インタビュー
INTERVIEW
原田様 合格インタビュー①
お名前
原田様
合格した大学
中央大学商学部国際マーケティング学科
日本大学法学部法律学科
中央大学経済学部
受験した年度
2026年度入試
インタビューQ&A
粕川:2026年度入試で、見事、中央大学の商学部・国際マーケティング学科に合格された原田君に来ていただきました。国語を担当しておりました、粕川です。
北田:英語担当の北田です。
粕川:合格おめでとうございます。
原田:ありがとうございます。
北田:おめでとう!

今の率直な気持ちは?
原田:第1志望学部は通らなかったのですが、「MARCH」といわれるところに行けたのは本当に嬉しいなと思っています。
粕川:一般受験はどの3科目?
原田:日本史と国語と英語の三教科です。
一般受験に踏み切った後の”革命”
北田:原田君の受験は大まかに言うと、前期と後期に分かれる。一般受験するか、いわゆる内部進学でそのまま行くかを決めなきゃいけないってタイミングがあって、そこで一般受験を決めたタイミングが”革命”の時期だったと思います。

北田:その前の段階だと、「そこそこ」という言い方が本当にぴったりで、やる気もそうだし、勉強の質も量も点数も全部そこそこいい。宿題をサボってくることもないけど、全部やることもない。すごい力があるのに、なんでこのやりきれない感があるんだろうとずっと感じていました。
授業をにこやかに聞いてはくれるけど、行動はそんなに変わらないっていうのが、2年生の時からずっと続いていて……でも、内部進学にするか受験するかで勉強する科目が変わるので、2年生の10月ぐらいからかな、本当にどうする?っていう話をよくしていました。
特に何もないんだったら内部の方が楽っちゃ楽なので。「本当はどうなの?」って聞いた時に、一般受験したい気持ちがある「けど」自分にそれができるのかとか、「やっぱり無理なんじゃないか」という思いがあって、踏み出せないという気持ちがなかなか消えないと話してくれて。

