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こんにちは。究進塾 編集部です。

2024年の夏ごろから、「本を読む楽しみをもっと身近に感じてほしい」という思いから
先生方やスタッフのおすすめ本紹介コーナーを設けています。
前回はスタッフSさんのおすすめ本を紹介しました。
究進塾きってのミステリーラバーSさんはどのおすすめ本に対しても熱量が高く
そのコメントも、読めばあなたもきっと「読んでみたい」と思うはずです。
まだブログを読んでいない方は、是非覗いてみてください。

さて、今回はスタッフMさんのおすすめ本を紹介します。
普段はそこまで本を読まないらしいMさんですが
個性豊かな4冊を持ってきてくださいました。

 

『人は、なぜ他人を許せないのか?』中野信子氏(脳科学者)

「たまたまみかけたポストの内容が許せない」
「赤の他人なのになぜこんなにみんな攻撃しているんだろう?」
そんな疑問を脳科学の観点から解説してくれる本です。
もしそういった感情に振り回されている方がいたら
「そもそも人間はそういうものなんだよ」
ということを客観的に知るきっかけになるかもしれません。

『さみしい夜にはペンを持て』
古賀史健氏 絵:ならの

”うみのなか中学校”に通うタコジローが
ヤドカリおじさんに出会い「日記を書く」ことを通じて
新しい自分を見つめていくお話です。
イラストがたくさん入っていて
絵本のような感覚で読めるのもおすすめです。

『ノッキンオン・ロックドドア』青崎有吾氏

2人の探偵が謎を解いていく
ライトなショートショートミステリー小説です。
(ドラマ化もされていましたが印象はだいぶ違う気がします。)
普段あまりミステリー小説を読まない方や
短い時間でサクッと読みたい方におすすめです。

『天国はまだ遠く』瀬尾まいこ氏

「仕事も人間関係もうまくいかず、死ぬつもりだったが死にきれなかった」
そんな不穏な状態から始まる物語ですが
なぜかさらっと読めてしまいます。
自然が豊かだとか、人が優しいだとか…
小さな温もりが散りばめられていて
そんなに肩ひじ張って生きていかなくてもいいんだよ
と教えてくれる本です。

私はたまにパケ買いならぬ、装丁買いをしてしまうのですが
今回だと2冊目が特に素敵で思わず手に取りたくなってしまいますね。

本も電子化が進む今日この頃ですが
本屋さんに入って実際に手に取りながら選ぶというのは
やはりたまらないものがあります。
それこそ、装丁買いをしてみたり、知らない作家さんと出会えたり。

なんとなく気になる、と思った本は1ページ目の数行だけ読んで
ビビッと来るかどうかで私は購入を決めています。
例えば、そこに書いてある情景が頭の中で鮮明に想像できたり
感情の例え方が好みだと、読んでみたい!と思うんですよね。
少しだけ読ませていただくと、その作家さんと自分の感覚が合うかどうか分かるので
そういう直感的なものも頼りにしながら本を選んでいます。

部屋のスペースの都合だったり利便性から電子書籍で読むこともありますが
デジタルデトックス、と切り替えて紙の本をじっくり読むのは
その世界にどっぷり浸かることが出来て、気分転換にもなるのでおすすめです。

ああ、また長くなってしまいました。
皆さんも気になるものがあったら、ぜひ読んでみてくださいね。

次回は、究進塾で数学の先生として大活躍中の
新井先生のおすすめ本を紹介いたします。

 

究進塾 編集部


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