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こんにちは!究進塾OG&受付スタッフの深田です!
現在大学3年生で、最近は就活と研究の両立に頭を悩ませております、、、
今回は、私が履修してきた明治大学農学部生命科学科の授業の中で、特に面白かったものについてお話していきたいと思います!


①農場実習

1年生の夏休み中に(たしか)4日間、明治大学が所有する黒川農場で農作業をするという集中講義です。必修ではありませんが、生命科学科に属する全員がデフォルトで受講することになっています。
あまり詳しく覚えていませんが、サラダホウレンソウの収穫、余った野菜の収穫、雑草取り、ビニールトンネルの組み立てなどをしました。もちろん収穫した野菜は持ち帰れます!サラダホウレンソウは、黒川農場のパッケージに入れて、売り物そっくりの状態で持ち帰りました。生で食べられるホウレンソウは珍しく、自分で収穫したというのも相まってとっても美味しかったです。
そして最終日には、食品衛生を学ぼうということで、スコーンとブルーベリージャムを手作りしました!みんなこの日のためだけに頑張っていました(笑)ジャムは瓶に詰めて、黒川農場特製の食品表示ラベルを貼り、熱収縮フィルムできれいに梱包するところまで体験しました。作業後は班のみんなで雑談しながらスコーンを食べました。もちろん超美味しかったです!ジャムは複数個あったので、母校でお世話になった先生にプレゼントしました。
生命科学科は農学部の分類ですが、「農学部」と聞いて最初にイメージするような農作業を行うのは、この授業だけだったので、そういう意味でもとても印象に残っています。暑くて大変でしたが、気軽に行けない黒川農場にも足を運べて、楽しかったです。

②生命科学実験Ⅰ~Ⅳ

1年生から2年生にかけて、生命科学に関する実験を行う授業です。必修ではありませんが、ほっとんどの人が履修します。のちに配属される研究室で用いる基本的な手技が学べるので、先生的には履修するのが当たり前っていうスタンスの授業でした。
2年間かけて植物、微生物、動物、タンパク質、遺伝子など幅広く実験をしました。特に印象に残っているのはマウスの解剖です。生きているマウスに麻酔を打ち、頸椎脱臼で殺し、解剖するというのを指導のもと自分たちで行いました。そんなことをしたのはもちろん初めてで、命を奪うことへの申し訳なさと実験をさせていただく感謝を強く感じた回でした。
この授業は週に4コマで2単位、遅刻欠席は基本NG、レポートを一つでも提出できなかったら単位を落としてしまうという、生徒にとっては非常に非常にコスパの悪い授業でした(笑)ですが、生命科学科は座学の授業ばかりなので、実際に手を動かし、班のみんなで協力して実験ができたのは、なんだかんだ言って楽しかったです。研究室に入ってからは、この授業で身に付けた手技はちゃんと役に立っていて、投げ出さなくてよかったなと思っています(笑)

③生命科学入門

こちらは生命科学科の各研究室の先生が、研究内容について順番に講義してくださる授業です。ほとんど全員が1年生で受講します。
明治大学生命科学科には、テレビに出たことがある先生がいたり、たくさん論文を出している先生がいたり、すごい先生が多くいらっしゃいます。そんな先生たちがみっちり1コマ使って研究内容について話してくれる、今思うと本当に贅沢な授業でした(笑)もっと耳の穴かっぽじって聞けばよかったと後悔(笑)生命科学分野の研究を色々聞くことができて面白い授業でした。
授業内容とは全然関係ありませんが、この授業は金曜5限で、その前に生命科学実験Ⅰの授業が2コマあり、みんな疲れていて早く帰りたいと思いながら受ける授業でした(笑)でも、終わった後はちょうど夕暮れの時間帯で空が綺麗すごくきれいなんです。1年生だから授業がみっちりで、この授業を受けきったあとにきれいな空を見て、謎の達成感を感じて帰るのが個人的に好きでした(笑)そういう意味でも印象に残っている授業です。

生命科学科の授業で私が特に印象に残っている授業はこんな感じでした。ほかには動物再生システム学、生体防御学、植物工学、発生工学なども面白かったです!授業をずっと受けてると面白くないなぁなんて思うこともあるんですけど、他学科の友達の授業にもぐってみたらたまたまだとは思いますが全然面白くなくて、やっぱり自分の学科が一番かもって思いました(笑)でも中には、ほんとに別の学科の方が学びたかったと入学後に気づいて転科する人もいるので、進路に迷っている方はよく見極めましょう(笑)学科の名前だけじゃなくて、ちゃんと中身をみて判断してください!

他学科の悪口?を言ってしまったので、他学科で面白かった授業も一つ紹介したいと思います(笑)
発酵食品学という、農芸化学科の授業です。さまざまな発酵食品について、製造方法や発酵の仕組みを学びます。この授業のすごいところは、回によって実際にその食品を研究・製造している会社の方がいらして講義をしてくれるところです!
チョコレートの授業の回では、というか、そもそもチョコレートが発酵食品だって知ってました?私はこの授業で初めて知りました(笑)で、そのチョコレートの授業の回は、株式会社明治の方が来てくれました!本物のカカオ豆を触ったり匂いを嗅いだり、発酵度合いの違うチョコレートの食べ比べもしました。最後は店頭に置いている商品をお土産としてもらいました!しかも割と高めのやつ。うれしすぎ。
すごい授業ですよね。高校生までの間には、なかなか経験できないことだったと思います。

以上、大学で面白かった授業でした。
それではまた!


執筆者:深田恵美(ふかだめぐみ)さん

究進塾で2020年から学び、2022年度入試にて見事明治大学農学部生命科学科に現役合格。

生徒時代からしっかりと自立して気配りの出来るキャラクターだったため、大学入学後は「究進塾の頼れる卒業生&お姉さん」。受付アルバイトとして活躍中です。

 


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