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こんにちは。究進塾 編集部です。

今回は、川崎医科大学附属高校への進学を希望されている方に向けて、究進塾ではどのように合格を目指していくのか、ということについての解説です。

川崎医科大学付属高校は、特殊な高校であるため、対策も特殊な内容になってきます。無料体験授業は、合格までの学習方針を決める、入口の部分になります。

無料体験授業では何をしているのか、どういう気持ちで臨んだらいいのか、そういったことをご紹介していきます。

📝この記事のポイント
・川崎医科大学附属高校の特徴
・無料体験授業の目的
・体験授業でやる内容

はじめに
こちらの記事は、究進塾の講師、日野敏彦先生の解説動画を参考に、解説しています。音声を聞ける環境の方はぜひ動画をご覧頂き、日野先生の講義の雰囲気を掴んでいただければと思います。

動画紹介
【究進塾】医学部受験チャンネル
【川崎医科大学附属高校対策コース】英語の無料体験授業について(所要時間: 15分49秒)

日野 敏彦 講師

早稲田大学教育学部英語英文科言語学専攻卒業。豊富な指導経験による英語知識を駆使し、どんな英語の質問に対しても、落ち着いた声で優しく答えてくれる講師。受験英語だけでなく、ビジネス英語・TOEIC対策もこなすオールラウンダー。ジャズと空手が趣味の、温和な性格の持ち主。

 

 

川崎医科大学付属高校の特徴

川崎医科大学附属高校は、「日本唯一の医大の附属高校」という、非常に特殊な高校です。

川崎医科大学附属高校に入ると、ほぼ100%、そのまま川崎医科大学に入学できるという、そういった特別な高校です。

そういう学校なので、もちろん入試問題も特別です。問題が特別なので、入試対策でやることも特別です。

 

無料体験授業の目的

無料体験授業というのは、受講の申込みをする前に受けていただくものです。これはどの塾でもあると思います。

ただし、川崎医科大学附属高校というのは特殊な学校なので、一口に「体験授業」といっても、やはり普通の授業の体験授業とは、大きく違ってきます。

端的に言えば、

①川崎医科大学附属高校に受かるための合格ライン
②体験授業を受けてただく方が今いるレベル

この2つの差=ギャップをどうやって埋めるのかということを疑似体験してもらいたい、というのが、まず1つの目的です。

もう1つの目的は、体験授業を受けていただく方が「何をやれば合格レベルにいけるのか」ということです。

この2つを軸に、体験授業を受けていただきます。

 

体験授業では何をするか

講師が教えることは当たり前なんです。

・生徒さんがわかりやすいように教える
・生徒さんに定着するにはどうするかということか
・生徒さんの特性を見ながらどういった方法をとるか

こうしたことをやっていくのですが、体験では、3段階に分けて授業を進めます。

具体的に説明するために、塾を病院に例えて見てみましょう。

塾  ⇒病院
講師 ⇒医師
受講生⇒患者

わかりやすくするために、このように例えて、体験授業の流れを説明していきます。

 

第1段階:診断

まず第1段階として、講師のやることは「診断」です。

講師というのは、言ってみれば医師です。そして生徒さんは、患者さんや病気の疑いがある方、もうちょっと健康になるためにはどうすればいいか、などの相談をしに来る方とします。

 

まず何をやるかというと、病院に行ったときを思い浮かべてみてください。

講師側が一番やりやすいのは、生徒自身が「何が困っているのか」ということを、自分で表現できる場合です。例えば「私は中学校の英語の範囲で、関係代名詞の所有格について悩んでいるんです」などと、そんなことを言えるような生徒だったら、これはかなり力のある方です。この場合、塾に行く必要があるかないか、ちょっとギリギリぐらいと言えます。もしかしたら塾に行かなくても、自分でできるかもしれません。

ところが実際は、

・自分がどういうところで困っているのか
・どういうところを埋めていけば合格ラインに達するか

こういうことは見えていない生徒さんがほとんどです。

なので、第1段階として、講師は診断をします。

診断というのは、採点をするだけではありません。テストを渡して、生徒が問題を解いたものを丸付けして、丸ばつで「何点ですね」とするようなことは、これは診断とは言えません。これはいわゆる「採点だけ、丸付けだけ」であり、お医者さんに例えると、よく言われる「3分診療」というやつです。

そうではなく、きちんと診断をします。その診断というのも、普通の高校への入るための診断ではなく、川崎医科大学附属高校の問題傾向に合わせて、どこができていないのかを見つけるための問題を用意してあります。

 

川崎医科大学附属高校の英語の特徴
川崎医科大学附属高校の英語の入試問題には、非常に特色があります。まず、普通の高校では大変重視されるのは長文です。普通の高校入試の場合、長文は必ず2題ぐらいあります。
ところが、川崎医科大学付属高校の場合には、長文は1題、それも短い長文です。では、その他は何があるのかということですが、リスニングはもちろんありますが、実は文法です。しかも高度な文法で、思考力も要求されます。
日本語の表現力、解釈力も要求される、文法の力が非常に試される問題が出ます。
過去問そのままは出しませんが、そこに至るまでの基礎ができているかという、思考力も試させていただいて、「どこの部分をやればいいのか」という診断を、まず初めに行います。

