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大学の学部学科には、文学部、法学部、経済学部、社会学部、医学部、薬学部、理学部、工学部、農学部といった昔からあり、特定の1つの学問分野を掘り下げる学部と、総合政策学部、環境情報学部、社会科学部、国際教養学部、総合文化政策学部、グローバル文化学部といった幅広く学ぶ学部があります。
学問分野の垣根を超えて幅広く学ぶことを学際化とい言います。学際的な学部には、文系と理系の両方を学ぶところ、文系をいろいろ学ぶところ、理系をいろいろ学ぶところがあります。
国公立、私立の両方で学際的な学部が増えて来ました。大学編入の世界でも学際的な学部は人気がありますが、まだまだ学際って何だ?と思う高校の先生は少なくないため、大学受験の時に学際系の学部を受けず、大学進学後に、1つの学問でなくいろいろ学びたくなる人がいます。
学際系の大学編入は、いろいろなことを学びたい人が受験するために、特定の学問分野の深い知識を身に着けておかないと解きにくい問題はあまり出題されず、幅広い教養を身に着けおくと受験しやすい出題傾向になっています。そのため、併願しやすいというメリットがあります。
学際系の学部にしぼって狙う手もありますし、他に何か1つ専門性を養っておいて、学際系の学部の編入試験を受けるという手もあります。
入試科目は、
・英語の筆記、小論文、面接
(英語の筆記は英文の全訳、国立2次のような総合問題、私立大学の記号選択の形式など)
・TOEICなどのスコア提出、小論文、面接
・TOEICなどのスコア提出、面接
・小論文、面接
・面接のみ
などが多くなっています。筑波大学なのに面接だけで受験できる文理融合の穴場もあります。このように大学編入は情報がある人はいい思いをしやすく、情報がない人はせっかくのチャンスを逃してしまうことになってしまします。
大学入試や大学1,2年生としてふさわしい教養、論理的思考能力があって、ちゃんとした小論文を書け、面接である程度しっかりしゃべると合格を引き寄せやすいために、狙い目の分野だと思います。また、学際系は個人でしっかりとした情報を集めにくいと思いますので、塾に通って的確な情報を把握して受験していくと、ライバルに差をつけやすい分野です。究進塾では、理系、文系、文理融合を幅広く対策ができますので、お気軽にご相談ください。