究進塾

インタビュー

INTERVIEW

片桐様 合格インタビュー③

今後の英語学習について

細田:自分の授業の1つの方針というか、もちろん塾に来ているので大学合格というのは最優先としていますが、それに加えて「大学を卒業した後も使えるような英語力とか、英語学習法みたいなものを伝える」ということは、ポリシーとしてやっているのですが、自分の授業を受けてもらって、今後の英語の勉強に関して「こんな感じでやっていきたいな」ということはありますか?もし僕の授業でやったことで、何か活かせそうなことがあったら教えてください。

片桐:活かせそうなことは、学習方法を学ぶことです。学習法という方針を知っていれば自分次第でできるので、それは今後もすごく活かせると思いますし。

細田:片桐さんは、僕の授業を継続してくれているわけだけれど、今後受けようと思っている試験や、英語の使い方とか、もし何かあれば。

片桐:英検1級を目指してるのと、ネイティブと難なくコミュニケーションができるととてもいいかなと思います。

細田:ちなみに、大学受験が終わった後の、今の授業の話ですが、ネイティブ同士が喋っている動画をYouTubeなどで見て、それをリスニングする、みたいな活動をやったりしております。

粕川:ちなみに留学する予定とかは?

片桐:今のところないですが、海外は行ってみたいですし、海外の人と話してみたいなっていう意欲がすごくあります。どういう形かはまだ決まっていませんが。

粕川:うちの卒業生で、まさに人科に行ってる子がいて、シンガポールに半年ぐらい行ってたなんていう人もいます。留学は、準備もいろいろと大変らしいので、大学に入ったらその辺りの情報も、行く・行かないに関わらず、調べてみると面白いと思います。

片桐:そうですね。

 

外国語の習得の学び方

片桐:いろんな外国語の習得とかを、どうやって学んできたんだろうっていうのを、細田先生に聞いてみたいです。

粕川:いい質問だね。

細田:外国語習得に関して、元々は単純に英語学習が好きで、ネットなどを使って色々な知識を集めたところから始まったんだけれども、最終的には自分で「言語学習」に関する専門書なども読み漁って…という感じです。特に「第2言語習得研究」に関する本を、日本語の文献も英語の文献も、Amazonなどで取り寄せたりして、それを読んで知識を蓄えました。

それを試すのに、英語だと僕はもうある程度のレベルに来てしまっていて試せないので、韓国語を勉強した時期があって。その間「第2言語習得論」の知識を基に、韓国語を一から学んでみて、「どういう方法で勉強したら効果があった感じがするか」みたいなことを試しました。

個人的な自由研究みたいな感じだから、ちゃんとした研究ではないけれど、理論と自分の実体験、あとは生徒に教えていく中での経験などを統合して。そうすると、自分の中で理論的にも使えるし、しかも実践でも使えるし。“学習を蓄えている”という感じですかね。

 

日本の英語教育について

片桐:この前「小学生の英語教育について」みたいなトピックを話しましたが、先生自身の目から見て、今の日本の英語教育、外国語教育の現状について、どう思われますか?

細田:こわい質問だな(笑)。確実に言えることとしては、日本の英語教育も、全般的にはインプット量が足りていないというか。インプットというのは、単語や文法ではなく、英語を聞いたり、読んだりするような、本物らしい英語を聞く経験がかなり足りてない、というのがあります。
しかも、進学校の先生などは経験的にわかっているのか知識があるのか、生徒に対して英語を大量に読ませたり聞かせたりしていますが、平均的な学力の学校などでは英文を読んだり聞いたりは全くせずに、ずっと文法と単語をやっている、みたいな感じになっていたりします。
そういう意味で、「日本の英語教育」という一括りではまとめられないけれど、全体としては多聴、多読と言われる活動が、かなり浸透していない印象がまずあります。

あとは、早期英語教育の話でいうと、結局同じ話になりますが、英語習得の必要条件として「大量にインプットを受ける」「大量に英語を浴びる」というものがあって、早期英語教育をしたとしてもそこがクリアできていなければ、結局そんなに大きな差が出ないというのが現状です。

細田:だから、例えばインターナショナルスクールに通うなど英語漬けの環境になる場合は別として、日本語が喋れる環境の中でちょっとだけ英会話の授業をする感じだと、日本人全体の英語力としては、正直そんなには変わらないかなという感じです。

逆に、英語の早期教育によって日本語力が落ちるような影響力があるほど、英語をやってるわけでもないから、実は早めても早めなくてもどちらでも…みたいなのが現状です。

やるんだったら、ちゃんとやらないとあまり変わらないので、その辺りがどっちつかずな感じになっているから、あんまりそこは影響がないという感じで。

僕はむしろそれよりも、中高生ぐらいの、学生があまり適切な英語教育を受けられてない可能性のある、ちょっと問題意識を燃やしている層に、「もっときっといい勉強法あるから」と伝えたいなと思っています。

 

受験生へのメッセージ

粕川:これからの受験生、特に公立高校に通う受験生に向けて、ぜひアドバイスなどをお願いします。

片桐:確か、先生に何かのタイミングで言われたことだと思うんですけども、「どこかのタイミングで覚悟を決めなきゃいけない」というのは思ってて。それが人によって高3の春なのか、夏とか夏休みなのか、夏休みが終わった後なのか、というのはいろいろ異なると思うんですけども、そうやって覚悟を決めたタイミングからどんどん成長が始まる。

もっと細かく見ると、考え方が変わっていって、それが行動にも影響して、そこから自分が成長するような、その材料を得て成長していくので、覚悟をどこかで決めないといけないかな、と思います。

マインドみたいな話になってしまうんですけれど、「最後まで諦めないで欲しい」といろんな方面から言われましたが、これは確かにそうでした。

僕も、本当に最後の方はだいぶ諦めかけてたんですが、入試当日もちゃんとベストコンディションになるようにはしていましたし、最後のテスト、最後の授業が終わるまでは絶対に気を抜かなかったし、受験が終わってもなお多少緊張は抜けなかったというか、その他のことをしてもあまり楽しくないというか、何をすればいいのかわからない状態になるぐらいには、諦めない気持ちというのはずっと持っていて、結果的に大学に進学することができました。

諦めなかったからといって受かるとは限らないんですが、受かった人は多分諦めなかった人だと思うので、まずは諦めないという形で、自己実現に向けてワンステップ進んで欲しいと思います。

 

粕川:今日はお忙しい中、本当にありがとうございました。

片桐:ありがとうございました。

細田:ありがとうございました。