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司法書士試験の模試をどう活かす?社会人・学生におすすめの使い方
司法書士試験の学習が進んでくると気になってくるのが「模試」。
各予備校が春から初夏にかけて実施する公開模試は、本番さながらの予行演習として非常に有効です。
ただし、受けっぱなしでは効果は半減。「成績が悪くて落ち込んだ…」という声もよく聞きます。
ここでは、社会人・学生それぞれに役立つ「模試の正しいとらえ方・使い方」を解説します。
■ 模試の本当の目的は「合否判定」ではない
模試の目的は「合格可能性を測ること」ではなく、「自分の弱点を知ること」にあります。順位や%に一喜一憂する必要はありません。模試は“弱点をあぶり出す検査ツール”と考えてください。
- 社会人向け: 限られた時間で勉強する以上、弱点を正確に把握して重点的に対策することが効率アップにつながります。
- 大学生向け: 早い段階で弱点を知って克服すれば、他の受験生より一歩リードできます。
■ 本番さながらの「場慣れ」が最大のメリット
司法書士試験は午前2時間・午後3時間の長丁場。集中力の維持や時間配分も合否を分けます。
模試を通じて、自分に合ったリズムを見つけておくことで、本番で実力を発揮できるのです。
- 社会人向け: 普段の仕事後の学習と、本番5時間の緊張感はまったく別物。模試で「体力と集中力の配分」を練習しておきましょう。
- 大学生向け: 普段の学習では味わえない本番環境を模試で体験することで、自信につながります。
■ 模試は「復習」が命!
模試を受けた直後が最も記憶が鮮明です。必ずその日のうちに解説を確認し「なぜ間違えたのか」「なぜ迷ったのか」を振り返りましょう。
- 正解していても根拠があいまいなら危険信号
- 記述式は「採点者の視点」を意識して精度を上げる
- 自分だけの「弱点ノート」を作れば直前期の最高の教材になります
■ 模試は2〜3回受けて戦略的に使う
模試は1回で終わらせず、目的を変えて複数回受けるのが理想です。
- 1回目:実力チェック
- 2回目:復習後の再確認
- 3回目:最終調整
LEC、TAC、伊藤塾など大手予備校の模試は内容や解説スタイルに特色があるため、自分に合ったものを選びましょう。
■ 模試は「失敗する場所」だから怖くない
模試は本番ではありません。むしろ失敗するための練習の場です。
模試で悔しい思いをした人ほど、本番で強くなります。
- 社会人向け: 模試を“リスクのない投資”と考え、本番前にミスをすべて吐き出してしまいましょう。
- 大学生向け: 模試を通じて“本番の自分”をイメージできるようになれば、不安は大きく減ります。
まとめ:模試は「合格のための戦略ツール
模試は「怖いテスト」ではなく「学習の道具」です。
成績に一喜一憂せず、自分の弱点を発見するチャンスとして取り入れれば、合格への近道になります。
社会人は「効率的に弱点補強」、大学生は「早くから場慣れ」を意識して、模試を最大限に活用しましょう。
模試活用チェックリスト
- 模試後は必ずその日のうちに復習したか?
- 間違えた問題を「弱点ノート」にまとめたか?
- 時間配分や集中力の持続を意識したか?
- 2回目以降の模試で改善点を検証したか?
【執筆者】K(イニシャル表記)
1994年生。現役の司法書士として事務所を経営する一方、究進塾の司法書士コースの講師も務めています。司法書士試験には、働きながらの兼業受験、そして勉強に専念した専業受験の両方を経験。1回目の受験では、わずか3.5点差で涙をのみましたが、その悔しさをバネに再挑戦。勉強期間1年10カ月で、2度目の挑戦で合格を果たしました。学生時代は勉強が苦手で、1日2時間も机に向かえなかったタイプ。それでも、自分に合った学習法に切り替えることで、大きく変わることができました。だからこそ、勉強が続かない、やる気が出ない…そんな悩みを抱える受験生にも、具体的かつ実感のこもったアドバイスができます。
趣味はランニングと筋トレ。皇居や代々木公園を走り、ジムで汗を流すことで、日々のストレスをリセットしています。「健全な精神は健全な肉体に宿る」という信条のもと、体を動かす習慣を大切にしています。
心に刻んでいる言葉は、漫画『ハイキュー!!』の登場人物の一節:
「俺を構築すんのは毎日の行動であって、“結果”は副産物にすぎん」
遠くに感じる合格というゴールも、振り返れば日々の積み重ねがすべてだったと気づきます。今日という一日をどう過ごすか――それが未来を決める。そんな思いで、受験生一人ひとりに寄り添いながら指導しています。