究進塾

インタビュー

INTERVIEW

【社会学・日本文化論】 東京大学大学院・東京工業大学大学院

お名前(イニシャル表記)

X様

合格した大学院・専攻

東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境学研究系 社会文化環境学専攻
東京工業大学大学院 環境・社会理工学院 社会・人間科学コース

メールインタビュー

A講師:東大と東工大の大学院のW合格おめでとうございます!

X様: まさか自分がこんなに難しい大学に二つも受かるなんて思ってもいなかったので、不思議な気持ちです。とにかく嬉しいです。

A講師:周囲の反応はいかがでしょうか?

X様: 周囲にはまだ誰にも話してないのですが、親はとても喜んでくれました。マジかよやべえなって感じです。

A講師:東京大学大学院新領域創成科学研究科、東京工業大学大学院環境・社会理工学院は、名前は理系に見えますが、文理融合の大学院で、ゴリゴリの理系もありますし、文理融合の学問もありますし、バリバリの文系もある大学院ですね。最近は、学問の垣根を超えて学ぶ学際化、文理融合が進んでいて、名前だけでは何を学べるかが分かりにくく、せっかくの選択肢、可能性を逃してしまう人が多くいてもったいないですが、Xさんはうまく作戦を立てていい結果につながりましたね!

X様: 私は大学院受験を一人で考えていた時には、社会学の研究をするには、社会学という名前が入っていている大学院しかダメなのかと思っていたのですが、理系や変な名前の大学院でも社会学の研究ができるのだと知って驚きました。有名大学でも、そのような知名度が低そうな学科は、ライバルが少なそうなのでおすすめです。

A講師:東大が新しく大学院を作ったり、増設する時は他校にある名前と同じ大学院だと嫌なのでしょうね、新しい独自の名称の大学院を作るので、一般人には意味が伝わらない大学院が増える傾向があります。そして、せっかく大学院で学ぶなら、今の在籍校より上のところに入って、大学受験のリベンジをしようというのもあったので、東大、東工大のW合格はよかったですね。

X様: 私は大学受験で失敗して燃え尽き症候群になり、今通っている大学をどうしても好きになれなかったのですが、大学院受験で今よりもいいところに受かったのでコンプレックスを解消できました。研究者になりたいという夢に一歩進めただけでなく、学歴のステップアップにも成功したことは自信を回復する上でもとても良かったと思います。

A講師:今後の人生の選択肢が増え、人生が広がりそうなお気持ちでは?東大も東工大もノーベル賞受賞者、内閣総理大臣も出ていますしね!

X様: 自分も大学院で研究をバンバンやって、日本社会に貢献できるような面白い学者になりたいと思います。

A講師:東大や東工大だと結婚できなくなる!と必死に娘を止める親御さんはかつては多かったですが、今は女性の社会進出が叫ばれ、東大の学部入学者の女子の割合が2割を超え、理系女子を増やそうという声も大きいので、東大女子、東工大女子もいいですね。ダイバーシティが推進されているので、何かとよかったですね!お母様もお喜びのことでしょう。

X様: 私の母は、私が行きたい大学院ならどこに受かった場合でも喜んでくれたと思うのですが、国公立で学費が安く、家から通えるということでとても安心してくれました。

A講師:好きな日本の伝統文化を題材とした研究テーマを研究できる文理融合の大学院の合格ですね!学部時代の専攻は好きではなかったそうなので専攻を変え、好きな日本の伝統文化の研究ができて、なおかつ学歴アップできたので一石二鳥、いいことづくめですね!しかし、大学院合格はゴールではなくスタートですね!

X様: 私は公務員になろうと思って法学部に進学したのですが、法律に全く興味が湧かず、授業を受けるのが苦痛で、単位を効率よく取ることしか考えていませんでした。法学部での知識は、社会学の大学院受験に活かせることはほとんどなく、研究計画書の提出や筆記試験、口頭試験の前に、受験に関係のないレポートをいくつも書かなければならなかったのは大変でした。やはり、学部で社会学を何年間も勉強していた方が、社会学の大学院を受験するには有利だと思います。しかし、三年の時から、独学で社会学の入門書やYouTubeで勉強を始め、受験する年の2月から、塾に通い出して毎週論述を書いていたので、無事に筆記試験のある大学院にも合格することができました。大学院は、学部時代と専攻を変えても何とかなるようです。

A講師:好きな日本の伝統文化を題材として、研究計画書を出願先に合わせてアレンジ、編集して、あっちこっちを無理なく併願できましたよね?

