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私が今までの大学生生活の中で最も得るものが多かった夏の過ごし方は、外資系コンサルティングファームでインターンシップをしたことでした。このインターンシップは約2ヶ月間、週に3日以上コンサルタントの下についてアシスタントをするという業務内容でした。

このような長期インターンシップでは、短期の職場見学レベルのものとは異なり、実際の現行プロジェクトに参加して業務を行うことになるので、求められるレベルも高く責任が重くのしかかるものになります。特に、外資系企業のインターンシップでは英語は当然読み書きが出来るレベルが要求されますし、業務も懇切丁寧に指導されるわけではないので自分で考えて行動しなければなりませんでした。

ハッキリ言えば楽ではなかったですし、まったく夏休みという気分がしませんでした。しかし、大学生の長い夏休みを長期インターンシップに費やすことは非常に有意義なものであったと感じています。それは主に以下の3点からそう考えています。

 

・自己成長面

・就職活動面

・金銭面

 

やはりインターンシップのもっとも大きなメリットとしては、著しい自己成長が見込める (否が応でも成長せざるを得ない) ことだと思います。社会で働くとはどういうことなのか、仕事で求められるスキルはどのようなものなのかを実感をもって理解できる場です。私の場合、具体的にはビジネスマナー、ビジネスメール、ロジカルシンキング、ドキュメンテーションスキル、リサーチスキル、分析スキルなどを学ぶことができました。ここで学んだことは今でも日頃の研究活動やアルバイト、その他の様々な場面で大いに役立っています。

就職活動面においては自己分析、業界分析の両方の点において大変意義があったと感じました。自分が業務を通して何に適性があるのか、何にやりがいや喜びを見出せるのかを突き止めることができます。そして社員のアドバイスから客観的にも自分がどのような価値を生み出せる人間であるかも知ることができます。また、実際に本当の業務を経験することでその業界の仕事に対するより深い見識を身に着けることができます。これらの生の現場でしか得られない各種分析の根拠となる判断材料や知識は、就職活動の場において非常に説得力のあるストーリー作りに役立ちました

最後に金銭面ですが、これはインターンシップを行っている会社に非常に依存するものではありますが、その中でも探せば2ヵ月で数十万円稼げるインターンシップを見つけることも可能です。これは普通のアルバイトではなかなか難しいのではないでしょうか。大学生は、特に理系ですと普段アルバイトをする時間が取れず、単発のバイトや長期休暇中の短期集中バイトなどで収入を得る人も多いかと思います。そういう人こそ授業のない夏休み期間に長期インターンシップで一年分の収入を一気に稼いでしまい、その他の時間は勉強や遊びに充てて充実した学生生活を送ってみてはいかがでしょうか

スタッフ:KEISUKE

2014年8月より究進塾スタッフ。問題点をズバッと指摘出来る頭脳明晰な切れ者です。様々なソフトを使いこなしそのハックを還元してくれています。

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