インタビュー
INTERVIEW
佐々木講師インタビュー
自己紹介
大学では建築を専攻。大学院にも進学しました。
その後、広告会社、建築設計事務所、
マーケティングのコンサルティング会社を経て、独立し、
自身で建築に関する企画や建築デザインを行う会社を行っています。
独立してから、自分自身も大学院受験にチャレンジし修了しました。
その際に自身で学んだ知見を還元するべく、大学院の受験指導も並行して行っています。
主にどんな生徒を担当していますか
「大学院入試を目指す方の研究計画書作成や志望理由書作成の指導」と
「大学院入試二次対策の小論文対策および面接対策」を主に行っています。
また、大学受験の数学も担当させていただいております。
分野としては、法学系、経営系、社会科学系、
データサイエンス系、文学系および理系の専攻にも対応しています。
受講者はどのような方が多いですか
社会人の方が5割、大学生の方3割、留学生の方が2割くらいの割合です。
大学での専攻と、大学院で学びたい内容が違う方も少なくありません。
大学院を目指す方の受講時期の目安
初めて大学院を受験される場合は、6か月前が理想的です。
【進め方のイメージ】
「対象テーマの絞り込みや先行研究のリサーチ」
「大学説明会への参加・大学院事務局への問い合わせ」にあわせて1~2か月
「志望理由書・研究計画書」の執筆に3か月
「二次試験対策(小論文や面接)」に2か月
二回目以降の受験の場合、対象校研究や先行研究テーマの整理ができている場合は、
3~4か月を見ていただくのがいいと思います。
受講頻度の目安
開始期は、2週間に1回ペース、直前期の1か月は、1週間に1回程度です。
授業の進め方
授業は60分または90分で教えていきます。
【テーマや志望校がまだ未確定な初期段階】
最初に、進捗度を確認します。
具体的には、出願までの全体のスケジュール感を把握できているか、
対象校をどの程度研究しているかまず確認しています。
というのも、大学院入試では、
大学院との相性(マッチング)が非常に大切だからです。
さらに、自分の考えている研究テーマがいくら優れていても、
大学院側に指導できる教授や研究室がないと受け入れていただけない可能性が高いです。
【ある程度研究テーマが決まっている場合】
自分の研究テーマに対して、先行して行われている研究や論文、
関連書籍のリサーチがどこまで出来ているかをチェックします。
テーマの設定の際には、大学時代に学習したことや卒業論文、
社会人の方であれば、仕事を通じて、
なぜ、大学院でさらに研究がしたいのかなどを詰めていきます。
テーマが決まり、本格的に内容を書いていくのは
出願3、4か月前をイメージしていただくとよいと思います。
この時期からは、さらに具体的な研究方法や、
期待される成果について詰めてもらいます。
【社会人の方】
業務で行っていることに縛られ過ぎて、
会社のプロジェクト資料や業務レポートになりがちなので、
その研究が、社会的に、どんな意義があるか、どんな解決に結び付くか
学問的にどういう位置づけになるかを意識するようにお願いしています。
なお、研究計画の提出が不要な法科大学院入試の法学未修者受験では、
小論文の演習がメインになってきます。
これまで指導した中で特に印象的な方
何年かかけて、複数回の受験をして、同じ学校を志望する方もいらっしゃいました。
それまで提出した書類からの方向転換して、うまくいったときは
指導の方向性が間違っていなかったと確信できて嬉しかったです。
授業をする上で大切にしていること
書き方を無理強いするのではなく、生徒さんの書き方を生かした形に添うようにしています。
それは、講師のスタイルを押し付けても、結局、本人に違和感が出てうまく書けないからです。
また、大学院側の目線で客観的に研究計画として成立しているのかが大切です。
また、面接で質問された時の齟齬がないように、自分のスタイルで書くべきでしょう。
あとは、世の中の出来事にアンテナを張るということでしょうか。
政治や経済の動きが、自分の研究にも影響があるのだということを意識してほしいと思います。
大学院に入り直された経緯について
私も、仕事をしながら、社会人から法科大学院の受験をし、入学後、3年間、大学院生活を送りました。
もともと、建築関連の仕事をしていましたが、再開発や街づくりに関して
不動産に絡む問題対応をしているうちに法律に関心をもったのと、
公共政策、環境法を体系的に学習したかったことが理由です。
社会人での受験経験・法科大学院で学んだ経験の活かされ方
大学から大学院に行ったときは、理系だったので、
半ば当たり前という風潮もあり、少なからず就職も意識しました。
しかし、社会人になってからの学びは、
自己の積極的な選択から取り組んでいたので、両立は大変でしたが充実していました。
また、大学院にも幅広いバックグラウンドの方がいたので、
大変刺激を受け、切磋琢磨出来た点が良かったです。
受講を検討している方に向けてメッセージ
大学院とは、学びの楽しさを自ら見つける場所だと思います。年齢も関係ありません。
思い立ったら、まず検討してみましょう。そのプロセスも必ずいきてきます。
大学は、文系・理系と分かれての受験が一般的ですが、
社会に入ってからの実際の問題解決には、文系・理系では区切れないことの方が多くあります。
是非、大学院で幅広い視野を身に付けましょう。