究進塾

税理士コース

COURSE

税理士試験の難易度

税理士試験は、次のような理由で難関試験とされています。

1. 合格率が低い


各科目の合格率は約10〜15%程度です。5科目すべてに合格するには、長期間の学習が必要になります。

2. 科目ごとのボリュームが多い


特に「簿記論」「財務諸表論」「法人税法」「所得税法」は範囲が広く、計算・理論の両方が問われます。税法科目は法改正も多く、最新の知識が求められます。

3. 科目合格制だが、1科目の合格が難しい


税理士試験は科目合格制(5科目を複数年で合格すればOK)ですが、1科目ごとの合格基準が高く、短期間での合格は困難です。

4. 計算力と理論暗記のバランスが必要


計算問題ではスピードと正確性、理論問題では詳細な税法の暗記と理解が必要です。特に税法科目では数十ページに及ぶ理論を暗記しなければなりません。

5. 合格に平均5〜10年かかることも


働きながら受験する人も多く、5科目すべて合格するのに5年以上かかることも珍しくありません。

6. 競争試験ではなく絶対評価


税理士試験は相対評価ではなく、絶対評価(満点の60%以上で合格)です。そのため、毎年の難易度によって合格者数が変動します。

まとめ

難関試験(合格までの平均勉強時間 3000〜5000時間)
合格率は10〜15%(5科目合格には数年かかる)
計算力・暗記力・実務知識が必要
働きながら合格を目指す人も多い

努力次第で合格できる試験ではありますが、長期的な計画と戦略が求められる試験です。

 

税理士試験の科目数は?

以下の11科目の中から選択します。

必須科目(2科目)

  • 簿記論
  • 財務諸表論

    選択必須科目(3科目選択)


    以下の4科目の中から3科目を選択
    3. 所得税法
    4. 法人税法
    5. 相続税法
    6. 消費税法または酒税法(どちらか1つ)

    選択科目(2科目選択)

    1. 国税徴収法
    2. 住民税
    3. 事業税
    4. 固定資産税

    合計5科目に合格すると税理士資格を得ることができます。
    ただし、「所得税法」「法人税法」のどちらか1科目は必ず選択する必要があります。
     

    独学が難しい科目と独学しやすい科目

    独学が難しい科目

    法人税法(最難関)


    📌 理由

    • 範囲が広い:法人税の計算は非常に複雑で、細かい規定が多い。
    • 暗記量が膨大:理論問題で出題される条文の暗記が非常に多い。
    • 法改正が頻繁:毎年の税制改正に対応しないといけないため、市販の教材だけでは最新情報のキャッチアップが難しい。
      📊 独学の難易度:★★★★★(超難関)

    所得税法


    📌 理由

    • 個人の税務が広範囲:給与、事業、不動産、配当などの課税方式を網羅的に学ぶ必要がある。
    • 税額計算が複雑:所得控除、税額控除などのパターンが多く、正確な理解が求められる。
      📊 独学の難易度:★★★★☆(かなり難しい)

    相続税法


    📌 理由

    • 理論の暗記量が膨大:相続財産の評価方法や特例措置などを詳細に理解しなければならない。
    • 計算がややこしい:課税価格の計算や相続税の総額計算が複雑。
      📊 独学の難易度:★★★★☆(難しい)
    独学しやすい科目

    簿記論

    → 市販のテキストや問題集が充実しており、独学でも対策しやすい。

    財務諸表論

    → 簿記の知識があれば、理論対策を独学で進めやすい。

    消費税法

    → 法人税や所得税に比べると範囲が狭く、独学向き。

    結論

    最も独学が難しいのは「法人税法」
    特に税法科目は、法改正対応や理論暗記の負担が大きいため、独学よりも予備校や通信講座を活用するのが一般的です。
     

    税理士試験を個別指導で受けるメリット

    1. 自分専用のカリキュラムで学習できる


    📌 メリット

    • 受験生一人ひとりの理解度や進捗に合わせたオーダーメイドの学習計画を作れる。
    • 苦手な科目や分野を重点的に対策できるため、効率的に合格を目指せる
    • 社会人や忙しい人でも、自分のペースで進めやすい
    2. 質問し放題&疑問をすぐ解決できる

