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こんにちは。究進塾 編集部です。

この記事は、「キャリアや将来について一緒に考える」キャリアイベントの記事 第3回目です。

ここからは、フリートークの内容となります。先生方は色々なことに、どのような考え方を持っているのでしょうか。

お話されている先生

尾川先生:究進塾講師。担当は論文・面接対策。元アナウンサー
塚田先生:元究進塾講師。専門は経済学
A先生:弁護士
B先生:心理カウンセラー
並木:究進塾代表。担当科目は化学
粕川:究進塾副代表。担当科目は国語
(以下、敬称略)

SNSとの向き合い方

粕川
ここからは、先生方にざっくばらんにいろいろお話を伺いしようと思うんですが、その前に1つ、尾川先生から質問を頂きました。

皆さんSNSっていうやってますか。やってますよね。

そこで、「SNSでへこむ経験をすることが、結構ある」と。

我々の世代ではなかった悩みではあるんですけど、ぜひ心理カウンセラーのB先生から、SNSの付き合い方や、その辺りのお言葉をいただけると助かります。

 

尾川
なぜこの話になったのか、というお話からさせてください。

ある小論文の模擬試験の課題文に、「良い比較と悪い比較がある」という文章が出ました。

「良い比較とは、昨日の自分と今日の自分を比較することで、悪い比較は自分と他人を比較することだ」

というような文章です。

その課題文を読んでの小論文で、高校生が「悪い比較」の具体例として、「私も誰かが羨ましくてたまらない」という内容を挙げてくるのですが、それが全て、SNSを見たことがきっかけなんですよ。

「共学の高校に通っている友達に彼氏がいて羨ましい」
「都心に頻繁に遊びに行っている友達が羨ましい」

こうした「SNSを見ては落ち込む」みたいな具体例を、たくさん見かけたんです。

「それが今の高校生のお悩みなのかな」と思いまして、そういうSNSを見てへこんだときにどうしたら良いのか、ということを、B先生にお伺いしたいです。

 

B
お1人お1人の状況が様々なので、あくまで一般論ということになります。

SNSというのは、普段対面でお話するときとは、また違った使い方を見なしているものなので、

・自分が「こうありたい」というふうなものを見せる
・あまりいろんな人のことを考えずに独り言みたいに発信する

ということが結構あったりします。

そもそもSNSというのは、傷つきやすかったり、落ち込んだりということが起こりやすいような媒体なんですね。だからSNSを使う時間が長いと、気持ちがだんだん落ち込んでくるとか、そういったデータもありますし。

ただ、友達とかと会ったりするときに必要な場合もあるかもしれないので、全くやめるっていうふうところまでもしなくてもいいんです。

なので、

「SNSとは、どのぐらいの距離感だと自分が傷つかないか」
「自分が落ち込まないか」

っていうことを、調整していくといいかなと思いますね。

SNSを見て落ち込むことが数日間続く、とかであれば、そういうときは見ない方がいいかもしれないし。一旦離れてもまた全く繋がりがなくなるわけでもないので、そういうふうにできればいいかな、と思うのが1つあります。

そして、SNSにもいろんな特徴があって。

自分が発信したいことを発信するっていうのもそうなんですけど、会って話してるときと違って、やはり情報の量が限られてきます。多くの場合、言葉や文章も短かったり、写真や動画があったとしても、その周りの状況とかもわからないですし。

そうやって、情報が少ないときだと、受け取った人が、見たいものを見たいように見たりとか、あとは普段感じてる嫌なことや「こうあって欲しくないな」って思う反映をしちゃったりとか。

具体的な例をすぐに上げられないんですけど…例えば、友だちが他の子とは遊びに行ってる、みたいなものを見たとき、自分があまり誘われてなかったりするタイミングだったら「自分が嫌われてるのかな」って思ったりとか。

そのとき、ちょうど寂しかったりすると、もっと寂しくなったりとか。

このようにSNSは、自分が普段感じてることが増幅されたりするので、そういう意味でもSNSというのは、ちょっと付き合い方に注意した方がいいかなと思います。

 

粕川
ありがとうございます。

断片的な情報だから、やっぱり、良くも悪くも想像が膨らみやすい、っていうことはありますよね。

 

今の学生が恵まれていること・大変なこと

粕川
学生と私たちとは、世代的にはどうしても差がありますので、

・今の学生さんが恵まれているな
・逆に、今の学生の方が大変だな

と思うようなことがあれば、ぜひお話をお伺いしたいと思います。

何かありますか、恵まれていること。

僕は個人的に思ったのが、A先生がおっしゃってたように、昔は本が何冊も必要で結構大変だったけど、今はタブレットがあったり、とかね。あれは相当、楽ですよね。

そういうこととかもありますし。

 

