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こんにちは、究進塾OBの佐藤慧一です。
今回は早稲田から留学に行くまでの流れについての後半の記事になります。①の記事をまだの方は是非そちらからご覧になって下さい!
※注記
この流れは1年間の交換留学(EX-R; Exchange Programs-Regular Academic Programs)に行くという一番オーソドックスなスタイルを前提としています。
短期留学の方はあまり参考にならないかもしれません。ご承知おき下さい。
⓪留学フェアに参加 ①英語試験の受験 ②学内選考 ③留学先大学の審査→ここでやっと正式に交換留学生として認定 |
今回は②と③についてお話します。
②学内選考
英語試験の要件を突破したら、ここが最大の山場です。
実は③はほとんどの生徒が通ります笑
1. 志望順に1~10まで希望大学を記入。
・なるべく満遍なく希望大学を選ぶ
ランキングが高かったり、人気な大学ばかり選んでしまうと最悪の場合“全落ち”の可能性があります… 少なくともここなら受かる!という滑り止めをいくつか押さえておきましょう
・希望大学は必ず10番目まで記入
友達の中には1~3番目までしか選んでいないという人もいました。その友達は「そこしか行きたくない!行けないなら留学できなくても良い」という人でした。しかし、その大学に余程の思い入れがない限り、めちゃくちゃリスキーなので絶対にやめましょう。全落ちした場合、留学が一年先送りになってしまいます。
2. 前年度の中間発表をチェック
このリストを見ることで去年どれくらいの人がどの大学にどの志望順位で出しているのかが分かります。参考にすることである程度倍率やその大学の人気度がつかめます。意外と知らない人が多いので見ることをお勧めします!
※出願状況中間発表(2023年度版)
3. 志望動機書を書く
留学の動機、大学の志望動機の二つが求められます。以下は実際に僕が書いたものです。かなり個人的な内容のため恥ずかしいのでモザイクをかけています!
志望動機書の書き方
以下は様々な記事をもとに作成した志望動機書の流れです。
全て抑える必要はありませんが、これをもとに書けば相当高評価が貰えるはずです。自分の場合は志望順位一位だったNTU(nanyang technological university)に見事合格出来ました!
1 留学の目的 ・具体性 ・社会貢献性 2 その目的を持った理由/きっかけ ・個人的な体験/経験(本/ボランティア) 3 目的達成のために留学が必須な理由 ・留学でしか達成できない理由 4 留学中に取り組みたいこと ・留学した先で受けたい授業 ・具体的な計画 5 その国/大学でなければならない理由 6 留学までに取り組むこと ・勉強したい分野の本を読む/語学力を上げる… 7 留学の経験を活かしてどのように社会貢献するか 自分の関心のあるテーマと社会問題との接点を探し、それを解決するための方法を記載する |
留学先大学の審査
学内選考さえクリアしてしまえば、ここは正直楽勝です笑
気をつけることは
・1年生の秋学期のG P Aが低くなりすぎないこと
・常にメールをチェックして大学からのメールに注視しておくこと
くらいです。
1.1年生の秋学期のGPAが低くなりすぎないこと
たとえば自分の場合、春学期のG P Aが留学換算で3.6でした。NTUの要件は3.0以上です。春学期時点では要件を満たしていますが、もし秋学期で1.0なんてスコアを叩き出したらアウトです笑 まあ、今回の例では留学換算で2.4つまり約GPA2.0を超えていればOKなので普通にやっていれば大丈夫です。
*ちなみに留学換算とは早稲田のGPAの算出方法とは異なる計算を用いた換算方法のことで以下のような違いがあります。
2.常にメールをチェックして大学からのメールに注視しておくこと
ごく稀に大学の要件が変わることがあります。友達の友達の話では、急にIELTSの要求スコアが上がってしまったらしく、学内選考では受かっていたのに留学先大学の審査で落ちてしまったという最悪のケースを聞きました。こんなことは滅多にありませんが、万が一に備えて常に情報はチェックしておきましょう。
以上が正式に交換留学生として認められるまでの流れです。
ここまで長かったですが、最後までご拝読頂きありがとうございました!
執筆者:佐藤慧一(さとうけいいち)さん
2023年入試において早稲田大学人間科学部に合格を果たした究進塾の卒業生。
巣鴨高校卒で、塾長の後輩にあたります。
聡明さとたくましさを兼ね備えたナイスガイです。