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受験前に不安で落ち着かないあなたへ ― 今ここに戻るための3分ワーク
明けましておめでとうございます。新年を迎え、受験間近でゆっくりと過ごしにくかった方もいらっしゃるかもしれませんね。
私も受験生のころは、家に居たからって何かになるわけではないのに、なかなか外出できず、とにかく何かしないといけないと感じて不安でした。ちなみに、大学院の修士論文の時も同じパターンになり、大して進まないのに論文と向き合いながら正月を過ごしました。向き合うといっても、PCを見ているだけになっていたりします。自分の癖というのは、なかなか改善しにくいものですね。
今が不安でいっぱいの方も、まだ実感が持てない方にも、試験が終わって落ち着いた人も、今後のために不安との付き合い方を知っておいてもらえたらと思います。
実際に不安な気持ちになると、不安な考えというのは頭から離れていきにくいものですよね。例えば受験のことであれば、解けない問題があったらどうしようと思ったり、忘れ物をしたらどうしようと思ったりするかもしれません。他にも日常の中なら、友達に嫌われたらどうしようと思ったりするかもしれません。考えはじめると、頭の中を同じことがグルグルしていたり、心臓がどきどきしたり、なんだか調子悪いなと感じる人もいるかもしれませんね。
そんな時に、ぜひやってみてほしい方法です。
やり方は、目の前にある身の回りの感覚に集中してみて、ひとつずつ言葉にしていく方法です。実際に声に出してもいいですし、頭の中で唱えるだけでも大丈夫です。
例えば、今この文章を書いている私は、自宅の仕事部屋にいます。寒いので暖房をつけているのですが、暖房の風でカーテンがゆれたり、観葉植物の葉がゆれたりしています。そのため、この方法を行ってみると「暖房の風で、カーテンが揺れているな。あ、葉っぱも揺れているな。設定が少し強かったりするのかな。でも、少し部屋が暖かくなってきたな。暖房の音も少し小さくなってきたかな。」といった感じになります。
これの大事なポイントは、「今ここで起きていることに集中する」ということです。
人は考えていることを良い・悪いなど評価しがちです。そして、悪いと感じると回避しようとしてしまうのも当然のことです。これが、「○○になったらどうしよう。」の正体の1つだったりします。
このワークをやっている時も、不安になるようなことを考えてしまうと思います。
その時は無理に何かしようとせず、軌道修正していくのが良いです。
例えば、「暖房があたたかいな。友達から返事がないな。なんでだろう。それにしても少し喉が渇いてきたかな。水が口に入ったな。ちょっと冷たいな。」といったように行います。
落ち着くためのワークだったりするので、ゆっくりと深呼吸をしながら行うのがおすすめです。眠れない時に寝る前に行うのも良かったりします。
最初は上手くいかなくても大丈夫です。毎日3分程度でいいので、自分の不安を和らげるワークの練習をしてみませんか。大人になっても誰しも不安に感じる場面はあったりします。家族の方と一緒に行うのもいいかもしれませんね。その時は、実際に口に出さず、お互い頭の中だけで唱えるのをおすすめします。
【執筆者】犬童

究進塾のカウンセラー兼講師(看護学)
困ったときに話してみたいと思ってもらえたら嬉しいです。
色々なことに挑戦したりするのが好きなので、ゲームから登山まで多趣味です。



