ブログ
BLOG
究進塾スタッフのKです。
最近になって子供に感謝されるのは、言葉遣いの躾です。美しい日本語を話してほしいという思いから、子供が気になる言い回しや間違った言葉を使った時は、その都度指導しました。
言葉は生き物。時代と共に変化するものです。流行語も若者言葉も仲間内で使うことは悪いことだとは思いません。ただ、感動の全てを「ヤバい」で表現することは、語彙が乏しくなり、後々本人が困ると思いました。「ヤバい」を使った時には、「それを他の言葉で表してみると?」と言い換えてもらいました。子供も、自分の語彙力のなさに危機感を持っていましたので、言い換えて伝えてくれました。
言葉遣いについて、特に私が注意したのは、以前から広く指摘されている「ら抜き言葉」「さ入れ言葉」を使わないことです。また、「なので」から話し始めないようにも意識させました。
他に心掛けていたのは、幼い頃から、大人と電話で会話をさせることです。家の電話に子供は出ない、ではなく親が側にいる時は積極的に出るように勧めました。その際、敬語で話すよう指導しました。今は電話で話す機会が少なくなっているため、電話で話すことに苦手意識を持っている若者が多いと聞きました。子供が初めてアルバイトをした時、周囲の大学生が躊躇している中、自信を持って電話応対が出来たと感謝されました。
人前で話すことに苦手意識がなければ、積極的に発言出来るようになります。幼い頃から家庭での会話で訓練してあげるのも、親の務めなのかもしれません。
Kさん
|
究進塾受付スタッフ。娘を国立小学校から現役東大に合格させた経験を持ち、自身も幼児教育にも関わってきた経験から、子育てへのヒントを少しずつご紹介できればと思います。 |