    📌 メリット

    • 予備校の講義では質問できる時間が限られるが、個別指導なら疑問を解決できる。
    • 特に法人税法や所得税法のような難関科目では、計算ミスや理論の誤解をその場で修正できる。
    • 1対1なので、自分が理解するまで何度でも説明してもらえる。
    3. モチベーションを維持しやすい

    📌 メリット

    • スケジュール管理や進捗確認を講師がサポートしてくれるので、途中で挫折しにくい。
    • 試験直前の対策(答案の添削や模試のフィードバック)を受けられるので、より本番に近い形で準備できる。
    • 「今日はこの範囲をやる」と決められているため、独学よりも学習習慣が身につきやすい
    4. 最新の試験傾向や解法テクニックが学べる

    📌 メリット

    • 市販の教材や独学では手に入りにくい最新の出題傾向得点につながる解法テクニックを学べる。
    • 法改正の影響を詳しく解説してもらえるので、税法科目で不利にならない。
    • 受験経験者の講師なら、合格するための戦略を教えてもらえる。
    5. 短期間での合格が狙える

    📌 メリット

    • 効率的な学習ができるため、独学よりも合格までの期間を短縮できる可能性が高い
    • 試験直前のピンポイント対策も可能で、得点力を一気に上げられる。
    • 社会人で時間が限られている人にとって、無駄なく合格に必要な知識を習得できるのは大きなメリット。
    まとめ:こんな人に個別指導はおすすめ!

    独学が難しい法人税法・所得税法・相続税法を受験する人
    仕事や育児と両立しながら学習したい社会人・主婦
    短期間で合格を目指したい人
    独学ではモチベーションが続かない人
    苦手科目を重点的に対策したい人

    個別指導は料金が高いデメリットはありますが、合格までの時間を短縮し、効率よく学習できるという大きなメリットがあります。

    受講までの流れ

    1.無料カウンセリングにお申込み
    ご希望の科目、大学・学科名、学年、試験時期の情報をご記入のうえ、当ページ右上の「無料体験授業をご希望の方」のボタンからお申込みください。
    (※大学の科目は専門性が高く判断が難しいため、シラバスまたはレジュメ、教材の一部を画像でお送りください)

    2.講師の選定
    担当可能な講師を探し、ご連絡させていただきます。(※この時点で講師候補が見つからない場合もございます)

    3.無料カウンセリング・体験授業
    無料カウンセリング時には、シラバス、レジュメ、過去問など教材一式をご持参ください。そこでは、これまでの学習状況やお困りのこと、目標試験の時期など、詳しく担当講師にお話しください。担当講師からは、サポートして行くに当たっての指導方針、適切な授業時間・回数や授業日程のご相談をさせていただきます。余った時間で内容に入ることもございますが、カウンセリングがメインです。
    ※問題の解説は、2問以内でしたら承りますが、事前にご希望の問題を送付していただく必要がございます。
    ※場合によっては、こちらで講師が(試験までの期間と生徒さんの実力、講師が教えられる範囲などから総合的に判断して)「担当不可能」と判断させていただくことがございます。予めご了承ください。

    4.継続受講するかどうかを決定
    講師との相性、ご予算などから、入塾・受講するかどうかをご判断いただき、無料カウンセリングから1週間以内にお返事をいただきます。

    5.受講開始
    入塾される場合は、授業がスタートします。この時点で初回のご請求をさせていただきます。

    オンライン指導及び短期集中プラン

    究進塾は、教室個別指導の他に、オンラインによる個別指導、また時間がないという方に向けた短期集中プランもご用意しております。
    学び方は様々です。ご自身の目標や勉強スタイルに合ったコースをお選びください。

    料金

    入塾金・授業料・管理費のみです。
    お支払い方法は、受講した時間分の授業料を翌月に後払い(銀行振込)となります。