塚田
あれって、A先生が真面目だからっていうのもあって、昔から学生って教科書、持って来なかったりします。

粕川
まあ、全部買う人はいなかったですね。僕が行ってた大学にいましたけどね、全部持ってるやつ。

塚田
全部持ってるやつもいるんですよね。買わなくてもいいやってやつもいるし。

粕川
コピーっていうのも、ありました。

尾川
ありましたね。

 

塚田
やっぱり大学の先生をやってると「最近の学生は真面目」っていうのがやっぱりよく聞きますよね。

実際、真面目だと思います。やんちゃしてるとか、派手に暴れるっていうことが昔よりはないっていう感じ。

でもその分「何かおとなしすぎる」っていうふうにもよく言われて「大学生だったらもっと弾けろよ」みたいな、遊んでないっていうのが、よく言われます。

例えば、大学自体もすごい厳しくなってて、昔はもうさぼりまくっても単位が来るみたいな感じだったんだけど、最近は全然さぼっちゃいけないっていうふうになってて。

祝日なんかも、バチって絶対授業がある、みたいな感じになってるんですよ。

だからもしかしたら、今の学生の方がだいぶ窮屈かもしれないんだけど、その中でも楽しんでもらいたいです。せっかくですし。

皆さん、大学楽しかったですか。

 

尾川
楽しかったです。

塚田
A先生…あんまり楽しくなかったですか?(笑)

A
楽しかった…です。うん。はい。

尾川
(笑)

 

A
楽しかったですよ(笑)

ちょうど、私が入ったときぐらいに…入る前ぐらいかな。何か入った後ぐらいに、校内での飲酒で事故が、北大かどこかで何か起きて。

それで結構締め付けが厳しくなりました。

 

塚田
学園祭とか、昔は酒飲みまくってたから。

尾川
すごかったですね。

 

粕川
最近は、一気飲み強制したらもうニュースになるぐらいだから、その辺、サークルとか飲み会はそんなに激しくないんだと思います。

 

尾川
よいことで言えば、今の社会は情報が手に入りやすくなったので、それは羨ましいですね。職業にしても細分化されてきたので、選択肢が多いことも羨ましいです。

反面、「選択肢が多いゆえに選びきれない」というのは、今の学生さんの辛いところかもしれません。

それから、私が大学生だった頃よりも、日本の景気が悪すぎる、というのもかわいそうです。「ここに入れば、もう安心」という企業はないですしね。

私が放送局に入った頃は、バブルは弾けていたものの、放送局自体の景気はそこまで悪くなかったのですが、今は以前より視聴率が低くなり、広告収入も減っていますので、難しいですね。

 

塚田
今の学生のいいところって、なんか大学の入試の制度とかも変わってきてますよね。

 

尾川
総合型選抜で大学に入れるようになったのは、とても良いことだと思います。

一般選抜は試験当日の一発勝負で、その日に力を出しきれない受験生はどうしてもいますし、本番に弱い受験生もいます。

でも、総合型選抜は高校生活の中で蓄積していったことが評価される入試なので、一発勝負の受験を避けたい人には向いている入試形態ですね。

その定員が増えつつあるのは良い時代になったと思います。

 

塚田
その分、実力つけないとってことですね。

尾川
そうですね。高校生活で手を抜けないですよね。

 

情報の質と、気を付けた方がいいこと

粕川
今のお話と関連するんですけど、情報の質とかって、どうですかね。やっぱり、皆さんがどういうものを、普段見ているか。

ちなみに皆さん、テレビって結構見ますか。結構差があるかと思いますが、見るっていっても、多分我々世代ほど見てないと思うんです。

情報の質みたいなところで「これは気をつけた方がいいよ」みたいなの、ないですか。

 

尾川
それは2ちゃんねるにはまってる…。

全員
(笑)

 

塚田
いや、でも最近は僕ネットは止めてるので(笑)。

確かによくないですよ、やっぱり。ツイッターとかSNSとか。

SNSを自分の武器にできるんだったら使っていいんですけど、自分の武器になってないんだったら、速攻やめてもいいぐらいだと思っていて。

「自分をアピールして、他の人に知ってもらって、評価してもらう」っていうのは、結構楽しいことなので。

だから「他の人を羨ましいと思って苦しいよね」っていうお話もあって、その話ばっかあるんですけど。

逆に人間って結局、進化論的に、羨ましがらせることが、自分の中の喜びになっちゃうような遺伝子を持って生まれてきてるので。

なんなら自分でマウンティング取るのは、まぁ良くないことって言われてるけど、取れるんだったら取ったらいいんじゃないですか、っていう気もしますよね。

だからSNSは、自分の武器にして、自分をセルフプロデュースできるんだったら使ったらいいけど、できてないんだったらやるだけ時間の無駄だし、精神をすり減らすので撤退するっていうのもあって。

撤退してじゃあどこ行くかって言ったら、他のウェブサービスに行ってもいいし。

なんかこう、

「今いる場所が、自分の能力を発揮できてるのか」
「自分が輝いている場所なのか」

っていうのを考えて、もしそうじゃないんだったらどんどん新しいところに進んでいくっていうことが大切だし、今の学生だったら、それができるんじゃないかなっていう気がします。