 

「確認テストがこわい」と思ってしまう方へ
無料体験授業では、確認テストを行っています。テストというと、「嫌だよ、なんかもうこれ以上テスト受けたくないよ、無料体験にまで来てなんかも〇✕つけられて、バツばっかりだったらどうしよう」と思ったり、「もし怖い先生だったらどうしよう」と思ったりしてしまうことは、よくあることだと思います。
しかし、そういうことではありません。川崎医科大学附属高校特有の問題に対して、「今何が足りないのか」という、その判断をするのが診断です。今
後、どうやって勉強をしていくべきなのか、これを判断するために、第1段階に診断をさせていただきます。

 

第2段階:治療方針を示す

第2段階として、今度は「治療」に入ります。病院の診療を例に例えると、

・病名
・弱い箇所

こうした診断結果をもとに治療に入るわけです。

「どこをどう直して、どこを強くしていけばいいのか」という、具体的な内容に関しては、体験授業が終わって入塾を決めていただいた後にやります。体験授業の段階では、その方針の部分までを提示します。

・治療方針
・強化方針
・合格ラインまで埋めていくためには何をどうすればいいか

もう少し細かく例えて説明していきます。

川崎医科大学附属高校の場合、文法力が非常に試される試験になっています。しかも、高校初級レベルまでやっていないとちょっと苦しい面があるので、「治療方針」を決めます。

病院で言えば、薬がいいのか、外科的な手術がいいのか、というようなことになります。「外科的な手術」を勉強で言うと、もう中学の基礎の基礎からになるので、単語も文法も含めて、

・どういう教材を使うのか
・どのくらいの時間をかけるのか
・週に何回やればいいのか
・週1回で済むのか、週2回塾に行くのか
・夏休みはどのくらい集中的にやればいいのか

こうしたこと、つまり治療方針とは、「授業の進め方の方針」ということになります。これを示すのが第2段階です。

 

第3段階:処方箋を出す

第3段階では、「処方箋を出す」ということをします。

病院の例えで言うなら、診断と治療方針を話した後、入院の場合以外は薬をもらうわけです。その薬を飲んで病気を治していきますが、「その処方箋を出す」というのは第3段階に当たります。

第2段階の「治療方針を示す」というものを、「どの本を、いつまでいつまでに何回やりましょう、その次に過去問をやりましょう」というように、やるべきことをさらに具体化します。

例えば「川崎医科大学付属高校の何年前の過去問をやりましょう」というようなことです。

それでちょっと力が足りない場合には、別のものをやります。

(教材の例)
種類:中堅私立高校、一部の国立大学附属高校、超難関と呼ばれる私立高校
難度:やや優しめな長文

こうしたものから、川崎医科大学付属高校の入試対策には、どの高校のどの年度のものが適切か、という「やるべき問題、やるべき本」を具体的に示します。これが、いわゆる「処方箋を出す」ということです。

※川崎医科大学付属高校の入試問題の傾向は、ある時点からバッサリ変わっていますので、受講の際にはプロの講師に聞いてください。

 

まとめ

ここまでが、無料体験授業でやることです。体験授業とはいえ、

「もうなんか怖い」
「もうバツつけられるのは嫌だな」

と緊張した状態で来られる方もいらっしゃいます。しかし、究進塾の講師は、体験授業から厳しくバシバシとやるような方はいません。

体験授業に来る方は、まず「入りたい学校に合格するという目標を達するまでには、何をすればいいかのか」という処方箋を出すところまでです。

そこで判断をして、「川崎医科大学付属高校の場合は、普通の高校とはちょっとやるべきことが違うんだな」「レベルもちょっと違うんだな」ということを理解してください。

そして、合格ラインを越えるためには、という日程の目処を立てます。

・塾へ通うのは週1なのか週2なのか
・夏休み、冬休みは集中的にどのくらいやればいいのか

「それぞれの生徒さんにとって何が一番適するのか」ということを提示するのが、体験授業になります。

川崎医科大学附属高校を受験される方というのは、併願する学校もやはり特殊な高校を受けられる方が多い傾向にあります。長野にある医学を目指す高校であったり、関東圏でも寮に入って、医学部、歯学部、薬学部などを主に目指す高校などがあり、そうした学校を集中的に狙う方が多いです。

こうしたところに特化した体験授業をして、その合格ラインまでをいかに埋めるか、具体的には何をやればいいかという処方箋を提示いたしますので、川崎医科大学附属高校を志望される方は、まず究進塾の門を叩いてください。

 

おわりに

気になることやご質問のある方、受講をご検討の方は、「無料体験授業をご希望の方」からお気軽にお問合せください。

究進塾 編集部


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