究進塾

インタビュー

INTERVIEW

永島先生 講師インタビュー

どんな生徒を担当してきましたか?

最近の生徒さんはほとんどが大学生以上を教えており、大学補習のコースを多く担当しています。
中でも、薬学部の生徒さんが一番多くて、理工学部の生徒さんも引き受けることがあります。
特に、慶應義塾大学の生徒さんと、各薬科大の薬学部の生徒さんを受け持つことが圧倒的に多いです。
そして、各大学の大学院入試についても担当しており、科目としては、大学院レベルの物理・数学・化学、そして一部生命科学を担当して対策したことがあります。

指導スタイル・指導の中で大切にしていること

まず、その生徒さん自身が既に持ってる力を引き出してあげることを大切にしています。
「今のままでは解けない、単位が取れない」と感じている生徒さんは多いのですが、そうではなくて、自分の今持ってる力でこうやって解くことができるよ、そんなに難しいことや新しく何かを覚えなくても、こんな難しい問題も解けるんだ、という点を引き出すように教えています。

宿題などについては細かい指示はせず、大きな目標設定を調整していくことを大事にしているので、指示されたことしかやらないみたいな生徒さんは、ちょっと向かないかなと思います。
ですが、がむしゃらにでも何かはやっている、単位は全然取れないけどこういうことはやってみたとか、自分で何か努力した形跡がある生徒さんには、私の指導スタイルがハマるんじゃないかなと思います。
上手でなくても努力をすることが癖づいている、習慣化している生徒さんの場合は、大抵その努力の方向を軌道修正してあげることで、自然と合格できる方向に向かっていく、となることが多いですね。

宿題の量

宿題を全く出さないわけではないですが、基本的には課題を設定しないと言った方がわかりやすいかもしれないです。
それは、短期目標ではなくて、長期目標を大事にして指導を行っていることが関係してきます。
単位を取りたい生徒さんにとって一番大事な時期は、やはりその定期試験直前の時期ですよね。
その期間で出来るだけたくさんの対策を吸収できる土台を、試験期間が迫っていないときに作っておく必要があります。
まず、試験が差し迫っていない授業の中では、生徒さんが既に持っている力を使って色々な問題を解いてみたり、自分が問題を解いてみせるので着いて来れるかやってみよう、といったことをひたすら繰り返します。

宿題というより、何か大きな目標を作ってそれだけ指示しています。
例えば、「試験までに過去問を一周する」といったものであれば、過去問をいつまでに解ききれば良いという話だけをして、細かい指示は毎週そこまで出しません。
大きな目標を作ってあげて、そこに向かって生徒さん自身にやってもらい、それがうまくいっていれば特に何も指示しない、というスタイルでやっています。

印象的な生徒さんのエピソード

大学補習コースだと、何回履修しても自分ではどうやっても全然単位が取れない、ということで塾に相談される来る生徒さんがたくさんいました。
そういった生徒さんは受講し始めても、なかなか「半年で全部の単位が取れる」ような成長ができないことが多かったです。
ただ、今まで全く歯が立たなかったような、絶対に取れないと思っていた科目が1つ、2つと単位が取れたりするんですね。
そうなってくると、生徒さん本人の試験対策の姿勢も急激に変わってきて、その結果全部単位が取れるようになったという生徒さんをたくさん見てきました。

受講を検討している方へのメッセージ

「単位を取れる気がしない」「何回履修しても単位が取れない」といった、何かつまずきがあった方は、是非一度どんな形でもいいので、とにかく体験授業を受けてみることをおすすめします。
体験授業を受けてみることで、やっていけそうという感じがあるかどうかなど、そこで感じられることも多いと思いますので、少しでも前に進むきっかけにしていただければ嬉しいと思っております。