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物価上昇とともに本の価格も上がってきました。
今や「文庫」も「新書」も「単行本」もお値段の差があまりなかったり。
「わー!高い!」と思ったり。

例をあげると2025年に出版されたアガサ・クリスティー「白昼の悪魔」の新訳
文庫で1980円でした。(ちなみに補足しますが「白昼の悪魔」は傑作です)

私はあまりお値段のことを話題に出すのは好きではないのですが、
一サラリーマンとしては、あまりにも本の価格が高騰すると欲しくても
購入までのハードルが高くなり、読みたい本は年々増える一方でストレスフルに。

結果、シンプルに図書館を利用することにしました

そんなのもう当たり前じゃない?と思う方が大半だと思いますが、
私は「返し忘れる」のと、「期間内に読めない」ことが多く、
手元にあればいつでも読めるを基本に(要するに積む)購入をメインに
読書をしていました。

しかし、本は手元にあっても読まない、いや、読めない。
最近のベストセラー本のような働いていると本が読めなくなる。
原因は様々、動画やSNSの誘惑もある。
みんながみんなそうであるわけではありませんが、
私の場合はそうかと思います。

そしてある一部の本は読めなくなることがある。←これ重要
新訳で何度も出版される本は幸せですが、二度と出ない本も世の中には
数え切れないくらいあります。古書価格も新刊より高い状況です。

それを補えるのは図書館です。

カードを作り、いざ利用。
絶版本で読みたかった本を借りることにしました。
私は古書も購入するので状態は気になりませんが、
本を消毒(?)する機械も図書館にはありますね。

図書館利用を始めてまず良かったのは「期限があるから読む」ことでした。
期限がくるから読まないと!となり、読書量が少し増えました。

あと普段読まないような本を読むようになった
好きなジャンル以外は予算の関係で購入は難しく気になっていても読むことが
ありませんでしたが、図書館を利用してから読むようになりました。

そして、リサイクル本をもらえる
先日図書館でリサイクル市が開催され、入ってみたところ私の好きなジャンルの
本が多くあり、一人10冊の限界までいただいて帰りました。
(読みたいジャンルがマニアックというのは時に良いことです)

図書館のイベントに「本の福袋」というものを見つけました。
何だろうと思っていたらニュースになっていました。

冬休みに「本の福袋」、図書館のイベントが人気…意外な1冊との出会いが魅力(読売新聞オンライン)

冬休みは夏休みとはまた違うゆっくりした時間があるので、
お休み前に借りれば少し長く読む時間が作れそうです。
ここで思いっきり分厚い本にチャレンジするのも良いですね。

そうそう、気に入った本は手元に置きたいから買うのも大事です。
(お年玉を使うのに最適)

冬は読書シーズン。図書館で「これ面白そう」と
ピンときた本を借りて読んでみるのはいかがでしょう。

スタッフ:Sさん
究進塾受付スタッフ。
長くPCを使用した業務に従事。子供のころから本が大好きで、
休日は書店巡りや著者サイン会、読書会などに参加しています。
ミステリ小説や怪奇幻想小説が好みです。


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