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長期休み明けの秋学期はつい気が緩みやすく、段々寒くもなってきますから、家から出られない。そもそも布団から出られない。そして大学に行かない。という人が続出します。後期の授業は、大体前期より踏み込んだ内容を学んだりするので、何回か休むと訳が分からなくなってしまいます。こうした事態を防ぐためにはどうしたら良いでしょうか。サークルやアルバイトを楽しみつつ、毎日ちゃんと大学に通って勉強するのが理想的ですよね。正直、全ての授業に全力投球する必要はありません。大学生は与えられた時間を自由にできる分自己管理ができないと後々大変なことになりますが、ちゃんと毎日決まったサイクルで生活するようにすれば絶対に大丈夫です。今回は、大学生の秋学期の授業を有意義に受講するコツを書いていければと思います。みなさんが大学に進学された際にお役立ていただければ幸いです。

秋学期を自分にとって実りあるものにするために、はじめに重要になるのは「どのような時間割にするか」です。効率的に勉強するために、しっかりと計画された履修は欠かせません。自分がどのような一週間を過ごしたいかを考え、そのための「型」を作るつもりで、メリハリのついた履修を組み立てるとよいです。授業に優先順位をつけて「月曜日は授業をたくさんとって一週間のスイッチを入れよう」、「水曜日は週の半ばだから復習予備日として1コマだけ履修しよう」という風に考えながら組むと楽しいのでおすすめです。

次に重要なのは「授業の予習と復習」です。繰り返しになりますが、全ての授業の予習復習を満遍なくやらなければいけないわけではありません。優先順位をつけて、必修科目など優先度の高い授業の予習・復習を特に念入りにやるようにしましょう。復習は授業があったその日のうちにやってしまいましょう!大学の授業は学年が上がると共に専門性の高い内容になってくるので、試験前に慌てて勉強しはじめても身に付かず勿体ないです。試験直前に徹夜して10時間やるよりも、毎日放課後図書館に寄って、1科目15~20分程度の復習を何度も繰り返す方が楽です(あくまで文系の場合に限ります)。必修科目などでは、復習に1時間程度かかるものもあります。無理なくその日のうちに復習を終わらせられるように、ムラのない時間割にするのも予習復習サイクルを習慣付けるコツです。

復習してみて、分からないことがあったら躊躇せず教授に質問しましょう。大学教授はその授業の分野を研究されている方がほとんどなので、自分の研究分野に興味を抱いて、熱心に質問してくれる生徒の存在は嬉しいはずです(たまに偏屈な教授も居ますがほとんどの方は親切に教えてくれます)。「先生に認識されている」と思うと安易に欠席しようという気は起きなくなりますし、「授業内容を理解できるようになっていく」ことで積極的に講義を受ける姿勢が身に付きます。

以上をまとめます。秋学期の授業を乗り切る上で重要なのは以下の3つです。

①  一週間の型になるような、ムラのない時間割を組む。
②  復習は毎日20分程度を何度もやる。
③  疑問は積極的に質問して逐一解消する。

オススメです。皆さんも気が向いたらぜひ実践してみてください。

スタッフ:MIYU

2015年2月より究進塾スタッフ。いつも礼儀正しく大人っぽい印象ですが、実は隠れ大食漢という素敵なギャップを持っています。大学では合気道サークルに所属。趣味はギター演奏。

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