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親子の対話のコツ
桜の開花宣言があり、そろそろ新生活がはじまったり新学期がはじまったりしますね。春先というのは、大人も子どもも予定調整をしないといけないことが多くなり、余裕がなくなりやすい時期です。
親子間で話し合わないといけないことなど多くなる時期でもあるのですが、親側も子ども側も環境の変化の多さで余裕がなく、思ったように話し合いが進みにくい時期でもあります。
私自身も高校3年生になる前に急遽進路を変更しているため、今までとの勝手の違いや情報量の少なさで困惑した経験があります。当時子ども側の私としては、自分の持っている最大限の情報で親と対話するわけですが、親側は情報がない状態で対話に挑んでいたりします。そうすると、持っている情報量の違いから話しが前に進まなくなり、途中で中断するしかない状態になってしまいました。
もちろん、これは子どもから親側だけでなく、親から子どもへの対話の提案をする時にも起こる現象だったりします。
今思えば、お互いが同じくらいの情報量を手にしてから、対話に挑めればいいわけです。しかし、授業のコース選択や進路選択などは、こちらのペースを待ってくれるわけではありません。
こんな余裕のない時期に対話をするコツについて、今回はお話しできたらいいなと思っています。そして、この対話のポイントは進路選択以外にも使えることなので、親子間での対話が上手くいかないなと思った時に使ってみてください。
① しつこすぎず定期的な雑談を行う
話し合いの大前提として、話す環境が整っているということが大切です。普段は大した会話がないにも関わらず、いきなり大切な話し合いからスタートではお互い力んでしまいます。親子なのに?と思うかもしれませんが、「最近はどんなことが好きなのか?」といった趣味を聞くような雑談からおすすめします。
相手の反応次第で、少し掘り下げて聞いてみるのも良いでしょう。思春期の子には、「そうなんだね。教えてくれてありがとう。」と返すのも良いでしょう。
② 話し合いたい内容の情報は可視化できるように整理する
コミュニケーションなのにと思うかもしれませんが、目に見えるようにしてあるというのは大切です。人間は耳と目の両方から情報を取り入れていますので、聞くだけ、見るだけでは理解しきれないことも多いのです。授業資料のように細かくする必要はありません。
(例)来年の進路について
・現在の希望
・オープンキャンパスの日程
・情報の集め方(いつ・だれ・どこ・どのように)
このように項目を作成し一緒に書きながら話していくと、整理されやすいという点と、話し合いの終わりが見えるので安心して行えます。
③ 自分の意見を伝えるときは、ぶつけるのではなく間に置くイメージ
話し合いが進むと、つい「なんで分かってくれないのだろう?」と思ったりしてしまいますよね。相手を傷つけるつもりはなくても、否定的な言葉で返してしまうこともあると思います。
気を付けることは、「あなたは○○だ。」と直接ぶつけてしまわないことです。コツとしては「今の話しを聞いて、私は○○だと思った。」という風に、双方の間に意見を置いておくようなイメージで話すことです。
普段とは違うコミュニケーションの取り方かもしれません。普段と違う方法だからこそ、見えてくることもあるかもしれません。ぜひ今年の春はコツを使って、親子の対話を行ってみてください。
【執筆者】犬童

究進塾のカウンセラー兼講師(看護学)
困ったときに話してみたいと思ってもらえたら嬉しいです。
色々なことに挑戦したりするのが好きなので、ゲームから登山まで多趣味です。



