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5月13日、晴れ。最高気温25度、最低気温15度。今日はカラッとしていて、特別心地がよい。こんな気持ちのよい天気は一年に何回あるだろうか?少なくとも僕の主観では、今年始まって以来、最高の天気かもしれない。ただ、朝起きたばかりの6時過ぎは雲がかかっていた。そこでふと思う。人間の気分や感情も天気と同じようなものかもしれない。やまない雨はないのと同じで、怒りやショック、辛い感情がずっと続くことはない。日々生きていれば、これからも当然ストレスがかかる瞬間はあるだろう。でも、それは時間とともに収まって行く。
最近読んだアンガーマネジメントの手法で、こんなことが書いてあった。
「怒りやショックも、こう考えるとよい。自分の目の前に川が流れている。そこに怒りやショックという感情が流れている。今は目の前にいる。が、それはやがて遠くに去っていく」
何を隠そう、僕自身の子育てでもこの手法は使わせてもらっている。
うちの子は嫌なことがあると感情を爆発させる。それが人間の本能なのだろう。
そんなときに、「今怒りが目の前にあるね。でもそれがほら、遠くに行くよ」と伝える。
肝心の効果は、たまに効くこともある、というぐらいだけれど・・・
ネガティブな感情は、避けられるのであれば避けつつ、食らってしまった場合は過ぎ去るのを待ち、ポジティブな感情が来たときは、それを慈しむ。
大人になるにつれて、そうやって感情を少しずつコントロールすることを覚える。
今書いていて思いついたのは、これは「波乗りゲーム」のようだ。ポジティブな感情の波にはできるだけ乗っかり、ネガティブな感情の波にはできるだけ乗らないようにするゲームのよう。
どういう時にその感情が来やすいのか、を自分で把握しておくと、メンタルを安定させながら過ごすことができる。
では、ポジティブな感情はどのような時に訪れるのだろうか?
僕の個人的な意見としては次の瞬間だろうか。
・今日のような特別良い天気を感じられたとき
・感動するような美味しいものを食べた時
・誰かに感謝されたとき
・家族や親しい人との会話で共感したとき
・家族や親しい人に祝われたとき
・読書や映画などの芸術作品に触れて、心揺さぶられたとき
・旅先で、素晴らしい景色や思いがけない体験をしたとき
逆にネガティブな感情はどのような瞬間に訪れるのか?
・誰かに、理不尽と思う要求をされたとき
・ルーティンが崩されたとき
・混雑した環境に身を置いたとき
・大勢の初対面の人に会う時
・近くに怒っている人がいるとき
感情が動くポイントは人それぞれ異なるはずだが、自分のポイントを把握することはとても大切だと思う。
ちなみに、このようなことを考えることになったきっかけは、「感情はすぐに脳をジャックする」(佐渡島庸平と石川善樹)という本を読んでからだ。この本のおかげで、自分の感情を認識することに目を向けるようになった。
今回はいつになくとりとめもない文章になってしまったけど、このテーマは普遍的なので、中高生はもちろん、子育てしている親御様にも役立ててもらえたら嬉しい。