インタビュー
INTERVIEW
金田講師インタビュー
どんな生徒を担当してきましたか?
医学部を受験する生徒さん、中高一貫校の生徒さんや浪人生などを含めて、いろんな生徒を見てきました。
指導しているときに大切にしていること
まずは、苦手意識を取り除くことですね。
数学が好きな生徒さんはそんなにいないので、みんな数学に関して「食わず嫌いだよ」っていうことをちょっと意識させて、「実はこういうふうにやるとちょっと点数が取れるよ」っていうのを教えます。
そして、あくまでも目標を持って、ゴールから逆算して考えていくこと、目標を達成するために、この時期にここまでやる、みたいな形で授業を進めることを心がけています。
使用する教材
教材としては、自分で全範囲の演習プリントやまとめプリントを作ってありますので、それを使うことが多いですね。一応レベルごとにプリントを作ってありますが、生徒さんによっては、その生徒さんのオリジナルプリントも作ります。
もしくは、生徒さんが持ってきた問題集とか参考書を使うこともあるので、そのあたりは生徒さんによっていろいろ変わります。
基本的には、自分のオリジナルプリントを使うことが多いです。
宿題の量・授業前テスト
宿題としては、次回の授業前テストで満点を取ることを目標にして、その日の授業でやった内容を全て解き直し、というのが基本的な宿題です。
決してすごく多いというわけではないと思います。
それ以外に受験生でしたら、演習プリントを予習としてどんどん解いてきて、という形でやっています。それは生徒に応じて変えています。
宿題も量をこなせる生徒さんに関しては、どんどん演習プリントなどを渡して、あとはやるべき内容を指示してどんどんやってもらいます。
ちょっときついなっていう生徒さんに関しては、授業の中で「ここは次回の授業前テストに出すから、ここだけはマスターしよう」という形でちょっとメリハリをつけてやっています。
授業前テストでは、基本的に前回の授業でやった問題を出します。
その代わり、合格点は満点にしています。
すごく意欲のある生徒さんの場合は全然違う問題や、初見の問題も出すことがありますが、基本的には前にやった内容を、抜けている内容がないかどうかのチェックという意味で同じ問題を出しています。
指導スタイル
受験生でしたら解法のインプットとアウトプットで時期を分けます。
現役生でしたら、大体8~9月を目安に解法のインプットを終了させて、10~11月あたりから実際の入試問題をやりつつ、アウトプットの練習をするという形が基本スタイルです。
受験生以外の場合だと、とにかく基礎を固めるということを重要にしておりまして、そのために授業前テストや演習プリントなどを通じて、苦手な内容をどんどんクリアしていきます。その解法の定着度を毎回確認していく形を心がけています。
その代わり、授業が進むにつれて学ぶ内容はどんどん増えていきますよね。
授業前テストは、今まで授業で学習した問題の中から作成しますので、必然的に試験範囲がどんどん広がっていきます。
テスト範囲については、進めていくと1ヶ月前に出したような問題もさらっと。
その代わり1題か2題だけで、それが解けたら「いいじゃん」みたいな形で。
生徒さんのやる気というか、そのスイッチを入れてあげるのが使命だと思っています。
満点を取ったら嬉しそうにしている人がかなり多いので、1ヶ所でも計算ミスをするとショック!となったりします。
そういった形で、毎回満点を取れるのが楽しみになるように心がけています。
受講を検討している方へのメッセージ
数学が苦手な人はかなり多いと思いますが、今の実力は関係ありません。
数学というのはきちんと勉強すれば、ある程度のラインまではいくと思っているからです。
ですので、ぜひ食わず嫌いじゃなくて、数学を好きになってくれとまでは言いませんが、「嫌いではなかったかな」っていうところまで持っていけるように、自分の授業ではしたいと思います。
ですので、頑張って着いてきていただければと思います。