昔はこう、中高とかって「クラスの中で失敗したら、もう3年間ずっと失敗し続ける」みたいな感じじゃないですか。

僕自身も、高校生の頃ずっと失敗してたんですけど。友達いなかったら、ずっと友達いないっていう状況だけど。

今の学生のいいところは、そうやって何か別の、ネットのコミュニティとかに居場所を見つけられる。

友達を見つけられるってのはいいとこだけど、そこで輝けてないんだったら、「つらい、つらい」になっちゃうから、もう新しいところへ行くべきだし。

どんどんどんどん、自分の居場所を変えていって、自分が楽しめる場所にいるのが大切なのかな、というふうに思います。

 

粕川
ありがとうございます。

 

迷った時はどうすればいい?

粕川
皆さん、これから進学だったり就職だったりで、絶対迷いは出てくると思うんですけど、そんなときどうしたらいいとか、ありますか。

迷うって、ある意味、当たり前だと思うんですけど。

その辺、例えばB先生、何かないですか。いきなり振っちゃうんですけど。

 

B
そうですね。迷ってるとき、一番最初に思ってほしいのは「まず休憩しましょう」ということです。

単純に、疲れてるときって何かを決断するのは難しいので、脳がうまく働かないんです。

だから、その1週間ぐらい考えるのを、ちょっとさぼってというか、やめて、リフレッシュして好きなこととかやって。

ちょっと疲れは取れてきたかなっていうぐらいで、もう1回考え出すといいかなっていうのが、まず1つです。

あと、何か決めるときって、完全に100点満点の決断ってあんまりないかなと思ってて。

私が思ってるのもそうだし、周りの人の話を聞いてもそうかなと思うので、「80ぐらい良くて20ぐらいはちょっと嫌だな」とか。51対49ぐらいっていうのはあんまりないかもしれないですけど。

「嫌なこともあるんだけど、でも、今ある選択肢の中では、そんなに悪くはないかな」ぐらいで、消極的に決めるっていうのも1つかなと思いますし。

1回決めた後にどうしても戻れない地点っていうのもあるけれど、その後、変えられるような地点っていうのもいろいろあると思いますし。

職業についても、それこそ転職する場合も、少なくなかったりするし。

1つの決断を、「今すごく、絶対ベストの選択肢を選ばなきゃいけない」って思い込まなくていいのかな、と思います。

 

粕川
それはすごい大事ですよね。

 

塚田
結局、「選択肢を広く持っていたまま行きたい」っていうふうに、多くの若い人が思うらしいんですけど、選択肢を1個に絞らないと、モチベーションが湧いてこないんすよ。

A先生がおっしゃってたように、自分の専門分野で、自分の金になるから、勉強できるのであって、選択肢を絞ると、例えば「弁護士になる」って決めたらもう弁護士の勉強するしかないじゃないですか。

だから「選択肢を広げたまま行った方が得だよ」っていうのが、実は間違ってるんじゃないかっていう。

選択肢を絞っちゃって、そこで自分のモチベーションを高めて投資していけるような環境を整えた方が、絶対にその選択肢の中では駒は進められるし。

もしそのルートが違ったら、とりあえず変えりゃいいんだけど、広く待ってたら、絶対すごろくの目は一歩も絶対進んでいかないっていうか。

選ばないと進められないし、進めて嫌なことがあったらまた、他のとこ行けばいい、っていう感じが大切なのかな。

 

A
あんまり後ろ向きなこと言ってもあれなんですけど、私の考えだと、

職業選択、進路とかって、すごい才能がある人とかすごい天才的な人は別として、平均的な人からすると、可能性に1つずつバツをつけていく作業だと思うんですよね。

自分のできることを見つけるっていうのが、多分、進路選択なのかな、と私は思ってまして。

今、塚田先生がおっしゃったように、漠然と何でもできるような、幼児的な万能感っていうのが、多分子供のときは誰でもあると思うんですけど、結局、いかに自分が凡人であるかと気づくっていう。

そこからが、始まりだと思うんですよね。

そういう意味で、勉強ってだいぶコスパが良くてですね、せいぜい上位10%に入れば、そこそこお金もらえるんですよ。

例えばサッカー選手だったら…メッシとかってわかりますかね、世代的に。

メッシ
Messi, Lionel[生]1987.6.24. ロサリオ
リオネル・メッシ。アルゼンチン出身のサッカー選手。フルネーム Lionel Andrés Messi。身長 1m70cm,体重 67kgながら,力強くかつ多彩に繰り出されるプレー,相手守備陣を軽々と抜ける左足のすばやいボールコントロールなどで,世界の年間最優秀選手に贈られるバロンドール(2010~15年は「FIFAバロンドール」を呼称)を,2009~12年,および 2015,2019,2021,2023年の 8度にわたって受賞,2022年FIFAワールドカップ・カタール大会では母国アルゼンチンを優勝に導き,自身も最優秀選手に輝いた。

