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岩手医科大学医学部の入試解説|出題の特徴と実践の実力を高める対策まとめ
こんにちは。究進塾編集部です!
今回は、岩手医科大学医学部の英語入試について、2022年度の過去問を元に、出題の特徴や実効的な対策を解説します。
記事のポイント
- 問題の特徴や構成
- 集中して学ぶべき分野
- 効果的な学習方法
解説の元となった動画
- YouTube『究進塾|医学部受験チャンネル』
- 「2022年版 岩手医科大学の英語の働向と対策」(17分)
- 講師:細田 朗先生
岩手医科大学英語の特徴
【格別なポイント】
全問〇問7の大問は、センター試験に似た構成。 しかし、現代の共通テストにはない「発音・アクセント問題」や「不要文削除」なども出題されるのが特徴です。
問題の構成と特徴
総合時間
- 120分 (英語と数学合計)
- 相手を見て配分を検討すべし
問題形式
- 完全マークシート形式
- 記述問題はここ数年なし
大問構成(全約120分のうち)
- 長文読解 (空所埋め)
- 発音・アクセント
- 文法・語彙・熟語
- 会話文
- 不要文削除
- 語句整序
- 長文読解 (内容理解)
特に注目すべき問題
- 発音問題や不要文削除問題は特別な対策が必要
難易度
- 問題自体:英検2等~準一等レベル
- 読解量や問題数が多く、虚ろげな思考はNG
- 問題が平均的に出題されるため、偏りのある学習は危険
対策テキスト(一部簡略)
長文・単語
- 『英検文で覚える単熟語 準一等』
- 『私立医大の英語』
- 『医学部の英語』
文法
- 『VINTAGE』
- 『Next Stage』
- 『大学受験スーパーゼミ 全解説頻出英文法・語法問題1000』の問題集で実力展開
効果的な学習方針
【1. 長文は「量」で練る】
- とにかく多くの文章を読むこと
- 正しく、速く読むこと
【2. 読んだ内容を説明する】
- 「不要文削除」は文脈をとらなければ解けない
- 読むだけでなく、じぶんの言葉での説明を習慣化
【3. 音源学習を可欠にしない】
- 発音問題には、音での認識力が必要
- 音源を聞き、自分も発音する「シャドーイング」などが有効
【4. アウトプットしているか】
- 語句整序は、作文能力が要。
- 英文の下についている日本語訳を、口頭で英語に直していくアウトプットをすると、重要な文法というものが定着していきます。この練習を行うことで、重要文法を含む箇所を並び替える問題に対応しやすくなっていきます。
おわりに
岩手医科大学は、問題の型が特殊で、平均的に英語力を要求してきます。
この方針をもとに、今の勉強に一度「偏り」がないかを見直してみてください。
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究進塾編集部