代表挨拶
並木 陽児
代表プロフィール
1979年 埼玉県生まれ
1998年 私立巣鴨高校卒業
2004年 東京大学工学部建築学科卒業。卒業後は自主映画を撮りながら、塾講師として8年間教鞭を執る。多様性のある学びのフィールドを社会に実現するべく、2010年にオンライン塾として究進塾を設立。2012年に教室を池袋に開校。1女の父
究進塾をはじめたきっかけ
大学に入学してから現在までの22年間、家庭教師や塾講師の仕事に携わってきました。
とはいえ、始めた当初はあくまでアルバイトの一つという感覚でした。
実は大学時代、自主映画制作に没頭していた時期があり、当時はその道で生きていくことを本気で目指していました。そのため、大学卒業後も就職はせず、週4日は塾講師として働いて生活費を稼ぎ、残りの3日は映画制作やその準備に充てる、という生活を30歳ごろまで続けていました。
しかし、1年かけてようやく完成させた映画を自主制作映画のコンペに出しても入賞には至らず、「努力しても必ずしも評価されるわけではない」という現実に悩むようになりました。
一方で、「とりあえず食べていくため」に始めた塾講師の仕事では、授業の準備をしっかりして臨んだことで生徒に喜ばれたり、最初は全く歯が立たなかった生徒を合格まで導けたりと、これまでにない手応えと喜びを感じる経験が積み重なっていきました。
そこで気づいたのは、勉強には「頑張った分だけ成果が出る」という、非常にシンプルで誠実なルールがあるということ。そして、教える立場としても、自分の努力が生徒の合格という形で結果に表れるという実感が持てたことです。そうした経験を通じて、「自分には教えることが向いている」と自然と思うようになりました。
もちろん今でも映画を観るのは大好きですし、努力が必ずしも報われるとは限らない芸術の世界で結果を出している方々に対しては、深い敬意を抱いています。
究進塾を立ち上げたのは、各科目に「これは」と思える先生を集めて、勉強がうまく進まずに苦しんでいる生徒を支える個別指導塾を作りたい、という想いがきっかけです。塾講師としては、集団授業と個別指導の両方を経験しましたが、生徒一人ひとりとしっかり向き合うには、やはりマンツーマンの個別指導が最適だと感じていました。
ただ、私が担当する化学だけは成績が上がっても、他の科目が伸びず、結果として志望校に届かないというケースを何度も目の当たりにしてきました。だからこそ、「各科目に信頼できる先生を揃えた塾をつくりたい」という思いが、次第に強くなっていったのです。
最初のうちは、特定の科目に教えられる講師がいないため、お引き受けできないケースも少なくありませんでしたが、2017年頃から少しずつ「この先生に教わりたい」と思える講師が各科目に揃い始め、今の形になっています。
指導方針
授業を受けて終わり、という授業だけの学習にならないよう、宿題の内容を細かく指示する。そして、授業前テストで宿題の密度をチェックする、という方針を持っています。
趣味
10年以上、細く長く続けている合気道と、小学生の頃からずっと好きな野球観戦(横浜ベイスターズ)です。でも、娘が生まれてからは、仕事以外の時間は娘と遊んでいます。2023年の夏からは、川遊び(ガサガサ)と、アクアリウム(淡水魚飼育)が加わりました。
塾のモットー:四方よし
生徒さん、保護者様、担当講師、スタッフの四者がハッピーになることをモットーとしています。
メッセージ
究進塾は、大学入試や大学院入試、大学の定期テストの単位取得など、何かの試験を目標として、それに対して対策をして行くマンツーマンの個別指導塾です。ですので、学問の楽しさを伝える面と、試験で合格点を取るための現実的な戦略を伝えるという両方の側面を重視しています。そして何と言っても自慢は、各科目ごとに代表並木が「自分が生徒ならばこの先生に個別指導を受けたい」と心の底から思っている『個別指導のスペシャリスト』を揃えている点です。学習が思うように行かずに困っている方はぜひお気軽にご相談ください。