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【司法書士試験】当日の注意点|実力を発揮するために意識したいポイント~Part2~
司法書士試験の当日に、実力を発揮するために意識したいポイントを紹介していきます。
(※この記事は、Part1からの続きです)
周囲の受験生を気にしない
試験会場には、直前まで難しい論点を話している受験生や、大量の教材を持ち込んでいる受験生もいます。
しかし、それらが合否を左右するわけではありません。他人と自分を比較しても得られるものは少なく、不安が増すだけです。
「自分は自分」と割り切り、これまで積み重ねてきた学習を信じることが大切です。
※できるだけ張り詰めた教室の内で過ごさず、外に出ることもおすすめです。筆者はお昼休みになったらそのまま席をはなれ、他の受験生が目に入らない会場の静かなところで午後の試験開始時間まで過ごしていました。
一つの問題に固執しない
午前・午後ともに、難問や見慣れない問題が出題されることや緊張で普段であれば解ける問題が解けない場合があります。
そのような問題で時間を使い過ぎると、本来得点できる問題を落としてしまいます。
迷った問題は一旦印を付けて後回しにし、まずは確実に解ける問題から得点を積み重ねることを意識しましょう。
午前の出来を引きずらない
司法書士試験では、「午前が難しかった」「思ったように解けなかった」と感じる受験生は毎年少なくありません。
しかし、自分だけが難しかったとは限らず、多くの受験生が同じように感じています。
試験終了後に答え合わせをしたり、周囲と感想を話したりするのは避けましょう。午後の試験に集中することが、結果として最も得点につながります。
最後の一分まで諦めない
終了間際になると焦りが出ますが、最後まであきらめずペンを動かし続けること、見直しをすることが大切です。
司法書士試験では1点や0.5点で数年合格ができない受験生がとてもたくさんいます。
あきらめずにマークしたその1問が、ペンを走らせたその記述の最後の1枠が、合否を決めた話を毎年毎年耳にします。
マークミスや問題番号のずれは、それまでの努力を無駄にしてしまう可能性があります。特にマークシートは、解答欄がずれていないかを必ず落ち着いて確認してください。
また、記述式では、記入漏れや誤字脱字、申請人・登録免許税・添付情報などの確認も重要です。最後の数分でミスに気付くケースは決して珍しくありません。
おわりに
司法書士試験は、知識だけではなく、当日のコンディションや時間配分、精神面のコントロールも重要な試験です。
当日にできることは限られています。だからこそ、新しいことを増やすのではなく、これまで積み重ねてきた学習を信じ、平常心で臨むこと、そして自分が平常心で挑める環境や条件を整えることが何より大切です。
試験本番では、「完璧を目指す」のではなく、「合格に必要な点数をひとつひとつ確実に積み重ねる」という意識を持ってください。皆様がこれまでの努力を存分に発揮し、合格を勝ち取られることを心より願っています。
【執筆者】K(イニシャル表記)

1994年生。現役の司法書士として事務所を経営する一方、究進塾の司法書士コースの講師も務めています。司法書士試験には、働きながらの兼業受験、そして勉強に専念した専業受験の両方を経験。1回目の受験では、わずか3.5点差で涙をのみましたが、その悔しさをバネに再挑戦。勉強期間1年10カ月で、2度目の挑戦で合格を果たしました。学生時代は勉強が苦手で、1日2時間も机に向かえなかったタイプ。それでも、自分に合った学習法に切り替えることで、大きく変わることができました。だからこそ、勉強が続かない、やる気が出ない…そんな悩みを抱える受験生にも、具体的かつ実感のこもったアドバイスができます。
趣味はランニングと筋トレ。皇居や代々木公園を走り、ジムで汗を流すことで、日々のストレスをリセットしています。「健全な精神は健全な肉体に宿る」という信条のもと、体を動かす習慣を大切にしています。
心に刻んでいる言葉は、漫画『ハイキュー!!』の登場人物の一節:
「俺を構築すんのは毎日の行動であって、“結果”は副産物にすぎん」
遠くに感じる合格というゴールも、振り返れば日々の積み重ねがすべてだったと気づきます。今日という一日をどう過ごすか――それが未来を決める。そんな思いで、受験生一人ひとりに寄り添いながら指導しています。