(コトバンク「ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「メッシ」の意味・わかりやすい解説」より引用)

メッシには絶対勝てないわけですよ、どう頑張っても。

でも、メッシの才能がなくても、勉強は食っていけるんですよね。

勉強も向き不向きがあるので、「俺は何かmolとかわかんないし無理だな」みたいなので、結局そこで1個ずつバツをつけていって、結果残ったやつで何とかやってく。あんまり受験生に言う話でもないかもしれないけど。

でも、意外と最終的に残ったやつが、意外と一番、良かったりする。

私、法律の勉強とか向いてると思ったこと1回もないんですけど、今振り返って「何か他に向いてるものがあったか」っていうと多分何もないので、結果よかったのかなっていう感じになってます。

ちょっと質問の趣旨と違うことになっているかもしれないんですけど。

 

粕川
いやいや全然。ありがとうございます。

 

尾川
メッシで思い出したんですけど、サッカー選手に必要なことは

「足が速いこと、背が高いこと、メンタルが強いこと」

これが三拍子らしいんですよ。バドミントンは

「より早く、より高く、より前に」

らしいです。

そういうスポーツに必要な3つという要素はあって、でも、その3つが全て揃っている選手はなかなかいないそうです。メッシも小柄ですよね。長友も小柄だし。

皆が何かがちょっと足りないわけで、監督はその足りないところを考えながら、11人を選んでいくんだそうです。

とりあえず3つ必要なんだけれども、2つあれば何とかなります。

自分のほかに、ほかの2つを持っている人がどこかにいるはずなので、働いていくにあたってはあまり困らないでしょう。

とりあえず、自分の職業に必要な3つを、全部揃えておく必要はないと思いますよ。

 

粕川
天才を目指してもしょうがないということですね。

 

やる気が起きないときはどうする?

粕川
多分、これから大学に行こうが何だろうが、勉強っていうのはしばらくすることにはなると思うんですけど、当然やっぱり「やりたくねーな」と、「机には向かったんだけど、なんか無理だな」みたいなことってあると思うんですよね。

これは正解なんかないんですけど、それについてどうしたらいいかなっていうのを、先生方に聞いてみたいと思います。

何かありますか。

 

尾川
暗記科目はやる気がなくてもできますし、やる気がなくても、勉強自体は多分できます。

というのも、皆さんのお父さん、お母さんはやる気がなくても、皆さんのお弁当を作ったり、おうちに掃除機をかけたりしていますよね。

皆がやる気に満ち溢れた状態で家事をしているとは思えません(笑)。

私自身も、今はやる気でここに座っていますが、毎日やる気に満ち溢れた状態で出勤しているわけではありません。「今日の仕事は気が重いな」という日もあります。

それでも仕事だと思えば、仕事先ではやる気になっているので、皆さんがやる気にならないときは、古文の助動詞を覚えるなどの黙々とできることを、勉強することをお勧めします。

粕川
どうでしょうか?先生方の職場の雰囲気によって、全然違うとは思うんですけど、A先生とか。

 

A
勉強に身が入らない時…。ま、やらないっていうのができます。

塚田
ああ。

A
やらないと、なんていうんですかね、そのうちやらないとやばいっていう。

全員
(笑)

 

A
例えば、やらないとそのうち、仕事終わらない、とかそういう状況になりますよね。そうなると、必然的にやらざるを得なくなるんで。

やらざるを得なくなった結果「間に合うか間に合わないか」っていうのは、また別の問題ですけど。

でも、中途半端にやってると、結果あんまり奏功しなかったときに、

「じゃあ何かゲームでもした方がよかったじゃん」

みたいな感じになるんですけど、「やらない」っていう決断をしてる以上、誰のせいにもできないわけですよ。

そういう意味で、自己責任を問うために、やらないっていうのが私はいいと思います。

 

粕川
なるほど。

A
結果は全く保証できないんですけど。

 

塚田
僕は「寝る」っていうのが。

「やらない」と引っ掛けて言うと、寝るっていうがすごい良くて。みんな、ちょっと寝なさすぎるんじゃないかっていうのがあって。

僕自身も「自分はできればショートスリーパーであってほしい」っていう思いから、1日7時間→6時間→…っていうふうに「どんどん睡眠時間を削る方法論」みたいなのを読んだりして、実践したりしてたこともあったんですけど。

「結局、寝た方がいい」っていうことに最近気づいて、もうめちゃくちゃ寝るようにしてて。最近は、1日8時間ぐらいは絶対寝るんですけど、もっと寝てもいいぐらい。

そもそも寝られないのって何故か、っていうと、大人になると生きていかないといけないんで。

働かないといけないんで、定型的な職に就いてる人はもう朝早く起きて、夜まで仕事して、「全然自分の時間ないし寝れないじゃん」ってなっちゃうんです。

けど、みんなは高校生、あるいは高卒生で、親がご飯をくれるのに、なんか寝ないの勿体なくない?

