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行政書士試験に挑むあなたへ ― モチベーションを取り戻す方法

一年間におよぶ長期戦。折れそうになったときに思い出してほしい「原点」と、合格後に開ける「現実的なメリット」。

行政書士試験の勉強は、長くて孤独な道のりです。1年走り切る過程で、モチベーションが落ちる瞬間は誰にでも訪れます。そんなとき、これまで私が受講生にお伝えしてきた大切な視点をここにまとめます。

原点に立ち返る:「なぜ受けるのか」

まずは、受験の動機を思い出してください。現状に満足している人は、厳しい資格試験に挑もうとは考えません。変えたい現実や叶えたい目標があるから、私たちは机に向かいます。もちろん、人生を変える手段は試験だけではありません。しかし、行政書士試験の合格には、他には代えがたい強い価値があります。

合格がもたらす5つの価値

  • ① 能力の証明 ― 行政書士は国家資格。合格は法律の素養を客観的に示します。法務領域での就職・転職で大きな武器になり、実際に私も企業の法務部から打診をいただきました。
  • ② 努力の証明 ― 計画を立て、粘り強く実行する力が身につきます。働きながら合格した経験は、評価に直結します。
  • ③ 独立・転職の切り札 ― 行政書士は独立開業が可能。開業資金はおおむね50万円前後で、副業スタートも現実的。「いつでも切れるカード」を持てる安心は、日常の心の余裕にもつながります。
  • ④ すべてが自分に返る働き方 ― 中間搾取はなく、成果は自分にダイレクトに返ってきます(※会費目安:月7,000円〈東京会〉)。上司や部下に悩まされず、裁量を持って働けます。私もフリーターから開業し、3年目には自分へのご褒美として念願の高級品を購入できました。
  • ⑤ 自分を変える力 ― 合格は心を前向きにし、挑戦する勇気を与えてくれます。私は合格後に人生が動き出し、2年目には結婚しました。外見は変わらなくても、内側が変われば現実は自然と動きます。

つまずいたときの合言葉

「なぜ始めた?」を1行で書き出す

スマホのメモや机の前に、最初の動機を短い言葉で固定化しましょう。視界に入るだけで、気持ちは戻ります。

合格後の「具体的な景色」を想像する

肩書き、働き方、収入、時間の使い方――合格後の1日を具体的に思い描いてください。曖昧な未来より、具体的な未来のほうが人は頑張れます。

小さく勝つ仕組みをつくる

完璧よりも継続。30分でも、1講でも、「今日の勝ち」を積み上げることが、最短の近道です。

おわりに

疲れたときこそ、原点と未来を思い出してください。行政書士試験の合格は、資格を得るだけではなく、人生の主導権を取り戻す行為です。あなたの一歩は、必ず明日の自分を変えます。

【執筆者】

Y(イニシャル表記)
究進塾の行政書士コースの担当講師。
国立大学大学院修士課程修了。
行政書士事務所を運営しながら、大手予備校で法律系国家試験の講師を20年間
担当してきました。法律について大学院で研究もしてきました。
「暗記より理解」が講師としての信条で、条文の理解のためならば、千年以上前
のローマの話もします。「法律の理解に資する方法を探す」ことを趣味としていて、
さまざまな文献に目を通します。蔵書は数百冊におよびます。


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