X様: 最初の研究室訪問の時に、よくわからないまま試行錯誤して書いた計画書を提出したら、志望指導教員に、ためになるアドバイスをいろいろしてもらえました。そして、改良した計画書を他の大学の先生に見てもらうというのを繰り返していくことで、内容をどんどんブラッシュアップしていくことができました。ただ、頭の中で、その大学院の先生と、他の大学院の先生に言われたことがごちゃ混ぜになっていると、面接の時に、研究室訪問の時には「そんなこと話してなかったよね?」「事前に話してたことと違う」となる場合があるので、注意した方がいいです。色々な人に言われたことを盛り込みすぎて、それぞれの研究計画書での自分の問題意識を見失ってしまうのは防ぐべきでした。

A講師: よくある大学受験のあるあるで、理系だと東工大を目指した受験勉強をしていたものの、科目が多くて力が分散してしまって、早慶の理工の準備が間に合わず、東京理科大学に進学するパターン、文系だと一橋を目指していたものの早慶の準備は手が回らず、結果的に明治大学に進学するようなケースがあります。

X様: 私の高校の同級生にもそういう人たちがたくさんいて、みんな悔しそうでした。

A講師:一橋、東工大はあきらめて、筑波、横国、千葉、東京都立などに志望を変える人もいます。北関東の人だと東北大学に志望を切り替えたりいろいろあります。共通テストの結果を見て、一橋志望を横国や千葉に変える、東工大志望を筑波に変えるなどいろいろなケースがあります。

X様: 私も大学受験の時に、実力とかけ離れている難関大学に高望みし、中学三年生から本格的に受験勉強を始めました。しかし、センター試験で失敗をし、別の大学を受け、そこも落ちたので後期試験で今の大学に入りました。今思えば、大学受験の時は、せっかくたくさん勉強をしていても、誰にも頼らず効率の悪い勉強ばかりしていたのが失敗の原因でした。併願校の選び方も下手くそだったので、英検の利用もうまくできず、第一志望だった大学と問題の内容や形式が全く異なる早慶にも落ちてしまいました。

A講師:後悔がある人は仮面浪人、再受験をする人もいます。しかし、大学の単位を取るのと受験勉強の2つでグダグダになってしまう人は少なくありません。

X様: 私も最初は浪人を考えていましたが、精神的に不安定だったのと受かる自信が全くなかったのですぐに諦めました。編入も考えていましたが、自力で他学部の勉強をするのは不可能だと思い、そのまま公務員になるつもりでした。しかし、どうしても研究者になりたいという夢を諦めることができず、大学院受験では、予備校でプロに頼って勉強しようと決めました。

A講師:その点、英数国理社をやり直す仮面浪人と異なり、大学院入試は、入試科目が少なく、ピンポイントな勉強に集中できますし、いっぱい併願できますし、取り組みやすかったのでは?

X様: 大学院入試が一段落して分かったことは、大学院入試は科目が少なく、大学入試よりはるかに楽だということです。私は、大学3年の終わりに大学院を受験することを決め、入学相談の時に塾の先生に言われた通り、英語の勉強からはじめました。TOEFLibtは難しかったので大学3年の秋から勉強を始め翌年4月に、その後、TOEICは6月までに納得のいく点数を取っておいたので、一部の大学を除き、新たに英語の勉強をする必要はありませんでした。また、第二外国語や卒論がいるところは受けなかったので、勉強は、塾の授業を何度も復習すること、塾の先生に薦められた参考書、研究計画書を書くための読書をするだけで済みました。塾で習ったことを応用すれば、社会学であればどこの筆記試験にも大体対応できます。

