究進塾

インタビュー

INTERVIEW

北海道大学大学院理学院数学専攻

お名前(イニシャル)

K様

合格した大学院・専攻

北海道大学大学院理学院数学専攻

出身大学・学部・学科

北海道大学理学部数学科

受験した年度

2026年度入試

受講生インタビューQ&A

Q.専攻はどのような理由で選びましたか?
A.複雑理工は様々な学問の人達が集まる所なので、1つの問題に物理や数学など様々な分野の人たちが集まり研究することができると思ったから、と大学院からの入学生のみのため、学部からある専攻よりは、入りやすいと思ったからです。

Q.準備はいつから開始しましたか?
A.3カ月~6カ月前からです。

Q.大学院入試に向けて、特に準備・工夫した点はどのような点ですか?
A.発表に用いるスライドが、分かりやすいものになるように心がけました。また、発表用原稿を暗唱できるまで音読しました。

Q.究進塾でサポートを受けた科目を教えてください
A.大学数学です。

Q.担当講師の授業への感想を教えてください
A.インターネットや大学院の説明会で情報収集をしても、最低限の入試情報しか得られなかった中で、試験官が注目しそうな点を細かく教えてくださいました。あまり入試の情報が得られないため、不安になることが多々ありましたが、先生方が出来うる限り全て対応してくださったので、落ち着いて試験に臨むことができました。

Q.モチベーションを保つために心がけていたことはありますか?
A.毎日必ず院試の勉強をしました。

Q.大学院入試に向けて、1日何時間くらい勉強しましたか?
A.2時間程度です。

Q.あなたの専攻を目指す後輩に向けたメッセージがあれば教えてください
A.北大院の数学専攻の試験について、情報があまり出回っていないと思います。数学科として必要な基礎的な知識を問うと入試説明会で聞かされ、私は基礎的な知識とはどの程度のものなのか不安にかられました。しかし、私の場合、実際に問われた内容は基底やテイラー展開など本当に基礎的なものがほとんどでした。そのため、あまり気負わずに着実に基礎固めをすることをおすすめします。

担当講師

山口雅司

東京理科大学 理学部数学科 卒業
東京大学大学院数理科学研究科 数理科学専攻(解析系) 博士後期課程単位取得退学

【講師からのコメント】
担当させていただくにあたり、位相幾何学並びに環論、より詳しく表現論の専門書をまず用意しました。

表現論の指導は過去にも経験があり、また大学院時代に学習した記憶がありましたので比較的準備しやすいところですが、位相幾何学については学部時代に学習して以来でしたので、復習、準備をしっかり行い授業に臨みました。

K様は受講開始時点でもある程度、抽象的思考の素地が備わっており、授業においては比較的スムーズな意思疎通が図れたと思います。

そして最大の目標であった数学専攻大学院受験に向けて、研究計画の発表準備、また専攻予定の理解を深めるための議論、さらには発表スライド作成、発表練習など、可能な限り具体的な指摘を行い、またその支援を行ってまいりました。

こちらの期待のとおり、見事に第一志望の大学院合格を勝ち取られました。
今後の研究生活を楽しんで進められることを願っております。