究進塾

インタビュー

INTERVIEW

I様 合格インタビュー③

【インタビューにご協力いただいた方々】
I様:2025年度入試にて、千葉工業大学創造工学部デザイン科学科に合格。
金田先生:I様の数学を担当した講師。
並木塾長:究進塾の塾長。
*以下、敬称略。

体験授業でのお互いの印象について

I:すごく話しやすくて、質問も気軽にできそうな先生だなと思いました。

並木:数学は元々スタートした時は苦手でしたか。

I:もう・・苦手教科も苦手教科でしたね。本当にからっきしできないような状態でした。

金田:数学の知っておくべき知識とかがほぼ0の状態だったので、今まで学校生活をエンジョイしてきたのかなと思いましたね。だからこれはちょっとシゴキがいがあるぞと思いました。

授業の進め方・プランの組み立て方

金田:とにかく知識がなかったので、解法のインプット、覚えるべき内容を早急に仕上げようという形で、まずは苦手な分野でどこを仕上げなきゃいけないか判定しようと思いました。色々小テストをやったり本人の意見を聞きながらまず取り組むべき分野を決めて、そこを集中的に片付ける形にしました。

並木:それは具体的にどんな分野でしたか。

金田:例えば図形と方程式とか。あれは本当に苦手だったので。

I:めっちゃやりましたね。

使用した教材について

金田:基本的に自分が作りまして…

並木:先生がプリントを自作したということですか?

金田:はい、全部作りました。苦手な内容を何回も何回もできる様に、分野ごとに対応したプリントを。小テストをやって特にダメだった問題は、4~5回繰り返し小テストをやってもらいました。2回目0点だとちょっと説教が入って、3・4回目で出来たら「よく出来たね!」という形で。

並木:割とそのパターンが多かったですか。

I:一発クリアはあまりなかったですね。

金田:小テストは苦手分野にフォーカスしているので。得意な分野だったらそこそこ解いてくれるんですけど、苦手な分野に関してはやはり繰り返さなければいけないですね。

120分と90分の違い

並木:授業時間はどのくらいでしたか。

金田:最初は90分でしたが、途中から120分に変更しました。話さなければいけない内容とかも結構あったり、試験範囲が数Ⅰ・A・Ⅱ・B・数Ⅲ・Cまでなので、90分で全部こなすのには・・多分年内までかかってしまうなという感じでした。そうなると過去問演習などが全然できなくなってしまうので、1回に2時間必要だなと思いました。

並木:実際には何月頃から2時間になったんでしたっけ?

I:6~7月のどこかだと思います。

金田:そうですね。6月頃から2時間に変わりました。

並木:それから先生的にはだいぶやりやすくなった?

金田:その30分が追加されたおかげで、今までの内容を小テストでしっかり復習することができるようになりました。90分授業だとどうしても駆け足になってしまって、前の内容をちょっとしか復習できませんでした。120分授業だと、小テストを見て怪しいところをもう一回説明し直すという作業ができるので、より効果的な授業ができました。

並木:数Ⅲに着手し始めたのはいつ頃ですか。

金田:学校とも並行していたから・・学校でできなかったところも聞きながら、受験勉強もしながらという形で進めていきました。

並木:学校の勉強と並行していたんですね。

金田:そうですね。数ⅠA・数ⅡB・数Cをやりながら、数Ⅲもやりつつという形で。

褒めて伸ばす

I:過去問を解き始めた辺りからです。最初なんて微分積分も何も分からなかったし、説明聞いても全然ダメだったところから、過去問をある程度戦えるようになってきたと思ったのは11月ぐらいですかね。

金田:10月ぐらいまではずっと今までの続きで、出来たり出来なかったりを繰り返しつつやっていました。そして、実際に過去問演習をやってみたら、ちょっと難しい問題でも解説すると分かるようになってきたんですね。最初の頃は、この問題は絶対できないなといった問題でも食らいついていけるようになりました。しかも、すごく問題の本質を突いた質問をしてくれるようになってきました。「この問題のここが分からなくて、こういう風に考えたんだけど・・」という感じで。それから、いつも勉強していると写真を撮るのですが、それが何百枚にもなっていて。

I:そうですね。1回の授業で70枚くらいあったと思います。

金田:自分で勉強している時も写真を撮って「このページのここが分かりません」って赤い印がしっかり付けてあって。

並木:授業中にそれを見せてくれる?

金田:そうですね。分からないところがあったらその部分を集中的にやっていました。

並木:金田先生が教えるうえで工夫したところはありますか。

金田:のせてあげるとなんか・・やってくれます(笑)だから気分をどうやって盛り上げていこうかなと意識していました。「全然できないじゃん」じゃなくて「できるようになったんじゃない?」みたいな。そうするとどんどんやってくるんですよね。

I:単純ですね(笑)

並木:数学への苦手意識はなくなっていきましたか。

I:うーん、やればやるほど難しい問題にぶつかっていくので、苦手意識は多分ずっと消えないんじゃないかなと思います・・

並木:授業自体は割と楽しい?