っていう気がするんだけどね。

生きていけるんだから、別に仕事を頑張ってする必要ないわけで。中にはね、仕事しながら勉強してる、すごい大変な人もいるかもしれないけど。

しっかり寝る権利と、義務と、それだけの時間が、余裕があるんだから。しっかり寝て、目をしゃっきり開いてから勉強する、ってのが大切かなって話です。

Bさん、寝不足の先生とか生徒って、心理的なネガティブが、そういう体のネガティブから来るっていう人って、いたりしませんか。

 

B
それはすごく多いですね。

睡眠時間が短くなったり寝不足になると、誰でも顕著に集中力が下がるので。睡眠についてすごく大事なことおっしゃってくださったなって思います。

というのもありますし、それに加えて、勉強に集中できないとか身が入らないと悩んでたりするときって「勉強時間を長く確保すること」が目的になってたりするので。

勉強時間を確保することじゃなくて、

・勉強の中身
・効率を上げること
・この問題集を終わらせること

とか、そういうことが目標になってくると、ただ単に時間を長くとるじゃなくて、

「どうやってこの時間で集中できるようにするか」

そういうふうに意識が向いていくのかなと思います。

勉強時間に限らず、

・どうやったら自分が一番パフォーマンス上げられるか
・どうやったら勉強が進むか

っていうふうなやり方を考えてもらうと、睡眠を取るっていうのも1つの方法としてすごくいいかなと思いますし、目的・目標をそういうふうに思ってもらうといいのかなと思います。

 

粕川
ありがとうございます。

 

ストレスを減らすアイテムは?

粕川
勉強に関わらず、将来、仕事、それから日頃のストレスを減らすために、「意外とこんなものが役立つよ」っていうものがあれば、ぜひ教えてください。

この辺も、世代がちょっと出ちゃうかもしれないんですけど、何かそういうものはありますかね。

マンガでもいいですし。最近、鳥山明さんが亡くなっちゃったりしましたけど、ありますか。

例えば、アニメとかゲームとか。どういうところを見に行くとか。観光地とか。

 

A
僕は車ですね。車を、できるだけ高いやつを買った方がいいです。

塚田
おお…。

尾川
(笑)

A
あのー…、借金を背負うと、働く気になります。

塚田
おぉ~。(笑)

尾川
(笑)

A
嫌でもやめられない。(笑)

塚田
車、最近すごい興味あるんですけど、車は実際に使ってなくても、経費になるんですか?

A
それはちょっと…

塚田
(笑)

A
一応その…「事業割合」とかっていう。

塚田
わかりますよ。なんか按分する…。

尾川
(笑)

 

A
借金と言っても、ギャンブルとか、よくわかんない飲食とかにつぎ込んじゃ駄目ですよ。

車とか、不動産とか、財産として残るもので。

それを買うと、結局、嫌でも働かなきゃいけないっていうモチベーションが…。いや、あの、働きたくないんですよね。

 

全員
(笑)

 

A
だって、そうじゃないですか。

もし明日100億円もらったら、受験とかします?

 

全員
(笑)

 

A
「それでもする!」っていう、崇高な…ジョジョでいうところの「黄金の精神」みたいなのを持ってる人がいたらね、私はもう、すごいもう土下座しますけども。やらないですよね、普通。

「働きたくないけど、でも、もう買っちゃったし、働くしかねえかな」みたいな。

真面目に、法律の勉強をしようっていう、そういうモチベーションになるんで。借金というか…すごく高い車を買う…。

おすすめはですね、ポルシェのボクスター。

 

全員
(笑)

A
私はアウディに乗ってるので全然違う車ですけど、そういうのを買うとモチベーションに繋がります。

 

塚田
借金が…まあいいかどうかわかんないけど。

A先生のおっしゃったのは何かっていうと、

「生活するのって、結構楽しい」

っていうことだと思うんですよ。

特に会社員じゃなくて、弁護士の先生、講師業、カウンセラーとか、手に職を持って仕事してると、

・節税の方法
・会社立てるときにマイクロ法人立てた方が得なのか損なのか
・どこに住むのが得なのか損なのか

とか、そういうのを考えるのって、めちゃめちゃ実は楽しいんだよね。

僕は大学院の博士課程に行って、ずっと、全然その楽しさがわからなくて。最近ちょっと独り立ちして、自分で金稼げるようになってから、その楽しさを感じ始めたんですけど。

何が言いたいかっていうと、早いうちから自分で金を稼げるようになるのは、結構楽しいかなっていう。

それが自分の進路選択にも繋がっていくので。

大学生だから勉強しなきゃいけないって思わないで、大学生のうちから自分ができるビジネス、ちっちゃいお小遣い稼ぎ的なものでもいいんですけど、ちっちゃいビジネスを始めていって、税金の払い方について調べるとか。

