究進塾

インタビュー

INTERVIEW

本多様 合格インタビュー1

オンライン授業を受講して山梨大学医学部、日本医科大医学部、獨協医科大医学部に合格した本多さんと、担当講師の永島講師、佐野講師に究進塾代表の並木がインタビューしました。

大学卒業後、医学部を目指したわけ

並木 : 合格おめでとうございます。

本多 : ありがとうございます。

並木 : 大学を卒業した後に改めて医学部を目指されたということで、そのきっかけは何だったのでしょうか?

本多 : 元々慶應大学の法学部政治学科で医療経済の勉強をしていました。その中で、日本医療がこれから日本の基幹産業という感じになっていくのではないのかな、と考えたんですね。その中で僕は政治学科でしたから、(日本医療を)上から変えていくのか?と考えたときに、あんまり上から変えていったところで変わんないのかな…って思ったんですよ。

並木 : 政治からだと変わらないのでは、ということですよね?

本多 : そうですね。色々と研究していくと、例えば混合診療とかの制度についても結局政権交代とかしても、行政ってあんまり変わんないっていう印象があって。そんなあんまり変わらないことをやるくらいなら、自分が最前線に立ってやりたいなと思いました。

宅浪でオンライン授業をどのように活用したか

並木 : 本多さんはご自宅が栃木だったので、宅浪のような形で自習しながら、究進塾のオンライン授業を利用してもらったと思うんですけども、そのときの勉強方法はどういう形で組み立てていたんですか。

本多 : もともと本をPDF化する“自炊”というものにすごい興味があって、究進塾からはそれに近いものを感じました。それに最近は、パソコンで受験勉強するっていう体制が一般的に整ってきてるのかなと思いまして。僕はもともと文系だったんで、得意な英語の必要最低限のレベルをやるぶんにはオンライン授業はすごく適したものなのかなって思いました。

並木 : なるほど。

本多 : あと、好きじゃない電車に乗って、勉強時間が減ることもないですし。

並木 : そうはいってもご自宅でずっと宅浪で勉強すると、なかなかモチベーションを維持するのが結構大変だと思うんですけども、そのへんはどういうふうに気晴らししました?

本多 : そうですね。宅浪ではそれなりに苦しかったときもあって、いったん不眠症になったりとかしたんですけども、でも、サイクリングとかしてましたね。1日のスケジュールに組み込んでいました。

並木 : ちなみに、究進塾で月ごとの大まかな勉強計画は作っていましたが、さらに細かく自分で作ったりはしましたか?

本多 : これやれば何とかなるだろうっていう問題集があって、それを短期的に、じゃあこの1ヶ月で1周するぞとか、っていうのを決めてるだけで、あまり長期的なものっていうのは、究進塾に決めていただいたものだけで自分ではあまり決めてなかったですね。模試や月末はペースメーカーにしていましたけど。

並木 : ちなみに、特に数学なんかは、これすごく詳細に記入してあるんですけど、結局これは何周くらいして?

本多 : 日付書いてありますね、ここに(参考書を指しながら)。1回できたのは“①回(おそらく付箋に記載)”ですけど。

並木 : これはどういう感じで解き進めていったんですか?

本多 : まず1周目は例題ですね。次にエクササイズに取り組みました。

並木 : 例題はまず何も見ないでやるような感じですか?

本多 : いや、全てではないですが、例題はたびたび佐野先生にだいたいのポイントを教えてもらって、それから自分で解くという形でした

ポモドーロ・テクニックを駆使

並木 : 数学はやるときは1日何時間くらいやってたんですか?

本多 : ポモドーロ・テクニックっていうのがあって、25分勉強したら5分休憩するという。で、そのセットが合計30分あるじゃないですか。30分×4回やったら長く休める、というのがあって、それをやってたんですよ。

並木 : 休む時は本を読むとか?

本多 : パソコンがあったんでインターネット見たりして。結構初めのころは新鮮できちんと時間を守ってましたね、ちゃんと。さぼってしまう時もあったんですけど、1日合計でそれ(ポモドーロ・テクニック)を30分×4回を4セット繰り返すっていう目標があったんで。実質6時間ちょっとです。短いですよね?

並木 : えー、すごいですねぇ。受験生にしては少ない勉強時間ですね。

永島 :この方法が効率いいことの証明ってことじゃないですか?

並木 : ですよね。それやっぱりよかったですか?やってみて

永島 :これのいいところは、一回ちょっと今回は(休憩が)伸びちゃったと思ったら次で取り返すとか、ある種前向きに次々に刻めるというのもちょっといいんじゃないですかね

並木 : ですよね。25分というと、数学の重めの問題なんか、考えてる途中で終わっちゃいますよね

永島 :でも、その感覚ってたぶん私立医大の感覚にフィットしたんじゃないですか?25分でここまでやんないといけないっていう意識が毎日あると、本番でそういう意識が生かされた

んじゃないですか?それ、身につけさせるのが大変なんですよ

並木 : なるほど

永島 :短い時間で、ちょっと難しいけどなんとかしないといけない。絶対あきらめちゃうんですよ、無意識に。25分っていう感覚がこんぐらい、っていうのがあると全然違うんですよ