インタビュー
INTERVIEW
X様 合格インタビュー②
〈X様 合格インタビューの続きです〉
印象に残った言葉
並木:お母様は、K先生の言葉で何か覚えていらっしゃることはありますか。
X様:フィードバックで、たくさん丁寧にコメントしてくださいました。中でも私が一番覚えているのは、私立併願校をどこにするか悩んでいたときのお言葉です。元々は、私立本命の光塩を避けてB校を受けるとほぼ決めていました。まだどこもご縁がなく、国立の考査前にご縁をいただきたかったので、日程的に光塩は諦めようと考えていました。ですが、娘の調子が良くなってきており、やはり光塩を受けるべきかどうかずっと悩み続けていました。先生とはB校を受験する話をすでにしており、そちらに進むことを決める段階でした。

X様:その時に先生に「今のAちゃんだったら、光塩に挑戦できると思いますよ」と仰っていただいて、強く背中を押してもらいました。私から「やっぱり光塩にしよう」とは言いづらいタイミングでしたので、とてもありがたかったです。そのこともあり、光塩を受けることにしました。
K:より安全にご縁をいただくことを考えるとB校に絞って受験し、光塩は諦める方向でお考えでした。最終的には日程も味方となり、どちらにもご縁をいただくことができました。
志望先の急遽変更
並木:同じ日に2校を受験するのは大変でしたね。
X様:大変でした。11月1日〜4日くらいまで私立は試験なんですが、ちょうど同日に重なってしまったため、ひとまず両方とも願書を出し、運が良く時間がずれたら受けられる、という可能性にかけました。
先生があのタイミングで私の背中を押してくださったのが、一番大きかったと感じています。先生が娘のことをしっかり見てくださっていて、娘の状態をしっかり把握していたおかげで、的確に声をかけてくださったのだと思います。
K:模試も、授業の状態も右肩上がりで、特に10月は出した課題にほぼ〇が付くし、ご家庭でも体操などにしっかり取り組まれていました。手先の器用さに加えて、記憶力の強化で巧緻性などの分野もほぼ心配がない状態に持っていくことができました。直前にレベルの高い教材を取り寄せて「次は何に取り組もうか」と考えていたほど、どんどん右肩上がりにレベルが上がっている状態でした。
以前の状態であれば「確実にB校の合格はおさえておきたい」とお話ししていたと思います。しかし、Aちゃんの状態を見ていて「もしかすると光塩にご縁をいただけるかも」と思い始めました。そして直前になって、「今なら光塩の合格圏内に確実にいる!」という思いが、私の中では確信のようなものに変わっていました。それでお母様にお伝えしました。
X様:まだギリギリ願書が間に合う時期の出来事でした。
受験校によって違う入試形式
K:キリスト教系の女子校の受験では、お母様のこともすごく見られています。光塩を志望されていると聞いたとき、その点でもお母様なら大丈夫と思いました。
並木:小学校受験は、基本的には全て親面接がありますか?
X様:学校によります。子供だけのところもあれば、親子のところもあります。
K:国立の面接対策で準備はしていましたが、私立となると、その学校に合わせた準備をしなくてはなりません。学校対策に早めに取り組んだことも、勝因の1つではないかと思います。過去問は国立と光塩、B校をメインに取り組み、あとからもう1校追加で対策しました。お母様は早めに併願校も考えておられました。
X様:そういった学校対策のプログラムを、都度組んでくださいました。
宿題の分量
K:常に逆算で、いつが試験でどういう順で受験するのかを考え、必要な時は独自問題に合わせた試験対策をしました。授業計画は臨機応変に対応し、それをお母様と共有して「授業の2時間の中でできないことは、ご家庭でお願いします」という形で進め、そしてご家庭でも確実にやってくださいました。Aちゃんも、きちんと身につけてくれていたので、本当に全てが良い方向に回っていきました。
並木:宿題も結構出されたと思いますが、それは苦労しませんでしたか。
X様:娘の弱い部分を見ながら先生が毎回ペーパーを用意してくださり、それを印刷して、何度か同じ問題を解くように努めていました。娘は嫌がることもなく、自宅でも取り組むのが習慣化してはいましたが、私は「受験だから」といってペーパー漬けにするようなことはあまりしたくないと考えていました。そのため、その課題をしつつ、日常では、例えば四季を感じられるような会話をしてみたり、何か体験をしに行ったり、そうした親子の時間も大切にしていました。
並木:K先生も、宿題の量などは調整や工夫などは結構されましたか。
K:基本的に枚数の目安はありますが、調子が悪い時、大丈夫かなと感じるときはお母様に「多くないですか」「もう少し足した方がいいですか」と伺い、都度調整はしました。あとは中身を、弱い分野は多くするように考えていました。
小学校受験の塾
並木:いわゆる幼児教室といいますか、小学校受験の塾では、個別指導はあまりないのでしょうか。
K:過去にいくつかの団体の教室で教えていましたが、まず基本は団体です。そしてご希望があれば個別指導になります。ただ、個人の希望に合わせた学校対策はやっていないところが多いです。
並木:中学受験や大学受験対策についてはすごくサービスが多いので、かゆいところに手が届くような、本当に何でもありますが、そこまでは至らないのでしょうか。
K:団体の中でカリキュラム通りに進めていくのも、1つの方法だと思います。しかし団体ではどうしても進度が遅くなります。私は、個別の良さを活かして、1対1で理解度や志望校に合わせた内容の濃い授業をするよう努めています。団体授業3回分を1回でやるぐらいの意識で、中身を濃くしています。そして授業を進めながら、「ここが弱い」と見つけたところをその時に集中的に教えるため、右肩上がりの成長がみられるような成果が出るのだと思います。無駄なく効率がいい方法で伸ばしています。
K:団体の授業はカリキュラムがあり、集団で伸ばしていくやり方をします。集団でこそ伸びる部分も、もちろんあります。ただ、そのラインに乗れないと、きつくなってきてしまいます。団体クラスの中でもトップの方でいけばおまかせしていいと思いますが、やはり1人1人個性が違うため、集団の中で受けるのが苦手なお子さんもいます。子供は質問することも難しいのに、分からないことがあっても授業は進んでいってしまい、子供は分からなくて焦る、というスパイラルに陥ります。大人数だと仕方ないことではありますが、講師も子供がつまずいているところを見逃してしまうこともあります。
X様:それはあります。
K:私は長い間、団体授業を教えていましたが、そのつまずきの部分を細かく対処してあげたいという思いがあり、「個別で指導したい」と考えるようになりました。団体を教えている時は「今この子にはここを教えないといけない」と気づいたとしても、授業を止めることができません。そんなジレンマの中で「個別授業も受けませんか」と保護者様にアドバイスしても、「個別まではいいです」となってしまうのが団体の塾です。
並木:団体の塾にいて、オプションで個別を受ける方は多くはないですよね。
K:そうですね。受けた方がいいと思いアドバイスしておりましたが、価格の問題もあります。「そこまでしなくても」という保護者様の思いも、理解できることではあります。しかし、やはりピンポイントで「今この時期にこれ!」と逃している部分を補強していかないと、絶対にその先で行き詰まりが起こります。講師はそれを発見し、強化していくのが役目だと考えているので、今、個別指導でお子様が伸びていく姿を見て嬉しく思っています。



