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こんにちは究進塾 編集部です。
今回は、小論文試験対策をする上でのポイントをお伝えします。
はじめに
こちらの記事は、究進塾の講師、尾川直子先生の解説動画を参考に解説しています。音声を聞ける環境の方はぜひ動画をご覧頂き、尾川先生の講義の雰囲気を掴んでいただければと思います。

動画紹介
【究進塾】大学受験対策チャンネル 「【総合型選抜】小論文対策のポイント」(所要時間: 2分44秒)

尾川直子講師

株式会社熊本放送に総合職として勤務し、アナウンサー、ディレクター等を経験。その後、2003年から大学受験、医学部受験等の面接、小論文の講師として活躍中。

 

対策はいつから始めるべき?

小論文対策を始める時期は「できるだけ早く」が正解です。総合型選抜では、志望理由書や面接にどうしても気が行きがちですが、小論文を入試会場で書かないといけない大学も少なくありません。
志望理由書は夏にならなければ書式が発表されず、面接も志望理由書が書けないと練習できません。志望理由書の書式が発表されるまでは、小論文の対策をしましょう。
3年生になってからでは、なかなか時間が取れないのが実情です。
・中間、期末テストで評定を上げなければいけない
・英検を受験しないといけない
・部活動も最後の大会に向けての練習がある
このように、3年生の1学期は何かと忙しい時期です。
そこで、2年生のうちから小論文を対策することを勧めます。2年生~3年生の夏までに10本以上の小論文を書き、添削を受けましょう。

対策の順路

尾川講師の授業では、小論文の指導にあたり、高校でどの程度の練習をしてきたかを確認した上で、計画を立てます。

高校で全く練習したことがない人でも、書いてみると上手だったり、読書をよくする人だったり、大人と話す機会が多い人は語彙力が豊富だったりと、得意不得意は人によります。また、高校で何度か練習していたとしても、意見を文章にすることが苦手な人もいます。

受講生それぞれの得意なことと苦手なことを見極めながら、課題を出していきます。

小論文で大切なことは、「内容」「構成」「表現表記」の3つです。

内容 詳しく、具体的に書かれているか
具体的例が充実しているか
背景知識が十分か
構成 順調よく書けているか
論理的に書けているか
段落構成ができているか
反復がないか
表現表記 漢字や文法などのミスがないか
分かりやすく書けているか

尾川講師の授業では、受講生の志望校の過去問を見て、その志望校に対して何を伸ばさないといけないのかを考え、指導を行っています。

おわりに

こうした指導の結果、「最後まで小論文が苦手科目だった」という人はいません。小論文はきちんとした指導を受ければ、英語や数学よりも早く上達できる入試科目です。逆に対策が不十分な場合、本当に何も書けないまま受験となってしまいます。早めに対策しましょう。

尾川講師の授業では、志望理由作成、小論文対策、面接対策などを行っています。対策にお悩みのある方、受講にご興味のある方は「無料体験授業をご希望の方」からお気軽にお問い合わせください。

究進塾 編集部


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