税金の払い方について調べるってすごい苦痛なことだ、っていうふうにみんな言ってるけど、でも一方で、結構楽しい部分もあるんですよ。

「これ経費算入したら、得じゃね?」
「家賃の半分を経費にできるのか」

とか。

なので、さらに「単なるサラリーマンにならない面白さ」っていう、生活の面白さっていうのはあるので、それを大学生のうちからやっていくと、楽しいかもしれないですね。

話題が、全然、漫画にゲームとかじゃなくなっちゃったけど…。

 

粕川
いや、全然それはもう、気にしないでください。

他にも、何かないですかね。

結構みんな真面目だから、こういう角度から進路を考えてみるのも面白いんじゃないかなって、いくつでもあると思うんですけど。

 

塚田
独り立ちするのってどう思いますか。

僕は親元から離れるのって、すごい重要だなって思ってるんですよね。

 

尾川
私は地方の出身なので、家から通えるところに大学がなく、「高校を出るときは、家を出るときなんだ」ということは、小さいときからわかっていました。

それで、18歳で実家を出て、大学生になってすぐに19歳になりましたが、最初はやっぱり寂しかったです。

私の高校から熊本大学に受かった人は、私のほかにもう1人いたのですが、その子は他大学に進学したので、1人も友だちがいない状況から始まったんです。

最初のゴールデンウィークに帰省しようかな、と考えたのですが

「帰省したらもう熊本には戻ってこられないんじゃないか」

とも思って、1人で頑張って熊本に残っていました。

そして夏になったのですが、熊本はものすごく暑いんです。それで暑さでのぼせて鼻血が止まらなかったりして、もう熊本は嫌だと思いましたが、暑さが過ぎれば、熊本での生活も快適になっていました。

それで、就職するときも熊本がいいなと思いましたし、慣れれば「住めば都」なんですよ。

一人暮らしにあたっては「お金」も大事です。毎月の仕送りプラス、ちょっとしたアルバイト代で暮らさなくてはいけません。そのため、お金の有難みは自宅生よりも味わえたのかもしれないですね。

それから家事ですね。

普通の女の子は割とお母さんのお手伝いをしているものですが、私は母が「しなくていい」と言っていたこともあって、何もしていなかったんです。

それで、一人暮らしを始めるときに、お米を研いだり、卵を割ったりというところから始めましたので、家事ができるようになったのも、一人暮らしで得たことですね。

 

塚田
でも、今この究進塾に通われてる人は、やっぱり自宅から通われてる人が多くて、大学に入っても、多分基本的には、まだ自宅から通学することになる人が多いと思うんですけど。

 

尾川
首都圏には大学がいっぱいあるから、基本的には家からですよね。

塚田
そうすると、どう生きていくのがいいと思います?

尾川
あえて言えば、事情が許すならですけれども、一人暮らしをしてみるのはいいかもですね。

塚田
あえてね。あと、奨学金借りたりとか。

尾川
それもいいですね。

ちなみに、うちの夫も埼玉出身で、大学まで通えないわけではないところに実家がありましたが、大学生の途中で都内で一人暮らしを始めたそうです。

そこで料理の面白さに目覚めたらしく、今とても助かっています。私は今、全く料理をしていないので。(笑)

 

塚田
一人暮らしすると、やっぱり「ひと月にいくら稼げば生きていけるのか」ってわかってくるじゃないですか。

最初は、親に頼らざるを得ないっていうか。頼っていいと思うんすよ、まだまだ。

まだまだ学生で、まだまだ成長してる途中なんだから、ガンガン頼っていいんですけど、その生活する中で、

「自分でも10万あれば生きてけるんだ」
「15万あれば生きていけるな」

って思ってきたら、それだけ稼げるだけの手段を、どうにかして構築すれば、生きていけるわけですね。

それがだんだんと増えて、余剰の資金が増えていったら、どんどんどんどん…新しい借金して。(笑)

車買ってもいいですし、楽しいことが増えてるので。

これからは親に生かされてるんじゃなくて、自分の生活を立ててくために、

・どういう生活が理想なのか
・どういう生活が最低限自分にお金かかるのか

とかっていうのを見極めて、構築していくっていうのが、重要なんじゃないかなっていうふうに思いますね。

特にこれから大学生になる人は。まあ高校生は、勉強して。勉強するしかないですね。

 

尾川
可能性を広げてくれる、選択肢を作ってくれるっていうのは、本当ですね。

 

 

先生方からみなさんへのメッセージ

粕川
先生方お1人お1人から、皆さんに対するメッセージをいただいてよろしいでしょうか?

