前回のブログからあまりにも日にちが空いてしまい焦っているスタッフＳです。
今回はミステリ好き・本好きが集まる楽しいイベントをご紹介します。

私のミステリ好きの友人は自宅の蔵書が1000冊を超えるサイン本コレクターです。
彼女に出会うまでサイン本には特にこだわりはなく、ごくたまに参加したサイン会でサインを貰って満足
というくらいでした。
それが彼女からサイン本の情熱あふれる話を聞き、書店でサイン本を見かけることが増えるうち、
不思議とサイン本に興味がわき、今では「どうせ買うならサイン本」を合言葉に積み本が増えつつあります。

そんな私が心ときめくイベントがあります。
その名も「ミステリカーニバル」
（運営・星海社、場所：代官山蔦屋書店・今年の春はジュンク堂書店池袋本店）

元々はＳＦファン＆ＳＦ作家さんが勢ぞろいしトークイベントや大サイン会が催されるイベント「ＳＦカーニバル」が下地です。星海社の方が「ＳＦカーニバルのミステリ版をやりたい」と企画し、開催にいたります。
会場は代官山蔦屋書店。緑豊かで広々とした都会のオアシス的書店にミステリ作家さん約３０名ほどが集まり、入場無料・予約不要の大サイン会が開催されます。
別会場ではトークショーや星海社の新作発表会、作家さんとのチェキ撮影会など、その時々で楽しい企画が盛り沢山となっています。
年２回の開催で今年の秋はファストパスを購入すると色紙にサインを頂ける（ファストパス代は作家さんの交通費などに充てられます）夢のような企画が誕生し、たくさんの作家の方のサインの入ったオリジナル色紙が完成。
オリジナル色紙は私の宝物となりました。

憧れの作家さんに直接お話ができ、サインをいただけるというのはファンにはとても嬉しいものです。
対面はいつも緊張するので、ちゃんとお話ができるかなど毎回ドキドキしながら参加しています。
ファンもドキドキですが、デビューして初めてのサイン会という作家さんもおられ、お互い緊張ということもあります。ブースではオリジナルの冊子や名刺などを用意されている作家さんもおられます。
学生の頃からの憧れの作家さんにお会いした時の高揚感に浸りつつ、ミステリカーニバルの会場で初めて知る作家さんの作品を購入するのも楽しみになっています。

「ミステリカーニバル」の他にも本のイベントは様々あります。
書店独自のトークイベントやサイン会、出版社主催のイベント、ジャンル別イベント、図書館、読書会など形式は様々。
規模の大きさでは本の街・神田神保町で開催される全国から古書好きが集まる「神田古本まつり」や新刊書籍、出版社が集まり新刊書籍を販売する「神保町ブックフェスティバル」、全国規模の同人誌のお祭り「文学フリマ」（東京は参加者が増え、会場が東京流通センターから東京ビッグサイトに変わりました）なども有名です。

未知の新しい本に出会いたい、たくさんの本を見てみたい、作家さんと交流したい、などなど、ご自身の目的・時間・予算に合わせて、一度本のイベントに参加されてみてはいかがでしょうか？
お金がかかると思うかもしれませんが、読書は図書館などを利用すれば大丈夫です。
一人でもできる気軽な趣味として読書が加わるととても嬉しく思います。