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究進塾スタッフのKです。
もうすぐ全受験生に大きく影響する夏休みがやって来ます。
私は幼児に小学校受験指導・知育をしているのですが、小学校入試は11月が本番なので、夏休みは大変重要です。別人のように変わるお子様をよく見かけます。日頃はなかなか成果が出ないお子様も、ご家族の働きかけでその後の伸びが大きく変わってきます。幼児の場合は親子一緒に長時間過ごすことで、気持ちや生活態度が変わり好循環となっていくのでしょう。これまでの学習の振り返りで苦手を克服し、「学ぶことは楽しい」と思えれば、幼児は自ら積極的に吸収していきます。やる気に満ちて、自分で考え行動出来るようになります。しかし残念なことに、一日中管理され嫌々詰め込みの勉強をさせられたお子様は、暗くなり親子関係も悪くなっています。受験を断念するケースもあります。小学校入試はペーパーだけでなく、行動観察や面接でご家庭の総合力が問われます。本人にやる気がないというのは致命的なのです。お子様が気持ちよく受験に臨めるように持っていくのが保護者の力です。
次に高校生の話です。我が子が高校3年生の夏休み前、保護者会での先生のお話がとても印象的でした。「今生徒達は睡眠時間を削り、皆必死に頑張っています。学校も精一杯指導しています。ですからお母様達、ご家庭では何も言わないで下さい。言わなくても彼らは分かっています。冷蔵庫にいつも好物を入れておいてあげて下さい。それだけで愛情は伝わります。」ベテランの先生による納得の助言でした。受験生に何かと干渉したくなるのは親心。家にいる時間が長くなり、顔を見ると余分なことまで言ってしまいそうでした。ですが、高3はもう大人。本人に任せていいと思います。ただ食生活と生活時間の管理は親に出来ることがあります。勉強は体力が必要です。受験生にお勧めの食べ物を調べて調理しました。親子で話し合いの上、過干渉にならないようにサポート体制を作ることが大切だと思います。
受験生のいる一年はご家族にとっても特別な一年です。いつもとは違う夏ですが、楽しみを見つけてリラックスしてお過ごし下さい。
Kさん |
究進塾受付スタッフ。娘を国立小学校から現役東大に合格させた経験を持ち、自身も幼児教育にも関わってきた経験から、子育てへのヒントを少しずつご紹介できればと思います。 |