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私が大学に入ってよかったと感じる理由の一つに、自分の世界が一気に広がったということがあります。大学生は高校までと違って、サークルやアルバイトなど、クラス以外にも参加できるコミュニティの選択肢が一気に増えます。また、学べる学問の幅も大きく広がります。失敗を恐れず新しい世界に飛び込んで、経験を積む場を広げると、より大学生活が実りのあるものになるのではないでしょうか。

具体的に「視野を広げる」とは何か。私が大学生活を通して実践した視野を広げる方法について、三つご紹介致します。まず一つ目はサークル活動です。これは、いくつか入ってみることをおすすめします。大学では、掛け持ちすることも、途中で辞めることも珍しくありません。私は運動系と文化系で合わせて3つ入り、2年生に進級するタイミングで2つに絞りました。サークルによって雰囲気や学べることが全く違うので、いくつか入っておいた方が、視野が偏らないのではないかと思います。サークルに限らず、NPOの学生ボランティアや長期インターンに参加してみると、さらに知見が深まるでしょう。

二つ目に、専攻分野と異なる分野の授業も履修してみることもおすすめです。これは、進学する大学、所属学部によっては難しい場合もあるかもしれませんが、ぜひチャレンジして欲しいです。大学にはあらゆる分野で面白い研究をしている教授が多く在籍しています。聴講という形でもよいので自分の専門外の話も聞いてみると、直接は関係していなくても研究手法が参考になったり、自分の日常生活が様々な学問によって支えられていることに気付いたり、新しい発見があるかと思います。

三つ目に、自分が暮らしてきた地域と離れた所で暮らす人との交流です。私はずっと関東で暮らしてきましたが、全国の大学生が集まるイベントへの参加等によって地方の友達と知り合い、同じ日本でも多様な生き方があるのだと驚きました。また、海外研修や短期留学によって、多様な価値観に触れ、自分は世界のほんのごく一部で生きていたと実感しました。将来のライフプランを考える上でも、色々な場所での生き方を知ることは選択肢を増やすよいきっかけになるでしょう

最後に、社会に出てからコロコロと職を変えて渡り歩くことは難しいでしょうが、学生のうちは自分の興味関心に合わせて、何でも挑戦できる絶好のチャンスです。大学生として大学で学業を修めるだけでなく、さらに活動の場を広げて、自分の引き出しを増やしてみてはいかがでしょうか

スタッフ:YUKA

2017年6月より究進塾スタッフ。大学での勉強はもちろん、課外活動にも一生懸命なパワフルさを持っています。座右の銘は「順境に驕らず、逆境に怯まず」。サークルでは合気道に取り組んでいます。

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