I:授業に対して憂鬱な気分になったことは一回もないです。

金田:授業は楽しく受けてくれたよね。

I:そうですね。授業は息抜きみたいな側面がありました。

金田先生の言葉で印象に残っていること

金田:言葉というか・・積分の特殊なやり方でアメリカ式というのがあったのですが、それを年中ずっと言ってきたような気がします。

並木:なにかテクニックを教えたり?

金田:いろいろあります。結構スマートに、早く解けるよね。

I:初めて知ったときはとても驚きました。

金田:学校のみんなが5分かかるような問題を1分で解けるからね。

I:そうですね。あの瞬間はちょっと感動しましたね。

並木:実際に試験で使えた知識はありましたか。

金田:積分だから多分出てきたんじゃない?

I:具体的にパッと出て来ないですが、何校も受けてるからその中でどこかではやっていると思います。

金田先生の授業で良かった点は?

I:わからない部分をひたすらやってくれたことです。授業で教えてもらえたことは写真も撮れて、何回も見返せるので。

金田:あとは、過去問専用のプリントを何十年分も作りました!全範囲をくまなく完璧にすることが時間的にも中々厳しかったので、10年分とか20年分ぐらいの問題をたくさん入れた大学ごとの専用プリントを作って、各大学ごとに頻出される内容に関しては確実に解いていこうと。年度で大問が4題あるんだったら、どういう順番で解いて、何点くらい取ればいいみたいな、そういう作戦も結構ずっと話していました。

並木:じゃあその辺の戦略も頼りになりました?

I:すごく頼りになりました。

金田:問題ごとにちょっとメリハリをつけて。4題あるなら、4題すべてに同じくらいの熱量で解くのではなく、この問題がポイントだからここは確実に解く、代わりにここは捨ててもいいよ、みたいな話ですね。

並木:そこは結構実践されたんですか?

I:何回も繰り返しやって、問題の取捨選択というんですかね。受験は時間との戦いの部分もあるので、先生の言ったテクニックも使いながら、無理そうな問題にはある程度で見切りをつけて次へ、という形で素早く解けるように意識しました。

並木:改めて振り返ってみたときに、合格できた要因は何だと思いますか。

金田:やっぱり勉強量だと思うんですね。最後の方すごく頑張ってくれたのが伝わってきて、だからこちらも授業に気合いが入るんですよね。これだけ予習してくれて問題も解いてくれるなら、それに見合っただけの授業をちゃんとしてあげようと。わからない部分がはっきりしている分ポイントを絞って解説できるので、こちらも楽しく色々な問題を持っていきました。

並木:宿題の量は多かったですか?

金田:宿題というか、最初の方は小テストの繰り返し・やり直しのような形でした。「次は満点取ってね」という感じで。決してそんなに負荷にならない形にして3題か4題ぐらいを・・あとはまとめプリントをやってきてもらって、そこから小テストを出して。だから基本はその小テストで満点取れるように、その分野に関しては最低限やってくれというスタイルでした。

並木:それは結構早めに実現できたんですか?

金田:そうですね。それは授業のかなり最初の頃から。

並木:ちゃんとやってきてた?

金田:やってきましたね。ただ、最初の頃はやってくるんですけど、問題を忘れてしまったり、なかなか定着しなかったと思います。解けた問題を2ヶ月後ぐらいにやってみると、新鮮な気持ちであれ?抜けてない?って。

I:これやった、やってないという話をずっとしてましたよね。

金田:そうでしたね(笑)

並木:遠慮せずに言いたいことは言えるいい関係?

I:先生が良く接してくれたのでこちらも質問しやすかったです。

大学生活に向けて

並木:最後に、I様に何か伝えたいことはありますか?

金田:大学の授業は結構難しく、演習があってそれを取らないと大変なことになるので、まずは必須科目の単位を絶対取る。大学の授業は高校までの数学と全然違って、全員が理解しようという授業ではなく難しいことをガンガンやられます。それに対して何とか食らいついていってほしいなとか、自分が好きな分野に関してはガッツリと勉強してほしいと思っています。研究室に入ると面白いですよ。大体友達と一緒に勉強するので、友達の家で勉強するか大学に残って研究室でやるかどっちかなので。

I:はい、分かりました。

金田:寝るのは寝袋がいいよ。椅子の上は痛くて落ちるからダメだよ。しっかり寝袋もってけ!と。

I:それが教訓ですか!分かりました。

並木:最後にI様からは何かメッセージはありますか?

I:1年間を通して、何一つ不自由なく楽しい思いでずっと数学させて頂いて本当にありがとうございました。これだけじゃなくて先生の教えは多分ずっと続いていくと思いますし、もし忘れたら見返せるようにプリントも取ってあるので、だからそれも踏まえてありがとうございました。