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【司法書士試験】〜司法書士事務所への就職活動を考え始めた方へ〜
司法書士試験の本試験が終わって、早くも1か月ほどが経ちました。
試験の疲れも落ち着き、合格発表を待ちながら今後のことを考え始めている方も多いのではないでしょうか。
その中には、「司法書士事務所への転職・就職活動を始めよう」と考えている方もいらっしゃると思います。
今回は、そんな方に向けて、司法書士事務所への就職活動を進める際に知っておきたい方法やポイントについてお話しします。
司法書士業界は一般企業とは少し事情が異なり、求人サイトだけでは見つからない募集も少なくありません。
これからご紹介する3つの方法を押さえておくことで、自分に合った事務所と出会える可能性が広がるはずです。
① 士業向けの転職サイトを活用する
まず最初に活用したいのが、士業専門の転職サイトです。
一般的な求人サイトよりも司法書士事務所の求人が多く掲載されており、未経験者歓迎や受験生歓迎の求人も少なくありません。
事務所の業務内容や取扱分野、給与、勤務時間なども比較しやすいため、まずはどのような求人があるのか情報収集する意味でも登録しておくことをおすすめします。
また、転職サイト運営している会社にもよりますが、ひとりひとりにエージェントがつき、面接対策をしてくれる会社などもあります。
特に試験後は求人が増える時期でもありますので、こまめにチェックしてみると良いでしょう。
②受験生同士や予備校でのつながりを大切にする
意外と多いのが、人からの紹介による就職です。
同じ受験生仲間が先に事務所へ就職し、「うちで人を探しているよ」と紹介してもらえるケースは決して珍しくありません。
また、予備校の講師やスタッフが求人情報を持っていることもあります。
普段から勉強会や交流会などに参加し、人とのつながりを大切にしておくと、思わぬご縁につながることがあります。
司法書士業界は比較的狭い業界です。良いご縁は思わぬところから生まれることもありますので、積極的に情報交換をしてみましょう。
③気になる事務所へ直接連絡してみる
求人を出していない事務所でも、実は人材を募集していることがあります。
そのため、「この事務所で働いてみたい」と思える事務所があれば、直接電話をしてみるのも一つの方法です。
もちろん、募集をしていない可能性もありますので、「突然のお電話で失礼いたします。現在採用のご予定はございますでしょうか。」といったように、相手への配慮を忘れず丁寧に問い合わせることが大切です。
仮にその時点で募集がなくても、「今後募集する際には連絡します」と言っていただけたり、別の事務所を紹介してもらえたりすることもあります。
電話一本で道が開けることもありますので、遠慮しすぎる必要はありません。
最後に
司法書士事務所への就職活動は、「求人サイトだけ見れば十分」というものではありません。
士業向け転職サイトを活用すること、人とのつながりを大切にすること、そして気になる事務所へ勇気を持って直接問い合わせてみること。この3つを並行して進めることで、就職先の選択肢は大きく広がります。
就職活動も司法書士試験の一部だと思って行動してみてください。自分から一歩踏み出した人ほど、良いご縁に巡り合える可能性は高まります。
焦る必要はありませんが、試験勉強と並行して少しずつ情報収集を始めておくことをおすすめします。
【執筆者】K(イニシャル表記)

1994年生。現役の司法書士として事務所を経営する一方、究進塾の司法書士コースの講師も務めています。司法書士試験には、働きながらの兼業受験、そして勉強に専念した専業受験の両方を経験。1回目の受験では、わずか3.5点差で涙をのみましたが、その悔しさをバネに再挑戦。勉強期間1年10カ月で、2度目の挑戦で合格を果たしました。学生時代は勉強が苦手で、1日2時間も机に向かえなかったタイプ。それでも、自分に合った学習法に切り替えることで、大きく変わることができました。だからこそ、勉強が続かない、やる気が出ない…そんな悩みを抱える受験生にも、具体的かつ実感のこもったアドバイスができます。
趣味はランニングと筋トレ。皇居や代々木公園を走り、ジムで汗を流すことで、日々のストレスをリセットしています。「健全な精神は健全な肉体に宿る」という信条のもと、体を動かす習慣を大切にしています。
心に刻んでいる言葉は、漫画『ハイキュー!!』の登場人物の一節:
「俺を構築すんのは毎日の行動であって、“結果”は副産物にすぎん」
遠くに感じる合格というゴールも、振り返れば日々の積み重ねがすべてだったと気づきます。今日という一日をどう過ごすか――それが未来を決める。そんな思いで、受験生一人ひとりに寄り添いながら指導しています。



