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私はこれまでに5回、大学(院)生としての夏を過ごしてきましたが、どれ一つとして同じ夏はありませんでした。ですので、学部1年生の頃からの思い出について順を追ってお話しようと思います。

学部1年生の夏、私は3つのサークルに所属していたため、この夏はサークルで企画されたイベントや合宿に積極的に参加して過ごしました。花火、夏祭り、海、山、水族館、動物園とおおよそ夏の娯楽はサークルに所属していたことにより堪能することが出来たと思います。サークルにおいても新入生はまだお客さん扱いだったため、雑務を押し付けられることもなく純粋にただ楽しむことが出来ました。学部1年生のこの時期は課題等もなく、ほとんどこのように遊んで過ごした記憶があります。そのため、高校生時代に貯めたアルバイト代の大半が吹き飛んでしまうことになってしまいました…。

学部2年生では、昨年の反省を活かしあまりお金を使わないで楽しむことを心掛けました。1週間のうち5日はサークルの同期の家に入り浸り、ある意味大学生らしくダラダラと過ごしていたかと思います。

学部3年生では、研究が始まり、夏期授業も取っていたためこの頃からそれまでのようにただ遊んで過ごすということができなくなっていました。ただ、そんな中でも研究室のゼミ合宿に参加したり授業終わりに夏祭りに行ったりと遊びも勉強も充実した日々を過ごせていたように思います。

学部4年生では、国際学会での発表のため、大阪に学会出張をしました。そこにいたるまでの研究は非常に労力のかかるものでしたが、学会出張は大学からお金が出るためそれをモチベーションに夏休み前半は研究漬けの日々を送り、夏休みの後半で5日間ほどの学会出張もとい大阪旅行を楽しみました。通天閣、道頓堀、大阪城、USJと大阪の名所はほとんど学会中に巡ることができ、夏休み前半が潰れた分全力で遊び倒しました。

修士1年生になると、いよいよ就活が迫っていたためインターンシップをしていました。そのためまとまった時間が取れず旅行もできませんでしたし、疲れてお祭りに行くこともできませんでした。そのかわり、時間を見つけて友人と飲みに行ったりして息抜きはしていました。

振り返ってみると年々忙しさが増してきて、入学当初は丸々2ヶ月近い休みだったのが、研究室に入るとその半分、就活が近づいてくるとそのまた半分といったように休みの時間は確実に少なくなっていました。しかし、私はどの夏も心から楽しかったと思っています。大学生の夏は様々な出会いと様々な初めての体験が待っているので、遊び以外でも、勉強、就活含めて楽しく過ごせるものだと私は実感してきました。

スタッフ:KEISUKE

2014年8月より究進塾スタッフ。問題点をズバッと指摘出来る頭脳明晰な切れ者です。様々なソフトを使いこなしそのハックを究進塾チームに還元してくれています。

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