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なぜ繰り返しが必要なのか

暑い日が続きますね。みなさんは、夏休みに入りましたか。

夏の暑さや匂いを嗅ぐと、中学高校と吹奏楽部の合宿に出かけていたことを思い出します。学校から楽器をトラックに積み込む大変さ、大型バスで先輩や同級生たちと乗り込む。
修学旅行とは違う雰囲気。合宿所では朝から走り込みをしたり、何度も同じ曲を練習したりして過ごしました。

受験生になってからは、他校の友人と朝から自習室で待ち合わせ。塾の自習室で友人と過去問を解いて過ごしました。休憩をとるときは、わざわざ一緒にコンビニに行ったりして。そんな友人は同じ大学に合格し、大学院も同じタイミングで受験し、同じ学会で発表するという10年以上の付き合いになりました。夏の匂いを嗅ぐと学生の頃の出来事を思い出します。当時は、大変な気持ちが多かったように思いますが、今では二度とない経験だったのだと思います。

楽しいことを繰り返すのであれば何ともないですが、大変なことを繰り返すのは辛いものがありますよね。これって、意味があるのかなんて思ったりすることもあるかもしれませんね。
もう十分だろうと思ったり、ぶっつけ本番だっていいじゃないかと思うこともありますよね。私は、本当に繰り返すのが苦手なのです。
ところでみなさんは、大切な試験や発表会、試合の時は緊張しますか。私は大人になってから緊張しやすくなったかもと思うことがあります。

この緊張した時に、人は一番慣れている行動をとると言われています。これをドミナント反応と言います。つまり、繰り返し練習してあると緊張した場面でも成功しやすく、練習が少ないと緊張した場面で失敗しやすいのです。

私は大人になってから圧倒的に繰り返しの練習が少なくなっているのかもしれません。そもそも苦手ですし。試験のために何度も問題を解いたり、プレゼンテーションの練習をしたりするということを、何とかなるだろうと手を抜いてしまいがちなのだと思います。

今までの人生経験で、何とかなっている部分を記憶してしまっているのですね。恥ずかしい思いをしたことも何度もあったはずなのに、喉元すぎればなんとやらってやつですね。
みなさんはもう夏休みの時期で、普段より時間に余裕があるかもしれません。楽しい思い出づくりも人生において大切なことではありますが、将来の大事な場面のための練習を繰り返しておくと、
本番に強い自分と出会えるかもしれません。

私も緊張しにくい自分と出会うためにも、繰り返し練習するという基本的なことに挑戦してみようかなと思います。

【執筆者】犬童

究進塾のカウンセラー兼講師(看護学)
困ったときに話してみたいと思ってもらえたら嬉しいです。
色々なことに挑戦したりするのが好きなので、ゲームから登山まで多趣味です。


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