究進塾

インタビュー

INTERVIEW

深田様 インタビュー3

成長できた要因

北田:もともと、始めた高校2年生の秋くらいの頃は、それこそ「何もやんないなあこの子」っていう段階だったのに、そういうところから始めて、こんなにきちんと勉強できる子に成長したっていう、ここの間に何があったのかなっていうのはけっこう知りたい人は多いんじゃないかな?何でそういう変化が起こせたのか?

深田:それは毎週毎週、熱く言われたらやりますよ!(笑)

北田:うーん・・・まあ毎週毎週、暑苦しく言ったことは否定しないけど・・・でもそれでも変わらない子もいる。

深田:なんだろう?あっ!何か私は褒めて伸びるタイプなんですけど、北田先生はすごく褒めてくださるんですよ!だからもっと頑張ろうってなってたのかな?結構、すごいたくさん褒めてくださるから、嬉しくてもっと頑張ろうってなったのはあると思います。

北田:うーん、なるほど。まあダメなことはダメって言ってたけどね。

深田:嬉しいことしか入ってこないから(笑)

北田:なるほどね、良い耳を持ってたんだね!そうかそうか。じゃあまあ一つその、然るべき評価がもらえると、成長につながるっていうことかな?

受験本番と同じ環境に合わせる

北田:何か他に、私の場合はこうだったっていうのはある?

深田:受験に向かって心がけたのは、受験と同じような環境でやるみたいな感じなんですけど。

北田:当日の感じに近づけるってこと?

深田:図書館に行って、受験当日使うペンでやる。で最初はタイマーでやってたけど、本番はタイマーは使えないから、こういう時計って自分で針を合わせられるじゃないですか。そうやって試験本番の開始時刻に針を合わせて、慣れておくようにしました。

北田:おお~それは初耳だ。だから要するに例えば今、この時間が何時じゃなくて、その試験時間に時計を合わせるということか。なるほど。

深田:私は元々数字が書いてある「10:35」とか書いてある時計を使ってたんですけど…。

北田:それは多分デジタルだね(笑)

深田:そう、デジタルを使ってたんですけど(笑)デジタルだと残り時間があと何分かってパッと見えないから、変えました。

北田:一発で把握するためにってことかな?

深田:そう、ちょっと父の大きめの時計を借りて、共通テストとか、本番の受験はそれで臨みました。練習のときもその時計を使って。図書館とかに行けないときは、家の自分の部屋で、誰も入ってこないように「テスト中だから入らないで。」っていう紙を張って、Youtubeとかで「試験会場 音」とかで検索すると、筆記音が流れる動画があるんですけど、それを流してやってましたね。共通テストの練習とかは。

SNSとの向き合い方

北田:ああ、そのYoutubeの話で思い出したけど、やっぱり今の子だなって思ったのが、SNSっぽいものも何だろう・・・変にこう寄っかかるっていう形じゃなくて、いい形で使ってたよね。あの何だっけ?スタディプラスとか。自分と同じ志望校の子たちが模試とかの結果をつぶやいたり、過去問がどうだとかつぶやいたり、っていうのを上手く刺激にしていたというか、あれはすごく何か、ああいいなと思ったね。

深田:そうですね。結構、Youtubeとかも禁止しちゃう子もいますけど、私は禁止とかあまりできないタイプだったから、生物の動画とかは活用してましたね。「おうち生物」っていうチャンネルを私はよく見てたんですけど、生物の動画とか、ごはん食べながら見たりとか。

北田:何か誘惑に、負けそうになったみたいなのはないの?

深田:ああ、負けていましたよ。「寝たい」っていう欲にすごい弱くて、別に眠いとかじゃないのに、現実逃避なのか分からないけどすごい寝たくて、そういうときはもう寝ちゃってましたね。ごめんなさい・・・(笑)

北田:何か例えばこうYoutubeとかで勉強ってなると、別にその勉強のとは全然関係ないやつにもう延々こうのめり込んじゃったり、っていうのはけっこうみんな言っていることで、何かそういう崩れ方をした形跡はないじゃん?

深田:それは言ってないだけ・・・。

北田:ああ、裏ではあった?

深田:裏では!

北田:ああ、なるほど(笑)

深田:普通の受験生と同じですよ。

北田:まあでも、それが例えば、本当にやばいレベルに行ったら、課題全然できてないとかなる。だからそこに行ってないレベル、っていうことだよね。だから、そこの踏みとどまり方って何かコツみたいなものがもしあるんだったら。

深田:コツ・・・?

北田:何かずっと見ちゃう子って、けっこうやっぱりいると思うんだよね。

深田:日課は決めていましたね。

北田:ああ、勉強の方の?

深田:日課を決めてて、これ終わらないと寝ちゃダメだから、今ずっとこのYoutube見ていったらその日課終わらないで寝れないから、みたいなそういう感じでやってましたね。

深田:あとは日課の管理としては色塗りしてました。日課を箇条書きにしてTO DOリストみたいな感じで書いて、日にちも書いて、できたら色鉛筆で塗って、どうしてもできなかったら、その反対色で塗ってみたいなことを。そうすれば結構、ずっと残るから。一日だけのTO DOリストだったら捨てちゃうから、タスクごとに色塗りをするとずっと残るから、できてないのがずっと目に入るの嫌じゃないですか。

北田:やっぱり1個特徴としては、目に見える形で残しているっていうことが大事なんだね。けっこう何につけてそういう形でアクセスできる形で残ってるもんね。

深田:うん、大事。すぐ忘れるから(笑)。

北田:そうか。そのコントロールはやっぱり大事なんだね。ビジュアルで、自分で自分の状態がわかるっていう。なるほど、それはけっこう参考になるんじゃないかな。