インタビュー
INTERVIEW
原田様 合格インタビュー③
大学でやりたいこと
原田:資格の勉強はしたいなと思っています。腐らずやりたいなと思っています。
北田:今、読んでいる人も今カパッて口が開きましたね、多分。
粕川:まだやるんか?って。(笑)
北田:真面目な人だっていう印象ですよね。毎年インタビューで聞く時にいろんな答えが返ってくるんだよね。まさか勉強したいですっていうのは……まあでも原田君ならな。
粕川:やりそうだなと思っちゃった。(笑)
原田:サークルとかも入るとは思うんですけど、ものすごくやりたいってわけではない。けど大学4年間、資格の勉強はやっていきたいなって思います。
北田:サッカーは?
原田:サッカーは続けるか迷っています。ガチの方はセレクションがないと入れないので。
| <セレクションとは> 「各大学の「スポーツ推薦」に当たる入試や、入試前に受ける必要がある練習参加方式などの選抜のこと。 |
粕川:サッカー部はちょっとね。
原田:サッカー同好会に入るか悩んでいます。
北田:前も言ってたよね。高校までは全力でっていう区切りをつけたのもすごく立派だったなと思って。今このスポーツ頑張って別にプロになるわけじゃないし、みたいな考え方をする人もいるじゃないですか。でも、原田君はその先ずっとサッカーやるかどうかは別として、今これをやりたいのでちゃんとやったというのが、メリハリをつけるうえでも重要だったんだろうなという気がしますね。
個別指導はおすすめ?
原田:集団と個別どっちも経験しているのですが、集団は本当に自分に合わなくて。僕が行っていた塾は、クラス40人ぐらいで20クラスぐらいある大きいところだったので、集団だと一人一人を見ているって感じは全くなくて、できない人は切り捨てるみたいな感じで。わからないところは結局わからないまま、中学受験はやっちゃったので。それで大学受験になって、個別の方が絶対自分のことを見てくれるだろうなと思いました。自分のわからないところとかも好きに言えるし。それで、分からないところもどんどん分かっていって、得意になっていく過程がありました。
北田:一般論でどうこうって感じじゃなくて、原田君はこれが苦手でこれをやったらできるみたいな、そういうので進めるから。それは確かに、成長実感が持ちやすい部分があるかもね。
原田:その部分が本当に強かったなと思います。
粕川:宿題とかで、ここは自分でやるから、塾の授業ではこれをやるみたいな。その辺が、国語とかではすごくうまくいったなと思うんですけれど、どうですか。
原田:そうですね。国語は、現代文の記述は全然できなかったので授業でとことんできたのはよかったし、ほかの暗記系(四字熟語や漢字や古文単語など)の基本的なことを自分で完璧に仕上げられたのもよかったなと思っています。あと、古文も解釈が自分では全然できなかったのですが、それも授業で一緒にやっていくうちに、古文や現代文を読むのが速くなって良かったなと。
粕川:1人のときの勉強がめちゃくちゃうまかったので、それが勝因かなと僕は思っていますね。
北田:原田君は同級生たちにもいい影響を与えてくれていて。部活もあったから、自習に来て、ってタイプではあんまりなかったけど。我々は個別ですけど、「オリエンテーション」っていう、もともとつながりのない受験生同士がコミュニケーションを取れる機会を毎年作っていて。今年はみんなすごく仲良くなって、裏で「原田君に追いつこう!」みたいなモードの連中が結構いた。例えば、僕が担当しているみんなで共通のテストをやることもあって……原田君は単語テストとか、特に一番できたタイプなんですよね。なので、原田君の点数をみんなが基準にして、「絶対次は勝つ!」みたいなのだったり。そういう、原田君の知らないところでもいい影響を与えてくれていてありがたかったですね。
覚える勉強のコツ
原田:シンプルに覚えるのが好きなんです。単語とか、古文単語とか、ひたすらやるのは全然苦じゃなかった。
北田:それ、結構珍しいですよね。
粕川:覚える方が得意って言う子はいるけど、好きっていう子は、まあ少ない。
原田:自分の勉強法としては、日本史とかはひたすら声に出して誰かに説明する感じでやるのがハマって、1個1個、一回やったところを全部自分で言葉で説明できるようにしていったら抜けるものもあまりなくて。難関大学なら細かいところとか聞いてくると思うんですけど、まずは教科書の太文字を覚えていって、その後に一問一答とかの星がないやつとか、ディープなやつを覚えていくという風にやっていったら……覚えるのがやっぱり好きでしたね。
苦手分野へのアプローチ
北田:一長一短というか、みんな得意なこと、苦手なところがあって。原田君は、バシッと覚えるのは多分、本当に誰よりもできた。でも、そのバシッと覚えたことを適宜必要な場面で運用して問題を解くのが、どちらかというと苦手なんですよね。
だから、それを使って正解を出すところにすごく時間をかけました。訓練プロセスとして、そこにはある程度の時間が必要だったけど、本当に必要なことをやったからちゃんと取れるようになった、という感じが強いよね。この先、大学入った後にできるようになったらいいなって思うのが、問題を発見して解決策を考えていくこと。単純に、「はい、じゃあこれやってください」って投げられるものは誰よりもできると思う。それを自分でまず発見して、こういう課題があって、それに対してこういうアプローチをしようっていう。相手側が出していたものを、今度は自分が発見する側になったら最強だと思う。