 

A
大体話を聞いてわかる通り、私がおよそ、戦略的に生きてきてないということは、十分伝わったと思うんですけど。まあそれでもその…何ですかね、何とかはなるというふうに…。

 

塚田
Audiには乗れる(笑)

尾川
乗れる乗れる。

 

A
そうですね。スポーツカーには乗れるようにはなるのかな。まあ弁護士でよければ、っていう感じですけど。

今考えてることが、将来的にそのまま実現するわけでも、必ずしもないですし。逆に一般的な、

・商社に入りたい
・公務員になりたい

とか、そういうのがあるのであれば、そのレールがなきゃいけないんですけど、少なくとも資格で生きていこうと思うのであれば、どうにかこうにかなる場合が多いので、あんまりそんなに思い詰めないで、色々やってみたらいいんじゃないかなと思います。

 

全員
(笑)

 

粕川
ありがとうございました。B先生、お願いします。

 

B
今日お話いただいた先生方もそうですけど、職業選択というのも、何かの時点ではっきり決めるっていうよりも、色々なきっかけがあったりとか、いろんな状況の中で、「結果的に、この職に就いていく」みたいに選んでいくというか。

「自分から能動的に選ぶ」というよりは、後で振り返ってみると、「あの状況がきっかけだったかな」っていうのはあるけれど、職業選択をするときに「あ、これがいいからこうしよう」とかっていうように選べるケースの方が、少ないかなと思います。

仮に「じゃあ一度この職に就こう」と選んだ後でも、全く悩みがなくなるかとか、迷いがなくなるかっていうと、そんなことはなくて。

そういった職に就いた後でも「これで良かったのかな」っていうふうに悩んだりする人も多いですし。

職業選択ってことはあんまりこう、重くとらえないで「ちょっと試してみるか」ぐらいで捉えてもらえるといいかなと思います。

 

粕川
ありがとうございます。尾川先生お願いします。

 

尾川
職業選択は悩みどころではありますが、なるようになります。

そこまで深く考えずに、そのときそのときを楽しく充実させて生きていきましょう。

やっぱり、休むということも大事です。今日は休むと決めたら休みましょう。

私も念願叶ってアナウンサーになったけれども、毎日すごーく楽しかったわけではなく、辛いことがあって、1週間ぐらい実家に帰って、実家で体育座りみたいに過ごしていたこともあります。でも「戻らないとまずいよな」と思って戻りました。

そういうふうに、皆さんも休みつつ、でもやるときはやりつつという感じで、メリハリをつけて過ごしていただければと思います。

 

粕川
ありがとうございます。塚田先生、お願いします。

 

塚田
やっぱ伝えたいメッセージは、よく寝るって勇気がすごい大切で。

全員
(笑)

 

塚田
本当に、死ぬほど大切で。

職業選択も、結局やっぱり「どういうふうに生きていくのか」っていうことなので。

さっきも話しましたけど「どのぐらい月にいくら、自分が必要なのか」とか、

・いくら稼がないといけないのか
・自分にどんな能力があってできるのか
・何を金に変えられるのか

っていうのを、シビアに見ていかないといけないんですけど。

生きてく上で、寝ることって、もう死ぬほど重要じゃないですか。絶対に必要なことで、絶対に寝ないといけないんだから。

寝ないといけない8時間は差っ引いて、残りの時間で何かやんないといけないですね。で、その後、残りの時間の中で、飯食う時間は絶対差っ引かないといけない。

しかも飯食うためには1日3,000円必要だとか、決まってくるわけですね。東京都内のここに住むんだったら、月にいくら必要だとか、決まってきちゃう。

自分の中で、結構、選択肢だけだって決まってることって多い。で、高校では勉強しないといけない。勉強すべきだっていうことがある。

で、決まっていることを、まず最初にやっちゃう。

家事をちゃんとやっちゃう。
寝るのをちゃんとやっちゃう。
生きていくための仕事をちゃんとやっちゃう。

っていうことがあって初めて、遊んだり、SNSやったり、友達とどっか出かけたりすることができるので、まずはやっぱり自分の生活を立てて。

生活を立てるっていっても、我々大人は働かないといけないけど、高校生は生活で何が一番重要かというと、まず寝て、起きたらちゃんと勉強する、ということが大切なのかなというふうに思います。

 

粕川
ありがとうございます。

 

趣味と仕事、どこまで近づけるべき?

粕川
参加者の方から質問があれば、ぜひこの場で。何かありますか。

参加者
趣味と仕事ってどこまで近づけるべきですか。

粕川
ああ、難しい質問ですね。

 

参加者
人によっては「楽しく仕事ができるから、趣味を仕事にしたい」っていう人もいれば、「仕事になったら趣味は楽しくなくなるから、趣味は仕事にしないで人生の友達にしろ」っていう人もいるんです。

これってどこまで近づけるべきなんですか。

 