北田:なんでそう思うのかを深掘りして聞いた時に、中学受験の思い出が原田君の中では「失敗だった」という認識になっていることが問題だなって。力はあるし、ちゃんと努力できる才能もあるので、ぜひここはチャレンジして「やっぱり自分はできるんだ」という自己信頼を取り戻す受験になってほしいなってずっと思っていました。本当に決めなきゃいけない2025年1月頃に、最終的に、一般受験でいきますってなった。
そこからは「ミスター模範」でしたね。やれることは全部やるし、アドバイスは可能な限り全部活かそうとするし、”革命”を境目に全く別人のように変わった。そんなに小器用なタイプではないので、知らないことが「あ、なんかできちゃった」ということが全然ないんですよね。でもそれを、「こういうものだから、こういう訓練をするとできるようになるじゃん」と言うと、例えば苦手な問題形式もちゃんとやって。誤文訂正とか最初はすごくできなくて、10問中1問とかしかできなかったのが、徐々にできるようになって、緩い右肩上がりを全領域でずっとできるという、そういう原田君らしさが”革命”後は出たんですよね。
英語の入試対策スケジュール
北田:2025年の夏ぐらいまでは一般受験するための英語のベースをちゃんと作って、それがひと通り終わった時に、初めて過去問を「1回やってみようか」って。あれは9月とかだったっけ。
原田:9月の初めぐらいでした。
北田:そうだよね。最初に中央大学の過去問をやった時に、30点ぐらいしか取れなくて。こちらも(原田君が)小器用なタイプじゃないというのは分かっていたので、そこで初めて問題を紹介して、「こういう問題はこうやったら取れるようになる」という話から始めていって、最終的に一番苦手な英語で合格ラインに乗るようになって、この結果。いろいろ悩んでいるところから自分の能力を全開放して努力して勝ったという、すごく素晴らしいストーリーです。
一般入試に踏み切れた理由
原田:高2の終わりぐらいから、内部進学で行くか一般で行くかをずっと悩んでいて。一番は、同じ部活の友達が一般受験にして、変わっていった姿が決め手でした。自分の中で、チャレンジして失敗した方が人生の一部としてはいいのかなと思いました。あと、内部進学だと一般受験ほどの努力をすることがないので、ここで一回「本気で努力してみようかな」って思えたのが決め手かなと思います。
北田:”革命”前のまだやりきれない時期に聞いてみると、「中学入ってからずっとこうで、(悪く言うと)波風立たない程度に上手にやっておこう」みたいな感じで。もしかしたら「このまま内部進学になっちゃうかな」と思っていたんですけど、「チャレンジする」と決断できたのは、あれだけ長い間悩んだ結果として出せたのか、それともいろんな人の後押しがあったから?
原田:長い期間悩んだからこそ決められたというのは大きいです。いろんなことを想定して考えました。
北田:だからあの長さだったんだ。それも原田君らしいよね。「なんとなく」じゃなくてちゃんと吟味して。どうしても「決めなきゃ」って思いが先に立っちゃうと、焦るじゃないですか。でも時間をかけて悩んだし、当時の原田君には珍しく、いろんな人に話を聞いたりとか。決めてからの勉強ぶりを見ていても全く迷いがないというか、本当に「ガッ」て入って、だから親御さんもすごく驚いていたんですよね。
原田:そうですね。
北田:「なんか勉強してるんですけど」みたいな。最初の1~2ヶ月ぐらい、これがちゃんと続くかどうかを注意して見てたんだけど何のブレもなかったし。決めた後に不安になることとか、そういうのはなかった?
原田:不安になることはそんなになかったです。「やっていればいけるだろう」って思っていたので。
北田:なるほどね、決めたからには「そっちに行く」っていうモードにちゃんと入った。
原田:そうですね。後悔はなかったです。
北田:それでちゃんと結果を出した。「選んでよかったな」っていう感触はあるでしょう?
原田:やっぱりあります。
北田:中学受験の時の思い出が確実に上書きされたと思う。何かにチャレンジするときに一番大事なのは「やろう」っていう、その根本のエネルギーだと思うので。それがなかったら周りがいくらサポートしたって、どんないいツールがあったって結局活かせない。そこを、大学受験という一番大きいステージで果たせたことが本当に嬉しかったです。
自信がなく悩んでいる子へ
原田:自分も、最初は「一般受験で戦えるのかな」って思っていました。でもいざやるとなったら、みんなどれだけ成績が悪かったりしても、やればいい大学に絶対いけると思うので、思い切って舵を切ってみるのが一番いいかなと思います。
悩んだときの解決法
原田:友達と競い合うのが結構いいかなと思います。僕の周りは一般受験をする子が7人ぐらいいて、その子たちと部活の合間とかに英単語を出し合ったりしたのが今につながっているのかなと思っています。
北田:仲間を作るっていう感じだね。
保護者の方の反応
原田:「えっ?」みたいな感じでしたね。親も大学にそんなこだわりない人なので、最初は「別にそのまま上がっていいんじゃない?」みたいな。
北田:もしかしたら親御さんも葛藤があったのかもしれない。いろんなご家庭がある中で、原田君のご家庭って、原田君が決めたことをちゃんとサポートするっていう空気感がすごくあったんですよね。
もちろん、親御さん自身が言い聞かせている部分もゼロじゃないかもしれないです。親御さんも最初「ん?」ってなったけど、徐々に「あ、本気なんだな」って、わかってくれたんじゃないかなと。
粕川:保護者の方や生徒さんからは最初、受験校の相談や「どこを受けたらいいでしょうか」というご相談をいただくんですけど、原田君の家はほぼなかった。さっき北田先生もおっしゃったように、家で勉強している姿をちゃんと見ていてくださったのが一番大きかったと思うんですよね。保護者の方も、心配でいろいろ言いたくなっちゃうのはしょうがないと思うんですけど、何をやっているかをちゃんと見ていただくのがまずは大事かなと思いましたね。その意味で言うと、最後は本当に理想的な形で、我々も含めていただいて、一つのチームとして受験にぶつかっていけたんじゃないかと。
原田:そうですね。
北田:親御さんも、我々にはちょいちょい不安はこぼしています。「すごい偏差値が高いところを狙っているんですけど大丈夫ですか?」みたいな感じでおっしゃってたけど、「辞めた方がいい」という感じでは全然なかったから。
粕川:そこはご本人が舵を切って、しっかり決断したっていうのが大事ですよね。
北田:原田君に迷いがなかったもんね。「やっぱりここじゃなくて、あそこも受けた方がいいか」とかなかったからすごく良かったと思うんだよね。「ここに対して、こういう対策をして点を取ろう」というのがブレずにできた。
志望校選びの基準
原田:最初に「法学部に行きたいなぁ」というのがあったので、その法学部で絞って決めようと思った時に、一番最初に出てきたのが中央大学の法学部で「まずここを目標にして考えよう」と進めたので、すんなりといきました。
粕川:法学部だったのはなぜ?
原田:経済学とか商学部って、あんまりイメージが湧かなくて。簡単に言ったら「法学部かっこいいな」と思って、最初は名前が入り口でしたね。
粕川:大学のホームページなどでいろいろ調べましたか?
原田:調べました。実際に行ったりもしたので、雰囲気とかもいいなと思って最終決定しました。
北田:ちゃんと調べて動くことをすごくやっているタイプだったので、それがすごくいいなと思いました。志望校や学部をどうしようって時に、なんとなくの自分の頭だけで悩んじゃう人が結構多いのだけど、原田君は本当に動いて調べていたからあまり迷いなくできたのかもしれない。
粕川:国語や日本史の入試傾向ってバラバラなんですよね。戦略上、やっぱり早めに決められたのが大きかったですよね。



