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こんにちは。究進塾 編集部です。
今回は、総合型選抜のプレゼンテーション試験について、特に「話し方」について解説します。

はじめに
こちらの記事は、究進塾の講師、尾川直子先生の解説動画を参考に、解説しています。音声を聞ける環境の方はぜひ動画をご覧頂き、尾川先生の講義の雰囲気を掴んでいただければと思います。

動画紹介
【究進塾】大学受験対策チャンネル 「【総合型選抜-プレゼンテーション】人前で大きな声で話すコツ!」(所要時間: 3分19秒)

尾川直子講師

株式会社熊本放送に総合職として勤務し、アナウンサー、ディレクター等を経験。その後、2003年から大学受験、医学部受験等の面接、小論文の講師として活躍中。

大きな声を出すには

プレゼンテーション試験では、大きな声で話すことが求められます。大きな声がなかなか出ない人には「腹式呼吸」を勧めています。腹式呼吸による発声は聞き取りやすく、長時間話しても疲れず、1回の呼吸で多くの情報を伝えることができます。
腹式呼吸の練習方法

①手をお腹に当てる。

②鼻から息を吸って、お腹が硬くなることを確認。
※お腹が硬くならないと、息がお腹に入っていません。

③口から息を吐く。
お腹が柔らかくなって凹んでいくことを確認する。

このように、鼻から吸って口から吐くのが腹式呼吸です。

そして息を吐くときに、声を乗せていきます。鼻から吸って「あーーー」と少し高めに発声するといいです。これが腹式呼吸による発声です。

滑舌の練習方法

次に滑舌を良くする練習をご紹介します。「あいうえお」の音を出すときの口の形は、ご覧の通りです。
「ア」 口を大きく開く
「イ」 口を横に引っ張る
「ウ」 唇をすぼめて前に突き出す
「エ」 「ア」の形より口を横に広げる
「オ」 「ア」の形より縦長に少しだけすぼめる
この口の形をマスターした上で発声をするのですが、「あ、い、う、え、お」ではなく「あ、え、い、う、え、お、あ、お」の順番で発声してみましょう。
「あ、い、え」は口を横に開けますが、「う」と「お」は縦に開けるため、横開け、縦開けが繰り返され、良い練習になります。これをと長めに発声したり、スタッカート気味に発声したりして練習します。
そのうち、それぞれで音を出すための口のポジションが決まってくるので前の音と次の音が癒着せず、滑舌が良くなっていきます。そして、か行、さ行など、他の行でも練習してみましょう。
滑舌練習のポイント

いろいろな音を出していくうちに、自分が出しにくい音や行が分かってきます。その音や行を、他の音や行よりも多めに練習してみると、出しにくい音が減ってきます。「おいしいご飯は米の粒が立っている」と言いますが、発声においても音の粒が立っていることを目指していきましょう。

ただ、ほとんどの大学受験生がアナウンサーや声優を目指すわけではありません。この練習は声が小さい人や滑舌が気になっている人だけで十分です。

すでに大きな声を出せる人は、プレゼンテーションの内容や構成の方に力を入れて準備しましょう。

次回もプレゼンテーション対策についてお伝えします。

おわりに

尾川講師の授業では、志望理由作成、小論文対策、面接対策などを行っています。対策にお悩みのある方、受講にご興味のある方は「無料体験授業をご希望の方」からお気軽にお問い合わせください。

究進塾 編集部


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