尾川
私は、しない方がいいかなという考えです。

好きなことを仕事にするのは理想かもしれないけれども、仕事にしてしまうと好きなことも好きではなくなるかもしれません。

好きなことはずっと好きでいたいですし、近くで見るぐらいがいいです。

先ほど「近接領域」というお話もありましたけど、好きなことと近接したところで働き、好きなことを隣から見るのがお勧めです。

私が好きなのは宝塚とプロ野球ですが、宝塚もプロ野球も、放送局のすぐ隣にある業界なんですね。エンタメ業界、それからスポーツ業界は放送局が必ず取材するところです。

お互いがお世話になっている業界同士であり、お隣でその業界を見ていくというのは良かったなと思っていますので、隣の業界を目指すことはお勧めです。

塚田
僕は金になるんだったら、趣味を仕事にした方がいいと思います。

ただ、大体の人が趣味で自分がこれが本当に好きだって言っても、金になるほどのスキルとか能力を持ってないことが多くて。

それなのに、趣味を仕事にしちゃうと、回らなくて苦しいっていうことになるんじゃないかなと。なるんですよ。

自分の趣味が、他人に求められるだけの能力、スキルとかを思ってるんだったら、仕事にすればいいし、っていう感じですね。

だから、自分が自分の能力、スキルの中で一番高く売れるものっていうのをちゃんと見極めないといけなくて、それが趣味と被ってんだったらそれが幸せの人生かもしれないけど。

 

尾川
最強ですね。

塚田
最強ですよね。でもそれが被ってないんだったら、どっかで諦めないといけない。

粕川
他の先生方は何かありますか。

 

A
何か…好きなことと、仕事としてできることっていうのは、そこにはもう決して渡れない断絶があるんで。それがたまたま一致する人は、やりゃいいと思うんです。

だから人によると思うんですよね。そこを見誤らないことが大事ですね。

仮に「駄目だったとしても、そこに殉じて突っ込みたい」って言うんだったら、それはそれでいいと思いますけど、そこまでの覚悟がないんだったらあんまり…って感じですかね。もしそこが一致してないんだったら。

役者になるって言って、同じ頃に出てきて、失意のまま田舎に帰った知り合いとかもいます。特に、芸事とかはそうですよね。

だからそこまで考えた方がいいです。と、思います。

 

粕川
ありがとうございます。

 

粕川先生からメッセージ

粕川
ちょっと、私自身の話を最後にして終わります。余計なことなんですけど。

私、大学の専攻は社会福祉だったんですね。

幼い頃から、近くにいろんな施設があったところで、精神的な疾患を抱えてる人と割と関わることがあって。

大学に入る年が、ちょうど精神保健福祉士といって、その資格ができる年で、勢いよく、そこの大学に行ったんですね。

で、4年生のときに、実習っての行くわけですよ。

実習先で選んだのが、精神病院と社会福祉協議会。で、精神病院行ったときに、本当に自分が、

「いかに今まで、世の中を知らなかったか」

と。

今でも一番、印象に残ってるのは、実習っていっても、休み時間に患者さんと一緒に喫煙所に行って、ふかふかやって遊んでたんですけど、その人が「僕、親殺したんです」って。

「こいつ何冗談言ってんだろうな」と思って、後でカルテを見せてもらったら、実際に本当にやっていて、しかも家に火をつけて。

後々、聞いたことをよく思い出してみると、「外出たら多分僕も同じことやっちゃうんだよね」みたいな。

その現実を、大学4年の自分が受け止めきれたかというと、まあ、無理、でしたよね。

やっぱりその上で、いろいろ今まで学んできたことを考えると、この業界に向いてねえなと。「俺、無理だ」ってなったんですよ。

だからもう、とりあえず大学出てすぐは、行きたくもない会社で働いて。その後も転職を何回か繰り返して。

1回は、汚い話ですいません、トイレに行ったらですね、毎日のように赤ワインのような尿が出るような、いわゆるブラック企業に行って。

それでも何かメンタルだけ強いんで、なんか凹んだりはしなかったんですけど、でも体がもう言うことをきいてこない。

そのギリギリのところで、並木先生と出会ってですね、究進塾にお世話になって。今、毎日笑顔で、働いています。

で、何が言いたいかっていうと、タイミングも、別に「大学出ました」っていう瞬間で、バチッと、正しい進路に繋がるわけではないし。

僕みたいな失敗例もいても、何とか生きてはいけるので。

皆さんは多分、楽しもうとしてあんまり勉強してなかったんじゃないですかね、普段。「面白いことを探す」っていう時間がないぐらい、今の学生さんって忙しいから。

勉強と全然関係ないことに1日時間使ったりとか、そういうことも、ときには必要なのかなと。

で、別にいいんですよ、バチッと決まらなくて。とりあえず毎日こなしていけばって。

そういうメッセージが、先生方からいっぱいあったということです。これからも頑張ってください。


先生方、ありがとうございました!

 

こちらの書籍も、参考にしてみてください。

尾川直子 著『アナウンサーという仕事
(塾生の方は、究進塾教室にございます。)

尾川:最初はアナウンサーへの試験対策なのですが、後半に「アナウンサーを目指したんだけど、結局はほかの仕事を目指すようになって、ほかの仕事に就いたよ」っていうインタビューもあります。「この章が一番面白い」という話も聞きますので、是非お読みください。


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