究進塾

インタビュー

INTERVIEW

小山様 合格インタビュー4

岩手医科大学医学部に合格された小山さんと、担当講師の上田昂講師に究進塾代表の並木がインタビューしました。

模試の復習を徹底的に

小山:あとこれは特に伝えたかったんですが、模試の復習ですね。
すごい大事だったと思います。
まず解けなくてもいい問題なのか、解けるべき問題なのか自分で分類して、解けなくてもいいんだったらスルーして、何にもしなくてもいい。でも解けるべき問題で間違った問題があったらその間違った問題をさらに分類するんですよ。
計算ミスなのか、基本的な知識不足で公式を上手く理解できていなくてミスをしたのか、それとも条件を見落としたミスがあったのか、これを全部分類していって…。

並木:3つですね。

小山:はい、僕はそれを分類していました。知識不足か計算ミスか条件の見落としか。

並木:なるほど。

小山:そのミスが特定できたらじゃあ次からはどう対応してそのミスに対応できるかっていいうのをノートにまとめていましたね。LINEのノートに。条件の所にマーカーを引いてみるとか自分なりに簡単な事なんですけどそうゆうのをどんどんやっていったことによってケアレスミスっていうのは減っていきました。

並木:数学だけですか?

小山:全科目です。

並木:英語はイメージしずらいのですが。

小山:英語はあんまりないですね。どっちかと言うと自分は章前語句が全然できなかったのでtheとかaとかあの辺の結局theとかbyが出て来るとtheじゃないですか。でもそのbyが出てきたけどtheがどうしてどこの前に出てきたのかあんまり理解していない・・・特にtheだからaとかあまり意識せずに見てた。でも途中にtheシステムが来ると、え?theシステムのtheって何だっけ?ってなる。
そういうのを意識せず読んでて、文の流れが全然わからない。それで気付きましたね。あれなんか俺、章前語句苦手じゃない?って。
大体ミスしているところがいつも同じなので。なんでここでミスしてるんだってなると、theとかthatとかthisとかの文を捉えずにどんどん進めているから意味がわからないまま読めてしまっている。

並木:それを繋いでいかないといけないですもんね。

小山:模試に関しては一日かけて腰も痛めて受けているので、それを受けっぱなしにするのではなくてその自分の苦手な部分を勝手に炙り出してくれるんです。それに関してはもう徹底的に分析をしてましたね。

並木:当日に?

小山:当日はやってるときもあったし、でもだいたい次に日くらいでしたね。物理や数学は気になって電車の中で見てました。できていると思って、できていないことが一番問題なので、そこを優先するようにしました。解答を見て「こうすれば良かったんだ」で終わらせるのではなく、解決策まで出すようにしていました。解決策とは、具体的な知識を入れるのではなく、問題を解いてく上での考え方や普段意識することなどです。そして、それを各科目でまとめて、私立試験の直前で見ることで、思い出していました。受けっぱなしだとミスした原因が分析できないまま、次にいってしまうので、もったいないと思います。やったことは全て記録に残して、無駄にしたくないと思っていました。

並木:それでは、この問題が解けるべきかどうかは上田先生に聞いていたんですか?

小山:それは、偏差値や難易度、解説の馴染みやすさを見て自分で決めていました。

並木:模試でも難しい問題が入っていますよね。

小山:そのときは捨てていました。

並木:基礎問題で見たことがある問題や近い問題だけを解いていたんですか?

小山:はい。あとは、手を動かしてみないと分からない問題は手を動かしました。しかし、明らかに今まで見たことがないものは飛ばしていました。やはり、模試後の復習が大切だと思います。模試の受ける意味は、実力把握が3割、復習が7割でした。

並木:良いアドバイスですね。復習が一番大事という。

小山:あとは、「(問題を)捨てる」という練習をした方がいいですね。私立医学部は必ず、難しい問題があります。満点を狙える実力があれば良いですが、そうでなければ、どれを捨てるかという練習が役立ちます。

並木:それは過去問で練習しましたか?

小山:いえ、それも模試でしました。試験時間と緊張感がある中で、どれを捨てるかという練習です。

並木:難関大模試で?

小山:はい。特に数学とか。それによって、捨てる精度が上がって来るんです。捨てて正解だったなということが分かりました。私立医学部であれば、制限時間や難易度から全問は無理なんですよね。日ごろからの練習が必要です。

並木:最初にどれが捨て問かわかれば、残りの問題を十分に当てられますよね。