親子関係お悩み相談カウンセリング
COURSE
なぜ学習塾で「カウンセリング」なのか?
究進塾にはさまざまな生徒様がお見えになりますが、近年とても多くご相談をいただくのが、保護者様からの「お子様との関わり方」に関するものです。
<例>
■子どもとの関わり方・距離感がつかめずにいる
■ついカッとなって、上から目線で物を言ってしまう
■子どもが怒ってしまい、言いたいことが言えなくなってしまった
■子どもは悩んでいるようだが、保護者が忙しすぎて日常的に話していないので、何を言えばいいのか分からない
※あくまでも一例です。これ以外にも、「こんな悩みでもいいのだろうか?」という場合でも、お気軽にご利用ください。
これまでは、こうしたお悩みについては主に塾内のスタッフがその都度ご対応をして参りましたが、あくまでもこれまでの経験則をもとにした一般論に終始したもので、成果に結びつくケースもあれば、残念ながらそうではないケースもあったというのが実情です。
また、このようなお悩みを保護者様・生徒様がお持ちの場合、塾での授業に集中できない、ご自宅での学習環境が不安定になるなど、学力面での問題も生じていることが多く、究進塾としても課題を感じていました。
そこで、この度「親子関係」に焦点を当てて、3回の継続的なセッションを通じて、保護者様と生徒様の関係改善にお役立ていただける【60分×全3回】のカウンセリングサービスを導入いたしました。心理専門カウンセラーがこれまでの経過を詳しくお伺いし、コミュニケーションが上手くいかない根本の原因を浮かび上がらせることで、よりストレスのない毎日を送るための一助にするため、そして生徒様が学習に専念するための環境づくりとして、是非お役立てください。
※本サービスは基本的には保護者様を対象としておりますが、生徒様がご利用いただくことも可能です。
こんな方を対象としています
親子関係の在り方はお子さんが思春期・青年期に差し掛かることで大きく変容します。
それに伴い、子どもが言うことを聞いてくれない、反抗してばかりいる、親からの発信に対して何も返してこない、何事にもやる気を見せてくれない、落ち込みが激しかったり切れやすくなったりという感情の起伏の激しさがみられるなど、いわゆる第二次反抗期特有の行動がみられてどうしたらよいかわからないという悩みが生じたり、不登校や引きこもり、SNSなどのインターネットやゲームへの過度の依存傾向、隠れてリストカットをしたり、風邪薬や睡眠薬などの薬物の過剰服用(オーバードーズ)がみられたり、拒食や過食などの摂食障害傾向がみられるなどのいわゆる病的な行動傾向などのより深刻な問題が発生したりすることもあります。また、まだ大きな問題は起こってないけれど親離れ・子離れについて漠然とした不安を抱えてどうしたらよいか悩んでいるということもあるでしょう。このような問題に悩まれている方がこのコースの対象となる方です。
そこには子どもの側が無意識に持つ親から自立したいという欲求と親にまだ甘えていたいという欲求との間の葛藤がうまく処理できないことによるストレスや、親の側が子どもと自分を無意識に同一視して自分の理想を無意識に押し付けてしまうことによる子離れの失敗(過保護や過干渉)などが存在することが多いと言えます。このような悩みの多くは、子どもがアイデンティティを確立する上での通過儀礼という側面もありますが、幼少期の親子関係に対する無意識の欲求不満や葛藤が背景にあることも多いと言えます。幼少期の第一次反抗期を心理学では親からの分離・個体化の表れと考えますが、思春期・青年期は第二次反抗期に代表されるように最初の分離・個体化の問題が再燃する第二の分離・個体化の時期と考えられています。幼少期の親子間の愛着形成の問題が再燃することでその時期の問題がより一層激しくなるとも考えられています。また親の側の幼少期の自分の親との間の愛着形成の問題が無意識に自分の子どもへと投影されることで自分の子どもとの間に様々な問題が生じること(愛着の世代間伝達)もあります。
このコースでは実際に生じている親子関係の問題にあるこのような無意識の問題を含めて多角的に分析して解決方法を探っていくことを目的にしています。
このようなサービスです(※60分×3回でどういうことをするか)
<最初の面接>
今現在悩まれている問題についてや、お子さんの生育歴や日常生活の状況などいろいろとお話を伺います。そして必要であれば質問紙検査や投影法検査を用いて心理アセスメントを行います。それによって今後の方針を決めていきます。
<2回目の面接>
1回目の面接において決まった方向性に基づいて具体的な問題解決の方法を探り日常生活でどういうことをしていくかを考えていきます。
<3回目の面接>
2回目で方向づけられた問題解決へ向けて日常生活で取り組んでみたことの内容や成果について話し合います。またうまくいかなかった場合にはより適切な代替案を模索していきます。本格的な心理療法が必要であればこれ以降も継続して行うこともあります。
※あくまでも一般的なカウンセリングの進行を基にしています。個々のケースで若干変動することがございます。
担当者:究進塾に所属する心理カウンセラー
クリニックや学校で多くの方を対象にカウンセリングを歴任してきた、
経験豊富なベテランカウンセラー(臨床心理士)が担当いたします。
カウンセリング申込の流れ
(1)下記の「お申込みフォーム」へ必要事項をご記入・ご送信ください。
(2)頂いた内容を基に、カウンセラーと日時調整を行い、初回日程をご提案いたします。
(3)初回日程が決定しましたら、御請求書をお送りいたしますので、お振り込みのお手続きをお願いいたします。
(4)対面カウンセリングの場合:お約束の日時に、究進塾池袋へお越しください。<アクセスマップ>
オンライン(Google Meet)の場合は、カウンセラーからミーティングのURLをメールでお送りします。
料金
23,100円(税込・前払い)
※3回(合計3時間)の料金です。3回1セットでのお申込みをお願いいたします。
※必要に応じて、1時間単位で追加(1時間あたり税込7,700円)することも可能です。
※入塾されていない方の場合は、別途ご入塾金(税込22,000円)と月額管理費(1か月あたり税込3,850円)がかかります。ただし、その後お子様が当塾の授業をご受講いただく場合、入塾金はかかりません。
FAQ
Q:入塾していないのですが、「親子関係お悩み相談カウンセリング」は利用できますか?
A:可能です。これまでの心理カウンセリングについては塾内生(短期集中コース受講生を除く)に限定しておりましたが、本サービスについては入塾していない方もお申込みいただけます。
※ただし、ご入塾金・月額管理費が必要です。
Q:子どもだけで利用することは可能ですか?
A:可能です。ただ、場合によって保護者様とのセッションをご提案することはございます。いずれの場合も、料金は同一です。
Q:遠方に住んでいるのですが、オンラインでサービスを利用できますか?
A:可能です。Google Meetでご利用いただけます。
Q:池袋で対面の形でサービス利用するのと、オンラインの場合とで、料金は異なりますか?
A:料金は、池袋対面・オンラインとも同一です。