A講師:例えば、東大大学院で社会学を研究しようとする人の多くは、人文社会系研究科の社会学を目指しますがそこはかなりの少人数制で東大生が大部分を占めてしまいます。ライバルが超強力なところもありますが、みんながあまり存在に気がつかないけれど社会学を研究できる大学院はたくさんあります。人文社会系研究科の社会学の他にも総合文化研究科国際社会科学専攻相関社会科学コース、情報学環・学際情報学府の社会情報学コース、情報学環・学際情報学府の文化・人間情報学コース、新領域創成科学研究科の社会文化環境学専攻、新領域創成科学研究科の国際協力学専攻、農学生命科学研究科の農業・資源経済学専攻、医学系研究科の公共健康医学専攻、総合文化研究科の人間の安全保障プログラム、総合文化研究科の多文化共生・統合人間学プログラム、人文社会系研究科の文化資源学、教育学研究科の比較教育社会学コース、教育学研究科の生涯学習基盤経営コース、総合文化研究科の広域科学専攻など、東大の中でも社会学系の勉強の準備で受けられるところ、研究をできる大学院がたくさんあります。大学院入試はあまり情報が出回っていないですし、偏差値もないので受験生で困ってしまう人はとても多いです。

X様: 他に検討していた予備校では、行きたい大学院を決めてから来てくださいと突き放されてしまい、そこは社会学の授業もやっていませんでした。対してこの塾は、入塾してすぐに、予備校の先生からおすすめの大学院と受験のスケジュール、社会学の名がない大学院でも学際的な研究ができるということを教えていただけたので、それまでどこの研究科を受けるか、自分のしたい研究は本当に社会学なのかと、1人でずるずる考え込んでいたのが無駄だったと分かりました。やはり、受験形式が似ていたり、筆記試験や第二外国語がない大学院を効率的に受験するには、受験のプロである予備校の先生に頼るのが一番だと思います。ネットには、大学院の情報はほとんど上がっていません。

A講師:東大理3がいいけど、医者になることが絶対でなく、東大に入りたい人は、理2か理1にするパターンもありますよね。例えば、桜蔭高校出身の女優・菊川怜さんは、東大の理1を受けて合格し、工学部建築学科を卒業なさいましたが、慶應の医学部にも合格なさっています。もしも、どうしても医者になるなら、慶應医学部と東大理3の併願だと思いますが、リスクヘッジで東大は定員が約100人の理3でなく、定員が約1100人の理1になさったのかも知れませんが、うまい併願だと思います。

X様: 医者になることが絶対でなければ、東大ブランドと医学部ブランドのどちらかで、受かりやすい方の東大を選ぶこともあると思います。

A講師:大学受験の東大は文1から理3まで同じ日程ですから併願はできませんが、東大の大学院入試は、日程が違いますから、1年のうちに同じような勉強の準備で10回ぐらい東大を受けることもできます。もしも、東大の文1,文2、文3,理1、理2,理3が別日程で併願してよかったなら、「ワンチャンあるかも!」と思って併願しまくる高校生は続出しますよね?

X様: それはもちろんすると思います。センターの足切りさえ突破できて、同じ科目の勉強で受験できるなら、東大に行きたい人なら全ての日程を受けるでしょう。

A講師:東大の大学院の場合は1年間で同じような準備で10ぐらい併願することもできます。語学が二ヶ国語必要なところがあったり、TOEFLの4技能のスコアを事前に提出しないといけないところ、TOEFLのマイベストスコアを使えるところ、IELTSを使えるところ、TOEICでもいいところ、TOEFLの非公式の2技能のテストを東大の大学院入試当日で受ければいいところ、など様々ですので自分に合った方式のところをいくつかピックアップして併願することが合格を引き寄せるポイントです。また、東大生が定員をほとんど埋めてしまうため、外部生が入ることはかなり厳しいところと、外部生にも比較的門戸が開かれているところもありますので、どこを併願するかという作戦、受験戦略が大事です。

X様: 東大の大学院には、ほぼ東大生のみのところ、東大生や早慶上智、一部の国公立の人しか受からせてくれないところ、東大生があまり進学せず、GMARCH出身の人が多いところがあるというのは、塾に来るまでは全く知りませんでした。私は、東大に関しては、その場で2技能のTOEFLを受けるところと、TOEICやTOEFLのスコアを提出するところを受けました。どうしても東大の大学院に行きたい人は、受かりやすいところをたくさん受けるのがいいと思います。

