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こんにちは。究進塾講師の尾川直子です。
尾川先生 株式会社熊本放送に総合職として勤務し、アナウンサー、ディレクターなどを経験。 その後、2003年から公務員試験、アナウンサー試験、大学受験、医学部受験などの面接、小論文の講師として活躍中です。 |
最近、究進塾では講師やスタッフのお勧め本コーナーが月替わりで設置されており、8月は私のお勧め本を紹介させていただいていましたので、ブログでもお伝えさせてください。
1冊目は東京工業大学の伊藤亜紗教授が書かれた
『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書)です。
これは最近の入試小論文でよく出題される本です。視覚障害者がどのように世界を見ているのか、どのような「情報」を使って空間を把握しているのかなど、興味深く読めます。
入試では群馬大学、静岡大学、京都大学、鳥取大学、島根大学、広島大学、大分大学、周南公立大学、獨協医科大学、慶應義塾大学、洗足学園大学などで出題されました。今年は私の小論文の授業でも受講生にチャレンジしてもらっています。
2冊目は東京大学の加藤陽子教授が書かれた
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社)です。
加藤先生が栄光学園中学校・高等学校に赴き、中学1年生から高校2年生までの歴史研究部のメンバーと語り合いながら、明治以降に日本が関わった4つの戦争を振り返ります。歴史の勉強が面白くなる一冊だと思います。
3冊目は私が書いた『アナウンサーという仕事』(青弓社)です。
尾川直子著『アナウンサーという仕事』青弓社
読んでいただいた方からは第6章の「アナウンサーを目指した先に」が良かったと言われることが多いです。人それぞれの就職活動があるんだなあと思っていただければ幸いです。
入試に小論文がある人はもちろんですが、中高生の皆さんには多くの本を読んでいただきたいなと思っています。これからもお勧め本をご紹介していきますね。