原田:自分でなにか考えてっていうのはずっと苦手で。出されたやつはもうとことんできるんですけど、1個の単語の意味で固定のものを覚えたら、それ以外の柔らかい意味とかができなくて、それでも最終的にはちょっとできるようになりました。大学に行ったら基本全部自分でやらなくちゃいけないので、それは一番大切かなと思います。
北田:何年か前に早稲田にいった子が毎年遊びに来てくれるんだけど、ここで教わったことがすごく役に立っている、自分の土台になっている、と言ってくれていて。あの英語を突破するために、どういう考え方をしてどんなアプローチでどんな訓練をしてっていう、その総体がすごく役に立ったって言っていたから、多分そういう要素はあると思う。だから、それをちゃんと活かしてくれたら、合格プラスアルファのおまけがつく気はしている。
粕川:今の話でいうと、僕は日本史の勉強法にヒントがあると思います。例えば、文章があった時にこれの要点だけを説明するとか、このことについて筆者はこう言ってるけど、じゃあ反対意見ってどういうの来るかなとか。大学に行くとそういうのを議論する場面が出てくると思う。そういったところで面白い発想をする人とかがいるので、そういう他人の発想を盗んだりとか、あの人だったらどうやって説明するかとか、まねるところから最初入るっていうのはありです。さっきの日本史の勉強の仕方は非常にいいと思いますね。
甘えとのたたかい方
原田:受験生に関してだったら、やっぱりスマホとの勝負かなぁと思っています。どうしても触りたい時ってあると思うので、それなら制限をかけるアプリとかは絶対使った方がいいし。
北田:なにか使ってた?こちらから見ると、それに全く惑わされてない唯一の人って印象だったんだけど。
原田:使っていました。ライン以外は全部、20時間とかロックしたら使えなかったり。
北田:原田君といえども、物理的にブロックしてやっと視界の外に置けるというか。
原田:そうですね、やっぱり高校生だったらそういうのはあると思うので、物理的にやっちゃった方が手っ取り早いかなと思います。あと大学の附属校に通っている人だったら、周りに流されないのが一番かなって思います。内部進学で行く人とかは、9月とかに終わってそこからバイトしたり遊んだりし始めますが、そこで流されて甘えたら受からないと思うので、自分を信じてやるのが一番かなと思っています。
ご家庭の効果的なサポート
原田:受験生の家族は、「ここを受けたら?」とかはあまり言わない方がいいかなと思っていて。
北田:よくあるケースではありますよね。親御さんの欲をそのまま子供に出しちゃう。
原田:本人が行きたいところをひたすら肯定してあげれば、そこには絶対受かると思うし、ここを受けたら?っていうので受けたところって落ちると思うので……それは中学受験で経験していて、適当に志望校を決めたら本当に受からないので、「自分が」行きたいところを決めて、そこに向けて勉強するのが一番ベストだと思います。志望校には絶対に口出ししないのがいいかなって思いますね。
北田:ちゃんと自分が納得して、自分がこうしたいって思う。そこを何よりも優先して、親御さんだったり周囲の欲で干渉しないことが大事だと思いますね。
受験で一番大切なこと
原田:周りに流されないのが一番だと思います。
粕川:部活のお友達と受験を一緒に考えたとかも大事だったのかな。
原田:一般受験にする人が多かったのが大きかったと思っていて。内部進学した人は17人の内2人だけで、それ以外は一般だったので。周りの環境はやっぱり大事かなと思います。
粕川:少なくともそういう、一緒に受験する人を仲間にした方が良いよね。
原田:一人でやるって相当メンタルに来るので、2~3人で高め合ったほうがいいかなと思います。
北田:どちらかというと、(原田君は)1人でできる方ですけどね。
粕川:勉強はね。
北田:確かにそうですね、原田君以外の今年の受験生たちも、お互い勉強を教えることもあったし、モチベ的なところを支え合うとか、会話の中で志望校が決まったりとか、「あっ、そんなちゃんとやってるんだ。自分もやらなきゃ」ってやるようになった子とかもいるからね。
自分がこうしたいってことを、吟味した上でちゃんと定めて、そこに向かって全力を出して、その全力を出せる環境を用意してくださったご家庭があってっていう、総力戦でちゃんといい結果を出せたのかなという気がします。
粕川:悩んだ時期は無駄では全くなかったというか、原田君の場合はそれが一番必要だったんですよね。だから、みんな1つにまとまったというところでしょう。
最後にメッセージをお願いします

原田:僕の場合は、受験期間の反骨心や純粋に悔しいという感情を勉強に当てるのが一番いいかなと思います。指定校の人達に対してどうしてもうらましいとか思っちゃうんですけど、そういうのを反骨心にして勉強にぶつけるのがベストかなと思います。
粕川:今日はありがとうございました。
原田:ありがとうございました。
北田:おめでとう!
粕川:おめでとうございます。