A講師:同じ勉強、似た勉強で受けられるところをいくつか併願すると、いいと思います。東大、京大を併願するか、東大、一橋、東工大を併願するか、東大、一橋、東工大、早稲田、慶應を併願するかは、人によりますが、同じ準備で似た研究で併願できるので、どこかをキープしやすくするのは気分的に余裕ができていいと思います。

X様: 私は、東大二つ、東工大、一橋、早稲田をうけたのですが、TOEFLとTOEICの提出で受けられるところばかりでした。一橋は筆記試験で落ちてしまいましたが、筆記試験のあった東大新領域と一橋は、塾の授業の復習と、おすすめされた参考書を読んでいました。

A講師:オリンピックに例えると、オリンピックに出場できる可能性が比較的高めの競技と代表になることがとても難しい競技があります。例えば、柔道はライバルが多いけれど、柔道に命をかけているので柔道のオリンピック代表を目指す手はあります。また、女子レスリングに命をかけているので女子レスリングの代表を目指すけれど、吉田沙保里と同じ階級だと勝てないので、体重を増やすか減らすかして階級を変えてオリンピックを目指す手もあります。

X様: 私は、吉田沙保里のように優秀な東大の内部生や第二外国語を学部できちんと勉強してきた人、質の高い卒論を書いた人には敵わないと思ったので、有名な大学院の穴場の学科をたくさん受ける作戦で良かったと思います。

A講師:柔道、レスリング、野球、サッカー、水泳などは選手層が厚くて難しそうです。しかし、麻生太郎元内閣総理大臣は、クレー射撃の日本代表として、1976年のモントリオールオリンピックに、クレー射撃の代表としてオリンピックに出場しています。1970年代の日本でお金がかかるクレー射撃をできる環境だった人は少ないですし、練習場も少ないでしょうから、比較的オリンピック代表をねらいやすいマイナー競技だったと思います。

X様: ある競技にこだわるより、オリンピック代表になることを目標にするのであれば、マイナーな競技を選ぶことも戦略的に全然アリだと思います。

A講師:道具などの経費がかかるため、お金持ちの子が強いスポーツってありますよね、例えば、馬術の東京オリンピックのアメリカ代表は、ブルース・スプリングスティーン、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、マイケル・ブルームバーグ、スティーブン・スピルバーグらの娘らで代表の座を争いました。

X様: あ、私の知る中では、スケート選手や、バイオリニストやピアニストは、家庭環境の影響がすごく大きいと思います。

A講師:また、その後国会議員になった橋本聖子氏は、アルベールビル冬季オリンピックの1500メートルで銅メダルを獲得しましたが、オリンピックが好きであり、スピードスケートのトレーニングで、自転車もやっていたため、女子自転車でも夏のオリンピックに出場しています。そして、冬4回、夏3回の合計7回のオリンピック出場は日本新記録です。橋本聖子氏のように、似ている筋肉の使い方でいい競技には貪欲にチャレンジするというのもいいですね。

X様: 大学院受験でも、研究計画書に書いた内容やその時に勉強した本の内容を筆記試験で再利用することができました。推薦書に関しても、その内容を他の大学院で使い回すことができました。

A講師:つまり、オリンピック出場を目指すにしても、最難関大学院に入るにしても、夢を達成する確率を高めることはできるということです。自分の今までの歩みなどを考えて、ライバルの動向を考えて、大学院のどこをねらうか、どう併願するかが合格のポイントです。そういうことは、大学院受験支援のプロである究進塾を頼ってくだされば、より確率が高い受験の作戦会議をさせていただきます。

X様: 大学院の情報はネットにはほとんどないので、何もかも初めての受験生には何もわかりません。研究計画書の書き方や併願校の決め方、専門科目の授業、おすすめの本、勉強計画の立て方、志望校の順位の決め方、面接の練習、メンタルのサポートまで全て、受験のプロに頼ることができ、安心して受験をすることができました。

A講師:大学院受験って、学力勝負という側面もありますが、教授との相性などの学力以外の要素もあるのが現実だと思います。受験生がやりたい研究内容に教授が関心を持つかどうか、人としての相性(話が通じやすいかどうか)など、もろもろの要素で書類審査、面接の合否が左右されます。X様は実際の受験を通じて、実感したことはありますか?

