究進塾

インタビュー

INTERVIEW

中光様 弁理士試験選択論文合格インタビュー①

お名前

中光 様

合格した試験

弁理士試験選択式論文式試験

受験した年度

2025年度

インタビューQ&A

並木:今回受験した試験はどんな試験になりますか。

中光::私が受けた試験は「弁理士試験」という試験で、全部で4つの試験があります。今回、川路先生にご指導頂いたのが3つ目の「選択論文式試験」です。選択論文は、大学院卒であれば免除申請をすることができるのですが、私は大学卒のため受験する必要がありました。選択論文は、主に理系科目の中から1つを選択して受験するのですが、元々化学系出身だったということもあり、有機化学を選択することにしました。

弁理士とは?弁理士試験とは?
そもそも、弁理士とは一言で表せば「“知的財産に関する専門家”
特許・実用新案・意匠・商標などの出願の代理を行ったり、知的財産についての頼れるパートナーのような存在です。
弁理士になるためには、「弁理士試験」に合格する必要があります。試験は、「短答式筆記試験」「論文式筆記試験(必須・選択科目の2種類)」「口述試験」と3段階に分かれています。
今回インタビューした中光様は「論文式筆記試験」の中でも、選択論文の対策で受講されており、見事選択論文に合格されました。
弁理士の最終合格率は例年6~9%となっているため、きちんと対策をすることが必要です。
(*東京リーガルマインド「弁理士とは?(試験情報・仕事内容)」、*日本弁理士会「弁理士とは」より引用、編集。)

 

入塾のきっかけと体験授業の印象

並木:一番最初に当塾を見つけたきっかけというのはどういうところでしょうか。

中光:4年前ぐらいから、自分で勉強はしていたのですが、去年の選択論文試験で残念ながら不合格になってしまい、1人で勉強するのは厳しいということで、インターネットで塾を探し始めました。
最初は「社会人 塾 理系」などのキーワードで検索をしていました。ほとんどが高校生・大学生向けの塾ばかりでしたが、たまたま究進塾さんのホームページを見つけまして。「大人の学び」についての紹介ページを拝見しまして、もしかしたらご相談に乗っていただけるんじゃないかということで、駄目もとで問い合わせをさせて頂きました。

並木:そういう経緯だったんですね。実際、面談などは無く、いきなり川路先生の体験授業だったと思うんですけれども、そのときの感想を教えてください。

中光:オンラインなので直接お会いできなかったのですが、画面上でお話した際に、先生のお人柄がすごく良さそうと感じました。「この先生に教えていただければ、合格できるんじゃないか」と直感的に思いましたね。
体験授業では、ペンで色分けしてご説明してくださいました。文字も大きく見やすかったですし、オンラインによる弊害はあまり感じなかったですね。

並木:授業を進めていく中でどの辺が良かったと思いますか?

中光:有機化学ほぼ初心者の自分に対しても、すごく噛み砕いて説明をしてくださったところが良かったです。また、授業の途中でも理解が追い付いていないと感じたら、一旦解説を止めて、もっと基本的なところを解説してくださったのが、私にとってはとても良かったです。

並木:川路先生に質問なのですが、最初の体験授業のときはどんな印象でしたか?

川路 :基礎的な概念っていうんですかね。そういった部分がところどころ抜けてるというか、忘れてまだ思い出せていないんだろうなという部分がちらほら見えました。そこを埋めながら、中光さん自身のモチベーションであれば、合格ラインには行けるんじゃないかというのは感じていました。

並木:ちなみに川路先生ご自身、選択論文の指導は初めてでしたか?

川路 :初めてです。

並木:過去問をご覧になって、大体このぐらいのレベルかっていうのを見定めて、そこにどのぐらいの距離があるみたいなところから指導をしていったわけですか。

川路 :そうですね、何となくですけどね。
先ほど試験の免除になる基準として「大学院を出られた方」っていうのがあったと思うんですけど、過去に大学院受験の学生を指導した経験があって、問題傾向としては大学院受験の入試レベルだったんですね。
なので似たようなレベルまでいければということで、大学で習う基礎事項を一つ一つ積み上げていって、自分自身で考えが組み立てられるようになれば、合格にたどり着けるだろうと思っていました。

指導にあたり工夫したところ

並木:川路先生が指導するにあたって、工夫した点はどのあたりにありますか?

川路 :問題をちゃんと正答していくことが大事なのは大前提で、それをどう叶えていくかというときに、一連の化学反応を”動画”として頭でイメージしながら理解していくのが大事だと思っています。
動画は細かく言えば、写真のコマ送りとも考えられます。そのようにイメージしていくにあたって、写真の一つ一つ、大事なところが場面ごとであると思うんですよ。その大事な場面で、「この部分がキーポイントなんですよ。そこの部分が今抜けてるからちょっとつまずいてるんですよ」っていうような感じで、一つずつコマを作っていって、要所要所を伝えていきました。後々自習される際に、スタートからゴールまでの不足分をご自身で埋められて、成果にたどり着けるようにというイメージで工夫していました。

並木:そのあたりは中光さんも授業を受けていて感じられましたか。

中光:今お伺いして、確かに、と思いました。視覚的にすごくわかりやすかったので、復習もしやすかったです。

並木:スライドみたいなものを作っていたんですか?

