インタビュー
INTERVIEW
太田様合格者インタビュー5~院試直前期の過ごし方と取り組み~
🔵院試直前期の過ごし方と勉強時間
並木:太田さんは、院試の直前期は、今までの人生で一番頑張ったっていうことをおっしゃっていましたが、具体的な生活を教えてください。
太田:はい。ずっと同じような時間割で勉強してました。朝学校へ行って、やることが終わったら終電の2、3本前まで勉強する。で、究進塾がある日は、学校から近いので究進塾へ行って、そのまま徒歩で大学へ戻って復習して、時間があったら次の勉強をしてから帰る、っていう感じでやってました。
並木:移動と睡眠時間と食事以外は、ほぼ全部?
太田:そうですね。友達と喋ったりもしましたけど、やっぱり気分転換に。気分転換はうまく自分で設定しながらできたかなっていうのはありますね。
並木:おおよそでいいのですが、1日平均何時間ぐらい勉強しましたか。
太田:これ、頑張ってたっていうわりに数字にすると少なそうだな…(笑)。本当は8時間とか言いたいんですけど、8時間やる日もあったと思うんですけど、6時間とかの日も多分全然あって。やっぱり喋っちゃったりとか、気分転換にみんなでトランプしたりとか。直前とかは特にもうストレスが溜まっちゃって、よくやってたんで。
永島:忙しそうな雰囲気はあったかなっていうのがあります。
太田:そうですね。
永島:忙しい中で、コマ切れで何とかやってんじゃないかなっていう感じがしていました。
太田:卒論シーズンで、卒業研究発表もあったりしたので。
並木:両立しながらってことですね。それが大変ですね。
永島:そうですね、そこのバランスに負けちゃう人も結構いるので。
並木:マルチタスクですもんね。
永島:そうですね。よく両立したなっていう感じはあります。そこは本当に、一番すごいなって思っていました。
並木:確かに、そうですね。卒検も抱えながらの受験勉強ですもんね。それは大変でしたね。
🔵志望先の大学院の研究室訪問について
並木:ちなみに、太田さんは大学院の研究室は訪問されたんですか。
太田:はい。
並木:それはいつ頃ですか。
太田:入試願書を出さないといけない、本当にギリギリの時期だったんですけど、ちょっと滑り込みで。一応、下調べもしてから、9月の後半か10月頭ぐらいには訪問に行きました。
並木:そのときは、教授にも会いましたか。
太田:はい。訪問で研究室の教授に「こういう研究をしているよ」と説明していただいて、僕も分野的には近いので「僕もこういう研究をしています」と話して「そうなの」みたいな感じの会話をしました。でも、やっぱりそこは人気の研究室で、 僕と友達、2人とも受けるんですが 「人数がもういっぱいで、もし入れても1人かもしれない」という話も出ていたので、「どうしようかね、熱意どっかで見せないとな」と友達と話していて。
その後、その教授が参加しているプロジェクトの中間報告会に誘っていただきまして。次の日に結構やることがあってすごく大変な時期だったんですけど、「これは行った方がいいよね」って友だちと話して、行きました。ちゃんとそこで教授とも話をして。そういうのもあって、それが実ったのかはわからないですけど、研究室を内部で調整して2枠空けてくれたっていうメールを頂きまして。そこからまたモチベーションも上がったりとかして。やっぱり「機会があったらやれることはやった方がいい」っていうのは思いましたね。
並木:一番最初は、研究室にはメールで問い合わせをしたんですか。
太田:ちょっと忘れてしまったんですけど、まず大学のホームページを見て、どうやって連絡するかを調べて…それからメールをしたんだと思います。
並木:やっぱり、訪問は大事ですね。
今後の将来的な展望というか、「入ってからこういう方向に行きたい」「研究者になりたい」など、そういったものを描いてますか?
太田:そこの研究室が、海外との繋がりが大きくあって、共同研究しに学生が行ったりとか、夏の間2ヶ月間海外の大学に行ったりとか、そういう機会もあるので、ちょっと飛行機酔いが苦しそうですけど行けるならそういうこともしてみたいなっていう思いがあります。「せっかく頑張ったから今しかできない経験はしておきたい、できることをやっておきたいな」っていう。
並木:それはワクワクしますよね。
太田:はい
🔵アルバイトについて
並木:ちなみに、話はそれますが、アルバイトはされていたんですか。
太田:そうですね。大学の最寄りのところを選んで、ちっちゃい居酒屋でやっていました。院試1ヶ月前くらいの、1月にはバイトは全部辞めました。正確には辞めたというか、シフトに入らなかったです。「シフトに入ろうかな」と思ったりもしたんですけど、「やっぱここで頑張らないとな」って思い直して、さすがにシフト入れるのはやめましたね。
並木:飲食のバイトは、結構長くされてたんですか。
太田:そうですね。いろいろコロコロ変えていて、嫌だったら1日で辞めたりとかもいろいろしているんですけど、そこは結構いいところで、目白にあるので客層も良くて。キッチンをやらせてくれて、仕込みもやらせてくれるんですよ。それまで全く包丁を使えなかったんですけど、結構切れるようになったりとかして。色々やらせてくれるので、いいですね。
並木:それはいいですね。大学生活もアルバイトも、いろいろすごく充実していますね。今お話を聞いていて、充実して話してるなっていう気がしました。
永島:授業自体が4ヶ月間と短く、結構駆け足だったので、脱線した話は全然できなかったから、そんな充実してたんだっていうのを今知りました。
並木:教えてはいたけど、私生活については「今日初めて聞いた」ぐらいの感じですよね。
永島:今聞いていて、僕もちょっと学生生活に戻ってみたいなと思いました。