X様: 早稲田の先生は、研究室訪問ではほとんど何も喋らなかったり、プレゼンの時には研究室訪問の時と同じ質問をされたりしたのですが、東工大や東大の先生は研究内容をとても面白がって聞いてくれ、質問やアドバイスをたくさんしていただきました。特に東工大の先生は、ぜひうちの研究室に来てという感じで、不合格になった早稲田の先生とは全く態度が異なりました。
もう一つ受けた方の東大と一橋は研究室訪問ができなかったので、面接で顔を合わせるまではどのような反応をされるのか全く予想がつきませんでした。 結局のところ、教授の専門分野で教えられる範囲内で、教授の興味にも合致している研究テーマは、面接で多少やらかしたとしても受かる可能性が高いのだと分かりました。そのためにも、面接までに、指導教員の本は一冊は読んでおき、どのような研究をしているのかを知っておいた方がいいと思います。

A講師:受験の準備を始める前と合格後の今の大学院入試のイメージの変化を教えてください。

X様: 受験をする前は、大学院入試をする人が周りに誰もいなかったので、ライバルになるような人たちがとても優秀で、他学部の自分には全く太刀打ちができないと思っていました。しかし、大学院受験を終えて分かったことは、情報が少なすぎる大学院入試のことで混乱して不安になっているのは、受験生の誰もが同じだということです。私は塾に通っていなければ第二外国語の勉強と卒論を自力で仕上げることになり、研究計画書の書き方やテーマの選び方もよく分からず、全落ちしていたと思います。上手く併願校を選び、効率よく対策をし、似たような形式の大学院を複数受けることが、大学院に合格するには最も大事だと分かりました。

A講師:なにかいい息抜き、応援ソング、ゲン担ぎの食べ物など、気分を整えるいいものはありましたか?

X様: 受験期は、プリキュアの再放送をYouTubeで毎日やっていた時期だったので、それを楽しみに毎日勉強をしていました。神社で合格祈願をしたり、高校の友達と外食したりしてストレスを発散していました。

A講師:それでは、これから受験の人たちに何かアドバイスをお願いします。

X様: ある大学院の面接で研究計画の説明をする際、研究室訪問の時に指導教員と話し合っていたことと違うことを言ってしまい、不穏な雰囲気になってしまいました。できれば、ズームなどでの研究室訪問では、メモだけではなくて録音もしておけば、後で何度も聴き直せて安心だと思います。 英単語はmikanというアプリがおすすめです。 TOEFLibtはライティングとスピーキングがあり一人だと対策が難しいので、参考書や過去問などでなるべく早くから勉強しておいたほうがいいです。そしてTOEFLibtは円安の時は受験料がとても高く、試験時間もとても長いのに注意するべきです。 TOEICの勉強はSantaというアプリがとても良く、毎日決められたノルマをこなすだけで得点が大幅にアップしました。テスト直前は、過去問を2回くらい本番通りに解き、時間配分を把握しておくと、本番で慌てないのでおすすめです。 社会学の筆記試験に関しては、新たに本を読んで知識を吸収するより、塾の教材を何度も読み直して、実際に過去問を解きまくってみるのが1番効率がいいです。塾の教材ほど分かりやすくて、そのまま安心して論述に使える教材はありませんでした。 また、面接では、入学してすぐに研究を始めるために、下準備として先行研究を把握するだけでなく、今の段階ではどこまで分かっているのか、どのような答えが予想されるか、あなたならどう考えるのかと質問されることがありました。面接までに自分なりに研究の問いの答を考えておくといいと思います。

A講師:合格までの道筋を振り返ってみての全体の感想を教えてください。受験を通してどう成長できたかなどなんでもどうぞ。

X様: 私は大学受験の時には、周りに相談できる受験の専門家がおらず、要領が悪いのに独学でやりすぎて、努力の空回りで失敗しました。大学に入学してからは、自分には勉強は向いてないんだと思って自信を喪失していましたが、大学院受験では行きたい大学院に合格することができてとても嬉しいです。努力が結果につながったのは、大学院受験にとても詳しい塾の先生や、志望指導教員からの計画書へのアドバイス、大学のゼミの先生、友人、家族、チャットGPTなどに頼ることができたからだと思います。 一人で悩み続けるのは時間がとてももったいないので、分からないことがあればすぐに専門家に相談するというのは、大学院に入学してからも続けていきたいと思います。