川路 :スライドを元々用意していたということではないのですが、A4用紙に、足りない部分はここだなとか、聞かれた部分っていうのをかいていって絵にして、ここの部分がこうであるという説明をしていました。

並木:なるほど。授業の後にファイルを共有するみたいな、そういう感じなんですかね?

川路 :はい。動画も録られていたので、その動画を使って復習されたんですよね。

並木:それが結構役に立った感じですか?

中光:はい、とても役に立ちました。

並木:わからない問題は事前にメールでお伝えして頂いたのでしょうか?

川路 :そうですね、はい。

並木:結構専門的な内容だから、準備も大変だったんですかね。

川路 :はい。ものによってはそういう部分もありますね。すぐに答えられるものもありましたが、結構差がありましたね。実際にこの問題がわからないっていう問題文だけを出してもらうんじゃなくて、(中光様が書いた)実際の回答も送ってもらいました。
そうすると大体どこでつまずいているのかが把握できるので、その回答をA4サイズで印刷したものを使いながら、「この部分は~」というような感じで、ペンで書きながらやっていました。

並木:どの問題をやるかは、中光さんがご自身で解いて、つまずいたところを先生に送るんですか?

中光:はい。

並木:なるほど。

指導にあたり苦労したところ

並木:先生が指導するにあたって苦労したところは何かありますか?

川路 :試験全体の出題範囲全体を全て理解するのが厳しいことは、当初から互いに意見が一致していたんですよね。大学の学部3年間でみっちり学ぶものを、1年間でってなると結構厳しいよなっていう部分もありましたよね。

中光:そうですね。

川路 :苦手な部分はなるべく避けられるようにしながら、そうでない部分でなんとか合格点をもぎ取ろうと方針を決めました。でも何かあったときに、苦手な部分といって諦めてる範囲であっても、少しでも部分点を取ることができるんじゃないかって。諦めるにしても、このラインまで教えた方がいいのかなとか。そういうところで結構迷いましたね。

並木:なるほど。

川路 :確実に合格ラインに届くように、保険として欲しいという部分はありましたね。

並木:そこの最後の戦略的なところも一緒に相談に乗ったんですかね?わからないポイントだけではなく、どう合格点を取るかみたいな。

川路 :そうですね。

中光:さっきおっしゃっていた部分点っていうところは、自分1人ではさじ加減といいますか、どこまで深くやっていったらいいのか難しいところがありました。回答するプロセスの、最初のきっかけみたいなところを教えていただいたのがすごく大きかったなと思います。

並木:問題は論述系なんでしたっけ?

中光:はい。選択論文なので一応文章で説明します。

並木:なるほど。だから、ある程度このぐらいは書けるから書きましょうみたいなことですよね。それはかなり専門性が高い内容になりますもんね。

川路 :会話で理解してるんだなとわかっていても、実際に文字起こしをしてみて、答案として出しましょうとしたときに、その回答だと採点者にとっては三角だったり、丸まではいかないかなというので、ここはこう書いた方がいいとかいうのはありました。最後の方ですよね、そういうのは。

中光:そうですね。本当に自分で過去問を解けるレベルになってきたぐらいから、実際に試験の解答用紙の模範的なものを自分でちょっと書き起こしてみて、見ていただくっていうのを何回かやってました。たしか追加授業のときだったと思います。本当に直前に。

並木:それまでは、基本的に題材は過去問ですか?

中光:はい、過去問中心です。ただ本当に何もかも忘れてるような状態だったので、本当に基本的なところから。

並木:さかのぼってやっていく?

川路 :運が良かったのはあれですよね。なんかこの問題って、この本から出てきてないか?っていうのがあったんですよね。(笑)

並木:使っている教材からですか?

川路 :そうなんですよ。本当に使っている化合物から問題の文章というか、答案まで一緒で。そういうのがたくさんありまして。

並木:へえー!この教材は元々中光さんがお持ちだったものですか。それとも授業の中で先生がおすすめしたんですか?

中光:私は元々教科書で勉強してたんですけど、挫折しまして。この「ベーシック有機化学」という教材をご紹介いただいたんですけど、これが全範囲網羅していて。

並木:結構わかりやすく基礎から?

中光:「過去問が教材のここから出てる」っていうところに付箋を貼って、そこを中心に読んでいました。先生からこの教材をご紹介いただいて本当によかったです。

並木:それがすごく役に立ったんですね。先生ご自身が使ってたわけではないんですね?

川路 :ないんですよね。いろいろ教材を探してて気になってはいて。そしたら「あれ!?この問題って」って。

中光:もうまんべんなく出てるんですよ。山を張るのもやっぱり難しくて、だからこれは全体を薄く広く学ぶのにはすごく役に立ちました。

川路 :本当によかったです。

並木:そっかそっか。じゃあこれが一番やり込んだ教材っていう感じですかね?

中光:はい。

並木:なるほど。