活かして。

M:そうですね。法律を学びたいと思ったのも、法律っていうものそれ自体よりも、上田先生に教えてもらったエッセンスを活かして勉強していけたらいいなと思って、法律を学んでみたいと思ったんですよ。法律も論理的に考えることが大事っていうのを聞いたことがあるので、それを活かせるんじゃないかなと思って、ちょっとチャレンジしてみたいっていうのが、本音ですね。

並木:本当に数学はね、大人になってからも大事ですよね。抽象化の能力とか、フェルミ推定なども基本は数学ですから。あとは、命題とかも大人になってすごく役立つ概念ですし。数学って、大人になってビジネスパーソンが勉強したがるものなんです。だから数学を学び続ければ、いろんなところで役に立ってくると思うので、ぜひ続けてみてください。

 

並木:貴重な時間を割いて、色々なお話を、ありがとうございました。

M:いえ、こちらこそ。ありがとうございました。